
MR2は、「ミッドシップ・ランナバウト・2シーター」の略から名づけられたスポーツカー。
1983年に開催された第25回東京モーターショーに出展されたショーカーをベースに、1984年に登場したモデルです。
コンパクトなボディサイズでありながらも、国内や海外で生産されていたスポーツカーに引けをとらないスタイリングで、一躍注目を浴びます。
走りを好む若者向けに開発されたクルマでもあり、手入しやすいようにコストダウンが図られました。
車体の至る部分にトヨタの主力車種であるカローラのパーツを流用し、当時の新車価格を抑えて販売したのです。