トヨタ"FJクルーザー"は、個性的なデザインでアメリカ国内で人気を博した本格SUVです。
2006年に北米で販売開始し、2010年より日本でも販売されたモデル。
大型の観音開きドアが目立つ個性的なスタイリングで注目を集めました。
登場から10年が経過し、中古車市場では手頃な価格で良質な物件が出回っているようです。
今回は、SUVの中古車をお探しの皆さんに、FJクルーザーをご紹介します。
Contents
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- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)とは
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)はどのような特徴を持っているクルマか
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその1:後部座席の乗り降りを考えた観音開きドア
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその2:扱いやすさを重視したシフトノブやスイッチ類
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその3:防水・はっ水機能も備えた広い車内空間
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその4:力強さを備えるエンジン
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその5:街中で映えるツートーンボディカラー
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)の維持費
- トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)スペック紹介
- まとめ
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)とは
FJクルーザーは「すべてはクルマを楽しむために」をテーマに開発。
2003年にアメリカで行われたデトロイトモーターショーで披露されたのち、2006年より北米で販売が開始されました。
しかし、FJクルーザーはトヨタ自動車の社内で生産されていたクルマではなく、日野自動車が請け負って生産を担当していました。
1966年より半世紀以上トラック生産で提携している日野自動車の手により、トヨタブランドの1台で販売されていたクルマです。
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)はどのような特徴を持っているクルマか
FJクルーザーの特徴は、純正オプションで自分好みに幅広くカスタマイズできる点です。
2010年の発売当時、オーナー好みのFJクルーザーにカスタマイズできる「MyFJ」サービスを実施していました。
インターネットの特設サイト上でオーナーが希望するアクセサリーパーツを組み合わせて見積もりを作成し、ディーラーに持ち込んで車両を契約すると、パーツの装着から納車までサポートしてくれるシステムです。
特設サイトでは、好みに仕上げたFJクルーザーを紹介するコンテンツを用意し、購入後もオーナーが楽しめる仕組みが存在していました。
次の項目からは、FJクルーザーのオススメポイントを1つずつご紹介します。
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその1:後部座席の乗り降りを考えた観音開きドア
出典:https://global.toyota/jp/
FJクルーザーでオススメしたい1つ目のポイントは、個性的なスタイリングです。
外観で際立つ観音開きのリアドアは、90度まで開けるので、フロントシートを移動させずにリアシートへ乗り降りが可能。(※)
(※)リアドアの開け閉めは、フロントドアが開いている場合のみ可能
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその2:扱いやすさを重視したシフトノブやスイッチ類
出典:https://global.toyota/
FJクルーザーでオススメしたい2つ目のポイントは、シフトノブとスイッチの扱いやすさです。
アウトドアな趣味に出かけた際に厚手の手袋をしていた場合でも運転がしやすいように、シフトノブやエアコンヒーターのダイヤルスイッチ類を大見目に設定。
大き目のシフトノブは、手のひら全体で握りやすいように作られているので、操作が容易です。
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその3:防水・はっ水機能も備えた広い車内空間
出典:https://global.toyota/
FJクルーザーでオススメしたい3つ目のポイントは、水濡れへの対策が施された広い車内空間です。
リアシートを倒すと、小学校高学年の子どもが寝転がれる縦のスペースが出現。
釣り具やバーベキューセットなど、キャンプに必要な道具を積み込んで山や川、海へ出かけられます。
加えて、各シート表皮に、はっ水加工と防水フィルムを採用、フロアとラゲッジのマットは、凹凸加工を施したラバー調素材を使用して水に強い作りに仕上がっています。
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその4:力強さを備えるエンジン
FJクルーザーでオススメしたい4つ目のポイントは、力強いエンジンです。
搭載されている4リッター(4000cc)のV型6気筒エンジンは、最大出力276馬力を誇り力強い走りを見せます。
加えて、振動を抑えるシステムの採用で燃費性能を向上させており、乗り心地の改善を実現。
パワフルかつ扱いやすさを重視したエンジンを備えています。
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)のオススメポイントその5:街中で映えるツートーンボディカラー
FJクルーザーでオススメしたい5つ目のポイントは、豊富なボディカラーです。
FJクルーザーは、ホワイトのルーフと、ボディカラーの組み合わせで最大7種類から選択できます。
登場当時にイメージカラーとなっていたイエローを中心に、ブルー、レッド、ベージュなど好みに合わせて色を選び、FJクルーザーをカスタマイズしていく点が好評を呼びました。
出典:https://global.toyota/
また、特別仕様車で「ブラックカラーパッケージ」が用意されるなど、色にこだわったモデルも存在します。
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)の維持費
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)の1年間にかかる維持費を、グレード・FJクルーザー(4リッターエンジン・4WD/5速AT仕様)を例に、計算してみました。
・ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリン、130円/Lで計算しています。
グレード・FJクルーザー(4リッターエンジン・4WD/5速AT仕様)の実燃費は平均で7.54km/Lです。
年間走行距離を9000km、燃費が7.54km/Lで計算した場合、年間で約1,193Lのプレミアムガソリンを使用。
【ガソリン代計算式】
1,193(L)×130(円、ガソリンの値段)=155,172(円、年間のガソリン代)
よって、FJクルーザーのガソリン代は、年間9000km程度の走行で約155,000円程度と考えられます。
・自動車税
日本の自動車税は搭載しているエンジンの排気量で区分けされており、FJクルーザーの場合、「自動車税」に分類。
グレード・FJクルーザー(4リッターエンジン・4WD/5速AT仕様)を中古車で購入した場合、「3.5リットル超~4リットル以下」に該当します。
自動車税「3.5リットル超~4リットル以下」:65,500円
・その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、かかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)122,630円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし61,450円
出典(任意保険例):https://www.sonysonpo.co.jp/
出典(車検法定費用など):https://www.toyota-mobility-kanagawa.jp/afterservice/tenken
・FJクルーザーの年間維持費は約40万円
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)の年間維持費は、404,752円です。
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務であるので参考程度にしてください。
ガソリン代 155,172円 自動車税 65,500円 車検費用(基本料金+法定費用) 122,630円 任意保険 61,450円 合計 404,752円
法定費用は車種問わず固定でかかってくる部分ですので、把握しておく必要があるでしょう(※)
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
(※)出典:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde092.html
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)スペック紹介
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)の主なスペックを簡単にご紹介します。
全長 | 4.635mm |
全幅 | 1.905mm |
全高 | 1.840mm |
燃費(JC08モード) | 8.0km/L |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 3955cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
トヨタ・FJクルーザー(GSJ15W)をご紹介しました。
FJクルーザーは、観音開きドアに代表する個性的なスタイリングとが魅力のモデル。
多くのSUV好きを引き込み熱中させていたクルマです。
今では、中古車市場で最安で150万円を切る車両価格の物件も出回り、少ない予算でも手に入れやすくなりました。
海や山、川で目立ちたいならば、FJクルーザーの中古車はいかがでしょうか。