スカイラインGT-R(R33型)が走りを求める人にオススメな5つの理由

スカイラインGT-R(R33型)が走りを求める人にオススメな5つの理由

カタログ

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)とは

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング出典:https://nissan-heritage-collection.com/

スカイラインGT-Rは、日産のモータースポーツ活動を語る上では欠かせないモデルで、モータースポーツで活躍することを目的に開発されました。

そして3代目スカイライン C10型をベースにPGC10/KPGC10型、KPGC110型の2台が登場します。

しかし、わずか4年で生産終了となり、一度はGT-Rの歴史に幕を閉じますが、1989年にBNR32型が登場したことでGT-Rの歴史が再開。

モータースポーツでの活躍はもちろん、一般ユーザー向けにも高性能スポーツカーが提供されています。

1995年に登場したBCNR33型は、毎年フランスで行われる「ル・マン24時間耐久レース」に出場して完走を遂げるなど、高いパフォーマンスを誇ったクルマ。

モータースポーツで活躍したクルマを所有できる喜びを味わうことが可能です。

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)はどのような場面で活躍するクルマか

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング2出典:https://nissan-heritage-collection.com/

BCNR33型スカイラインGT-Rは、高速道路や山坂道などのドライブで活躍するクルマです。

その理由は「4WD(四輪駆動)システム」にあります。

日産が開発した4WDシステム「アテーサE-TS」を搭載。

通常は駆動力がリヤタイヤのみにかかる状態を、場面によってフロントタイヤにも配分するよう制御してくれる仕組みです。

加えて、BCNR33型では「アクティブLSD」(※)を搭載。

路面や走行中の操作をセンサーにより鋭く検知し、タイヤにかかる駆動力の強さやレスポンスを調整することができます。

アクティブLSDと4WDシステムが合わさった結果、直線:コーナーを問わずに楽しいドライブが可能となりました。
 

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその1:大型化と剛性アップが施されたボディ

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング3Photo by Adrian Kot

BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい1つ目のポイントは、ボディです。
BNR32型と比較して、ボディサイズとホイールベース(前後タイヤの間隔)を拡大。
加えて、ボディ各部に補強が施され、剛性を強化しています。
その結果、実直なステアリングレスポンスにより、安心感のあるドライビングを楽しめるのです。

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその2:伝統の「RB26」エンジン

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング4Photo by RL GNZLZ

BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

使用している「RB26DETT」型エンジンは、最高出力280馬力を誇ります。

当時日本で定められていた出力規制を除けば、400馬力オーバーの実力を秘めるエンジンで、コンピュータ制御の見直しによりトルクが向上。

低回転からでも湧き上がるパワーを実感することができます。

モータースポーツでも活躍した信頼性の高いエンジンは、楽しいドライブを提供してくれるでしょう。

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその3:ブレンボ製ブレーキキャリパーを全車標準装備

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング5Photo by Guillaume Vachey

BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい3つ目のポイントは、ブレーキキャリパーです。

BNR32型では、Vスペックのみに採用されていたブレンボ製ブレーキキャリパーを、BCNR33型は全車標準装備。

ボディの大型化やエンジントルクの向上に対応してブレーキ性能を向上させることにより、安全面でも魅力を高めているのです。

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその4:セダン版特別仕様が存在

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)4ドア出典:https://nissan-heritage-collection.com/

BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい4つ目のポイントは、セダン版特別仕様です。

「スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」は、オーテックジャパンにより限定で製作されたモデル。

BCNR33型スカイラインセダンをベースとし、基本スペックをGT-Rと共有した特別仕様です。

【スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARYの主な特別装備】 

  • 特製リアドア、リアフェンダー
  • バケット式リアシート
  • 専用小型フロントスポイラー
1969年のPGC10型以来のセダン版GT-Rは、当時の新車価格で約500万円。

中古車市場で見かけたら、必ずチェックしておきたい1台です。

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその5:「98台」しか存在しないLMリミテッド

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング6出典:https://nissan-heritage-collection.com/

BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい5つ目のポイントは、特別仕様 LMリミテッドです。
ノーマルグレード、Vスペック仕様を合わせて98台しか生産されなかった貴重なモデル
ル・マン24時間耐久レース参戦記念の限定仕様は、中古車市場でもお目にかかれる機会が限られています。
【LMリミテッドの特徴】
  • 特別ボディカラー「チャンピオンブルー」
  • エアインテーク付フロントバンパー
  • フードトップモール
  • カーボンセンターリヤスポイラー

まとめ

日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スタイリング10Photo by Guillaume Vachey

ボディの大型化や走行装備の充実により、進化を遂げたBCNR33型スカイラインGT-R。

貴重なRB26型エンジン搭載車であり、中古車価格が新車時より高騰しています。

今後状態の良い車両が減っていくことも予想されるだけに、購入するならば今が最後のチャンスではないでしょうか。

BCNR33スカイラインGT-Rで、どこまでも楽しくドライブをしましょう!

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