1990年代を彩ったラグジュアリーミニバン!日産・ラルゴのおすすめポイント

1990年代を彩ったラグジュアリーミニバン!日産・ラルゴのおすすめポイント

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日産・ラルゴ(W30型)とは

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング出典:https://www.nissan-global.com/JP/

ラルゴは、日産自動車のラインナップで上級に位置したミニバンです。

1982年、「バネットラルゴ」と名乗った初代 GC120型が登場。

商用バンラインナップ「バネット」の上級モデルとして誕生した、1BOXタイプの乗用ミニバンでした

その後、2代目 GC22型を経て、1993年に3代目となるW30型が誕生します。

そして3代目が登場する際には、「バネット」の名前が外れ、ラルゴのネーミングで再スタート。

当時日本で過熱していた「RV・ミニバンブーム」に乗るべく、開発されたクルマです。
 

日産・ラルゴ(W30型)最大の特徴は「3ナンバー専用ボディ」

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング2出典:https://www.nissan-global.com/JP/

ラルゴが持つ最大の特徴は、3ナンバー専用ボディです。 

兄弟車であったセレナ(C23型 初代)をベースに、ボディサイズを5ナンバーから3ナンバーへ拡大。

ベースとなったセレナよりもシートの座面を大きく取れる車内空間を実現しました。

上級モデルならではの工夫が各所に施された、ラグジュアリーミニバンとなったのです。
 

日産・ラルゴ(W30型)オススメポイントその1:多彩なシートアレンジ

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング3出典:https://www.nissan-global.com/JP/

W30型ラルゴでオススメしたい1つ目のポイントは、シートアレンジです。

3列シート、7人乗りおよび8人乗り仕様が設定され、2列目は回転対座やシートを倒してフラットにできるなど、多彩なレイアウトを実現。

高級感あふれるインテリアと併せて、利便性も備えたモデルとなっています。
 

日産・ラルゴ(W30型)オススメポイントその2:マルチリンク式サスペンション

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング4出典:https://www.nissan-global.com/JP/

W30型ラルゴでオススメしたい2つ目のポイントは、マルチリンク式サスペンションです。
日産がラインナップする車種の多くに使用されるマルチリンク式サスペンションが採用されており、複数のサスペンションアームによって、路面の凹凸をしなやかに吸収します。
ラルゴの持ち味である、しなやかな乗り心地をサポートしているのです。
 

日産・ラルゴ(W30型)オススメポイントその3:四輪操舵システム「SUPER HICAS」

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング5出典:https://www.nissan-global.com/JP/

W30型ラルゴでオススメしたい3つ目のポイントは、四輪操舵システム「SUPER HICAS」です
当時日産が揃えるラインナップに搭載されていた機能の1つで、フロントタイヤの操舵に加え、油圧機構によりリヤタイヤも制御できる仕組みとなっています。

日産・ラルゴ(W30型)オススメポイントその4:2種類のエンジン

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング6出典:https://www.nissan-global.com/JP/

W30型ラルゴでオススメしたい4つ目のポイントは、エンジンです。

2リッター(2000cc)ディーゼルと2.4リッター(2400cc)ガソリンの2種類が設定されており、ディーゼルは100馬力、ガソリンは140馬力と十分なパワーを備えています。
 

日産・ラルゴ(W30型)オススメポイントその5:エアロパーツグレード「ハイウェイスター」

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング7出典:https://www.nissan-global.com/JP/

W30型ラルゴでオススメしたい5つ目のポイントは、エアロパーツグレード「ハイウェイスター」です
日産車のカスタマイズを担当する、「オーテックジャパン」が手を加えたスペシャルモデル。
専用サスペンションやエアロパーツ、アルミホイール、インテリアデザインなど、通常のラルゴをパワーアップさせたモデルとなっています
のちに日産の車種で設定されるようになった仕様の第一弾でもあり、多大な人気でオーダー待ちともなったグレードです。
 

日産・ラルゴ(W30型)の維持費

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング9出典:https://www.nissan-global.com/JP/

日産 ラルゴ(W30型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代


使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。

ラルゴのグレード ハイウェイスター(2.4リッター、FR、AT仕様)の実燃費は平均8.50km/Lです。

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1.059(L)×130(円、ガソリンの値段)=137,647(円、年間のガソリン代)

ラルゴを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約140,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、ラルゴの場合は「自動車税」に分類されます。

ラルゴのグレード ハイウェイスター(2.4リッター、FR、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(2リッター超 2.5リッター以下):45,000円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、ラルゴにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
112,340円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
55,000円

ラルゴの年間維持費は約35万円

ラルゴの年間維持費は349,987円です。
ガソリン代 137,647円
自動車税 45,000円
車検費用(基本料金+法定費用) 112,340円
任意保険 55,000円
合計 349,987円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
 

日産・ラルゴ(W30型)スペック紹介

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング10
出典:https://www.nissan-global.com/JP/

日産 ラルゴ(W30型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.585mm
全幅 1.745mm
全高 1.835mm
排気量 1973~2388cc
燃費(10・15モード) 7.6~8.5km/L
駆動方式 4WD/FR
乗車定員 7~8名

まとめ

日産・ラルゴ(W30型)スタイリング11出典:https://www.nissan-global.com/JP/

1990年代を彩るラグジュアリーミニバン、W30型ラルゴ。

中古車市場では、価格がさがりつつあり、カスタマイズ用や1990年代のミニバンブームを味わうには最適なクルマです。

W30型ラルゴで、楽しいミニバンライフを送りましょう!
 

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