トヨタ 7代目 マークⅡ 90系は、1992年にフルモデルチェンジがおこなわれ、誕生した4ドアハードトップセダンです。
先代(6代目)の4ドアセダンが継続販売となったため、7代目ではハードトップのみのラインナップとなりました。
全グレードが3ナンバー化され、丸みを帯びたスタイリングとなったことにより、伸びやかで上品なモデルへと変貌を遂げています。
1996年まで販売され、8代目へフルモデルチェンジされたミディアムサイズの4ドアハードトップセダンが、トヨタ 7代目 マークⅡ 90系です。
トヨタ 7代目 マークⅡ 90系とは
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/27847378.html
1992年に誕生した7代目 マークⅡ 90系は、トヨタのミディアムサイズセダンの中心的なモデルです。ハードトップのみのラインナップへと一本化され、スタイリングが大きく変更されたことで高級感や上質感が増しました。
ラグジュアリーグレードの「グランデ」とスポーティーグレードの「ツアラー」に分けられ、サスペンションやステアリングのセッティングもグレードにより変えられたことも特筆すべき特徴のひとつ。
1996年までの約4年間に渡り、製造・販売されたマークⅡが、7代目 90系です。
おすすめポイント1:丸みを帯びたスタイリングで上品なハードトップになった
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バブル経済が絶頂期を迎えた時期に開発された7代目 マークⅡ 90系は、スタイリングが大きく変えられています。従来のマークⅡは、直線的でエッジの効いた四角いスタイリングが特徴でしたが、7代目からは角が取れた丸みを帯びたプロポーションへと変化しています。
丸みと緩やかな曲面を活かした造形と、薄く横に広いライトまわりのコンビネーションにより、スタイリッシュでエレガントなスタイルの上品なミディアムサイズセダンとなりました。
また、ハードトップであることも上質感を感じさせるポイントで、4ドアクーペのようなフォルムと捉えることもできます。
おすすめポイント2:上品な仕立て上げはインテリアにも表れている
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エクステリアの上品な印象を更に際立てているのは、インテリアです。触り心地が良いシート表皮や内張りなど、上級モデルのような質感と落ち着いた室内空間は、マークⅡの伝統として引き継がれているポイントです。
先進的なデジタルメーターを採用した点は、マークⅡがトヨタの中核を担うモデルであることを感じさせる要素といえるでしょう。
室内スペースは、必要にして十分な広さがあり、独立したトランクの容量も日常使いや休日のドライブで不足を感じることはありません。
おすすめポイント3:ラグジュアリーな「グランデ」とスポーティーな「ツアラー」
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7代目 マークⅡ 90系のグレード展開は、ラグジュアリーグレードの「グランデ」とスポーティーグレードの「ツアラー」の2系統で、ステアリングやサスペンションのセッティングもグレードによって変えられています。サスペンションには四輪ダブルウィッシュボーンが採用され、電子制御サスペンションのTEMSや四輪ABS、トルクセンシング式LSDなど、最新のメカニズムが装備されているグレードも展開されました。
おすすめポイント4:パワートレイン
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走りの要でもあるエンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインナップ。ガソリンエンジンは、1.8L 直列4気筒、2.0L 直列6気筒、2.5L 直列6気筒、2.5L 直列6気筒ターボ、3.0L 直列6気筒と多数のエンジンを設定。ディーゼルエンジンは、2.4L 直列4気筒ターボが設定されました。
トランスミッションには、4速ATまたは5速MTが組み合わされ、基本的な駆動方式は後輪駆動ですが、1993年に四輪駆動のグレードも追加されています。
パワフルでスポーティーなドライビングを楽しみたいのであればターボエンジン搭載車、上質でしっとりとした穏やかな走りを嗜みたいのであれば、直列6気筒エンジン搭載車を選択するのがおすすめです。
まとめ
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/27847378.html
トヨタ 7代目 マークⅡ 90系は、上品なスタイルと上級車のような室内空間をもつ、エレガントなハードトップセダンです。ラグジュアリーなグレードとスポーティーなグレードが明確に分類され、それぞれに異なるセッティングが施されているため、存分にマークⅡの世界観を楽しむことができるでしょう。
希少な直列6気筒ターボエンジンを搭載したグレードも展開されていることから、現在でも人気のミディアムサイズセダンが7代目 マークⅡ 90系です。