"レガシィツーリングワゴン"は、「伝統」を意味する車名を得た、スバル初の本格ステーションワゴンです。セダンとともに、シリーズで大ヒットし、スバルブランドを世界に知らしめた名車でもあります。
Contents
- Page1
-
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)とは
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)最大の特徴は「フルタイム4WD」
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその1:水平対向エンジン
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその2:希少価値が高いFF仕様
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその3:ドライブを快適にするアイテム
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその4:大幅なエクステリアデザイン変更を施した後期型モデル
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその5:スポーティグレード「GT」
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)の中古車相場
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)の維持費
- スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)スペック紹介
- まとめ
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)とは
レガシィは、スバル(当時・富士重工業)
スバル1000に始まり、
優れた技術が多数注ぎ込まれたレガシィは、
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)最大の特徴は「フルタイム4WD」
BF型レガシィツーリングワゴンが持つ最大の特徴は「
普通乗用車「レオーネ」で実績を積んできたフルタイム式4WD(
特に、オートマチックトランスミッション(AT)
車速やアクセルペダルの使用具合によって、コンピュータによる電子制御が
現在、スバルでラインナップされている「シンメトリカルAWD」
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその1:水平対向エンジン
Photo by crash71100
BF型レガシィツーリングワゴンでオススメしたい1つ目のポイン
「EJ」型エンジンは、1966年に登場した乗用車「 スバル1000」より採用されてきた「水平対向レイアウト」 を引継ぎ、開発されました。
エンジン内シリンダーを水平に向い合せで配置し、 重心を低く抑えることで振動を防ぐ強みを持っています。
モデル初期では1.8リッター(1800cc)、2リッター( 2000cc)自然吸気エンジンをラインナップ。
のちにターボチャージャー搭載モデルも追加されます。
2リッター+ターボチャージャー仕様の最高出力は220馬力。
屈指の実力を持つ「フラット4」、「ボクサー4」 は、信頼性の高いエンジンです。
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその2:希少価値が高いFF仕様
初代 BF型ではFF(フロントエンジン・前輪駆動) 仕様がラインナップされていました。
車重が4WDモデルより軽く、 軽快なハンドリングによって操る楽しみを実現しています。
貴重なFFレイアウト仕様も、 BF型レガシィツーリングワゴンが持つ特徴の1つです。
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその3:ドライブを快適にするアイテム
各グレードに応じて、 ドライブを快適にするアイテムが揃えられています。
特に、1992年に追加された特別仕様車「ブライトン220」に は注目で、UVガラスやヒーテッドドアミラーなど、運転を手助けしてくれる細 かな装備が採用されています。
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその4:大幅なエクステリアデザイン変更を施した後期型モデル
BF型レガシィツーリングワゴンでオススメしたい4つ目のポイン
1991年のマイナーチェンジでは、
フロントグリルやヘッドランプ、前後バンパー、
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)オススメポイントその5:スポーティグレード「GT」
BF型レガシィツーリングワゴンでオススメしたい5つ目のポイン
搭載された「EJ20型」
前後ブレーキにはVディスク式、
信頼性に長けたパーツを使用し、
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)の中古車相場
2020年9月現在の、スバル レガシィツーリングワゴン(BF型)は、以下のとおりです。
最低価格:29万9000円(2020年9月時点)
最高価格:198万円(2020年9月時点)
平均価格:114万円(2020年9月時点)
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)の維持費
スバル レガシィツーリングワゴン(BF型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。
レガシィツーリングワゴンのグレード GT(2リッター、4WD、AT仕様)の実燃費は平均8.00km/Lです。
(参照:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/122)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
レガシィツーリングワゴンを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,125(L)×140(円、ガソリンの値段)=157,500(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、レガシィツーリングワゴンの場合は「自動車税」に分類されます。レガシィツーリングワゴンのグレード GT(2リッター、4WD、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.5リッター超、2リッター以下):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、レガシィツーリングワゴンにかかる費用を挙げてみました。
レガシィツーリングワゴンの年間維持費は約35万円
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)102,410円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし55,000円
レガシィツーリングワゴンの年間維持費は354,410円です。
ガソリン代 | 157,500円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 102,410円 |
任意保険 | 55,000円 |
合計 | 354,410円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
スバル・レガシィツーリングワゴン(BF型)スペック紹介
スバル レガシィツーリングワゴン(BF型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.600mm |
全幅 | 1.690mm |
全高 | 1.500mm |
排気量 | 1820~2212cc |
燃費(10・15モード) | 8.0~9.8km/L |
駆動方式 | FF/4WD |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
「ステーションワゴンブーム」の立役者となり、スバルブランドの飛躍に貢献したBF型レガシィツーリングワゴン。
初代レガシィは中古車市場でも高値が付くほどの希少価値が高まっており、入手困難なモデルです。
見かけたタイミングが購入のチャンス。
BF型レガシィツーリングワゴンで、スバルが築き上げた歴史を楽しみましょう!