今やお洒落な街乗り車としても人気の、JB64ジムニー。山道をガンガン行く方だけでなく、初めての車としても人気です。今回ご紹介するデータシステムのデモカーのJB64ジムニーには、ノーマルの雰囲気を壊すことなく、やや運転に自信が無い方から、山道に行くベテランまで、幅広いユーザーに、安全と安心をプラスするアイテムが満載されています。
エアロも作るからこそこだわったフィット感
データシステムと言えば、走行中にテレビが観れるテレビキットや、エアサスコントローラーなどの電子部品を展開してきた老舗メーカーというイメージを持っている方も多いと思います。
しかし、実際には20年以上前からオリジナルのエアロパーツを開発し、VIPカーやミニバン、最近ではマツダ NDロードスターなどの、エアロキットの販売も手がけています。
東京オートサロン2020に出展されたこのデモカーには、純正の縦型スリットから横型に変更され、ややレトロな雰囲気が演出されたフロントグリルが装着されています。
さらにヘッドライト周りに飾りボルトを配置することで、オフロードが似合う武骨な雰囲気がプラスされ、グリルだけでも十分な存在感を感じることができました。
180度の超広角カメラをフロントグリルに設置
ただ見た目がお洒落というだけでは終わらないのが、電子パーツを数多く手がけてきたデータシステムならではで、よく見るとグリルのど真ん中にカメラが埋め込まれています。さらに、このカメラの画角は、ほぼ真横まで見える180度の超広角!
見通しの悪い交差点や駐車場などでは、ほんのわずかにフロントを前に出すだけで、左右の安全をバッチリ確認することができます。
車両の中心にあることで違和感のない映像を映し出す
もちろん、追加カメラとしてフロントのナンバープレート付近にも、カメラを設置することも可能です。しかし、フロントグリルに埋め込むことで、車両の中心にカメラを設置することができ、より違和感のない映像を映すことが可能となります。
また、カメラを高い位置に装着することができるため、映像にはフロントバンパーが映り込み、より車両感覚が掴みやすいというメリットも!
さらに、純正グリルを変えたくないというユーザーには、エンブレムと一体になったカメラキットも用意されているため、純正グリルのままでも違和感なくフロントカメラを追加することができます。
見た目と実用性を両立したサイドカメラ
ミラーの根本に設置することで、見た目に目立たないのはもちろんのこと、ミラーを畳んだ状態でもカメラの画角は変わりません。
この位置なら、狭い道でミラーを畳んだ状態でも、しっかりと左フロントタイヤ付近の映像を確認することができます。
鮮明な映像にモーターズ編集部ヤマトもびっくり!
デモカーのJA64ジムニーには、左フロントタイヤ付近と前方の映像が確認できる追加モニター、さらに後方を確認できるバックミラー内蔵型モニターが装着されているため、どのカメラ・モニターからも鮮明な映像を確認できる事はもちろんですが、改めてフロントカメラの広角ぶりには驚かされます。
直前が死角になりやすいSUVだからこそ威力を実感
実際にMotrz編集部のヤマトが試したところ、左フロントの映像も鮮明に確認でき、左フロントタイヤを数センチ以内に寄せることができました。ジムニーのようなSUVタイプの車は、視点が高くて見通しが良い反面、特に左フロントや車両の直前は死角になりやすく、運転が苦手な方やジムニーを買ったばかりの方が、不安に感じるポイントです。
しかし、それらの死角をカメラでしっかりと捉えられることで、見えないことへの不安が解消されました。
また、フロントバンパーの直前や、タイヤ付近の状況をしっかり確認できるため、林道や悪路に行く場合でも、威力を発揮してくれます。
最大4カメの映像をコントロールできるマルチカメラスプリッター
これらの映像は、マルチカメラスプリッターを使うことで、追加モニターだけでなくカーナビの画面に映し出すことも可能。小さくインテリアになじむ小型の追加スイッチを操作することで、ナビ画面との切り替えも簡単です。
画面の映像を上下左右に分割することもできるので、最大で4つのカメラの映像を、自在に見ることができます。
さらに、あおり運転対策や妨害運転対策に力を発揮する、ドライブレコーダーも完備。
記録される映像は、フルHDの4倍の解像度を持つ4Kで、超高精細の映像により、万が一の場面も鮮明に記録することが可能です。
初心者の方からベテランの方までおすすめ!
オシャレな上に、安全も手に入れられるデータシステムオリジナルのフロントグリルは、開発中とのことなので、欲しい人は楽しみに待っていてください。