トヨタを代表する高級車「クラウン」の14代目がS21#型です。
2012年に製造が開始され、2018年までの約6年間にわたり販売されました。
キャッチコピーの中にある「Re BORN」が示すように、生まれ変わったデザインが特徴で、クラウンの若返りが図られています。
スペシャルカラーも展開され、ピンク・空色・若草色といったカラフルなバリエーションも期間限定で購入することができました。
トヨタ 14代目クラウン(S21)とは
そして2012年に登場した14代目クラウン(S21)は、原点に立ち返り、クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性が磨き上げられたうえに、現代のクラウンに求められる要件を満たすことを念頭に置き開発されました。
「新たな革新への挑戦」をキーワードに、ユーザーの期待を超える「もっといいクルマづくり」の先頭に立つ車を目指した同モデルは、一目で新型クラウンと分かる個性と躍動感に満ちたスタイルをはじめ、高出力と低燃費を両立する新開発2.5リッター ハイブリッドシステム、熟成された足まわりなど、主要コンポーネントが見直されていることが特徴です。
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21793084.html
デビュー当初は、「ロイヤルシリーズ」と「アスリートシリーズ」の2グレードが展開され、FRのみのラインナップとなっていましたが、2013年に高級グレードの「マジェスタ」を追加。2014年にトヨタ初のハイブリッド4WDが設定され、2015年には2.5リッターエンジンを2.0リッターターボエンジンに置換し、ダウンサイジングターボが取り入れられたこともトピックです。
その他にも特別仕様車をリリースしながら、2018年まで製造・販売され続けました。
おすすめポイント1:若返ったトヨタの高級車14代目クラウン
水平基調の伸びやかな低重心の基本骨格と躍動感を両立したサイドビューや、王冠をモチーフとした迫力あるフロントフェイスが、存在感あるクラウン独自の個性を強調。
フォーマルな「ロイヤルシリーズ」と、高級車に求められるスポーティを追求した「アスリートシリーズ」で、個性の異なる2つのスタイルが与えられ、キャラクターの違いをアピールしています。
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21785718.html
インテリアは、日本の美意識を活かした造形や手工芸品の趣がある質感が表現されています。
また、先進のトヨタマルチオペレーションタッチを採用するなど、伝統と革新が融合したモダンな室内空間を、高い次元で両立させました。
おすすめポイント2:スペシャルカラーのクラウン
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21788439.html
2013年には、クラウンのエクステリアカラーに新開発のピンクを採用した特別仕様車を9月1日から9月30日までの1ヶ月間の期間限定で受注販売。インテリアは、ブラックとホワイトのコントラストが映えるデザインで、ピンクの差し色やステッチが取り入れられるなど、特別感を車内でも感じることができます。
出典:https://global.toyota/jp/download/13241877
2015年はクラウン誕生60周年を記念して、エクステリアカラーに空色、若草色を採用した特別仕様車を4月1日~4月30日までの1ヶ月期間限定で受注。クラウンの歴史において類を見ないビビッドなカラーを纏った特別仕様車は、「Re BORN」にふさわしいラインナップといえるでしょう。
出典:https://global.toyota/jp/download/13241877
おすすめポイント3:最後となったクラウンマジェスタ
トヨタブランドの最高級セダンにふさわしい落ち着いた風格や、時代の先を行く先進装備が備えられています。
ロイヤルシリーズおよびアスリートシリーズは、ホイールベースを75mm延長し、より美しく伸びやかなサイドビューと、ゆとりある後席空間を実現させました。
パワートレインは、優れた環境性能と余裕あふれる動力性能を両立した3.5Lハイブリッドシステムを搭載。
さらに、ブラインドスポットモニターをはじめ、高い安全性や快適性を備えた先進装備が採用されています。
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21785718.html
インテリアは、欅の流麗な年輪と玉杢の風合いを活かしたサンバースト木目調加飾で室内を美しく演出。ステアリングホイールにも木目調加飾が加えられ、厳選された本革を使用するなど、最上級の質感が追求されています。
後席は、ドアトリムから水平方向に連続性を持たせるように前席シートバックに木目調加飾が設定され、広がり感を強調。
リヤセンターアームレストや後席用レジスターにも木目調加飾を採用するなど、後席を華やかに演出しています。
おすすめポイント4:トヨタ初ハイブリッド4WDを設定
ハイブリッドシステムにトルセンLSD付トランスファーと新開発のハイブリッド用トランスミッションを組み合わせ、高い操縦安定性と燃費を両立しています。
多くのユーザーが待ち望んでいたハイブリッドフルタイム4WDの設定により、幅広いユーザーがクラウンの世界を楽しむことができるようになったのです。
まとめ
さらに、トヨタ初ハイブリッドフルタイム4WDの設定で、より幅広いユーザーにおすすめできる高級セダンとなりました。