レースで勝つために作られた!日産・スカイラインGT-R(R32型)の中古車が今オススメな5つの理由

レースで勝つために作られた!日産・スカイラインGT-R(R32型)の中古車が今オススメな5つの理由

カタログ

日産・スカイライン(R32型)とは

日産・スカイライン(R32型)スタイリング出典:https://nissan-heritage-collection.com/

スカイラインは、1957年に富士精密工業(当時、のちのプリンス自動車)が初代 S1型を開発し、発売しました。

1966年にプリンス自動車が日産自動車へ合併された以降も、2020年現在の13代目 V37型まで生産が続いている伝統のモデルです。

そして8代目 R32型は、「平成」に年号が代わった1989年に登場。

「超感覚スカイライン」のキャッチコピーにより、最新の技術を盛り込まれた意欲作でした。

日産・スカイライン(R32型)はどのような場面で活躍するクルマか

日産・スカイライン(R32型)走行イメージPhoto by Rutger van der Maar

R32型スカイラインは、通勤や買い物などの日常の足から趣味のドライブまで、幅広く活躍するクルマです。

その理由は「ボディサイズ」にあります。

車体の幅は1.7mを切った5ナンバーサイズに収まっており、現代の日本車が軽並み3ナンバーとなっている中で、扱いやすい大きさに集約。

車重も軽く、車体の取り回しも軽快なクルマに仕上がっています。

日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその1:スッキリとしたサッシュレスドア

日産・スカイライン(R32型)スタイリング2Photo by FotoSleuth
R32型スカイラインでオススメしたい1つ目のポイントは、サッシュレスドアです。
ドアには窓枠が無く、ガラスを下げると視界が開け、外の景色が見やすくなるメリットがあります。
窓からの光が入りやすいなど快適性が高まり、スッキリとしたデザインに仕上げられました。
これは、R32型スカイラインのデザインを、よりカッコ良く見せてくれるポイントではないでしょうか

日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその2:貴重な直列6気筒エンジン

日産・スカイライン(R32型)エンジン出典:https://global.nissannews.com/ja-JP/

R32型スカイラインでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

以下のエンジンがラインナップされ、豊富なバリエーションが展開されています。

【R32型スカイラインに用意されたエンジン】
・2リッター(2000cc)直列6気筒ターボ
・2リッター(2000cc)直列6気筒DOHC
・2リッター(2000cc)直列6気筒SOHC
・1.8リッター(1800cc)直列4気筒DOHC
・2.5リッター(2500cc)直列6気筒DOHC


特に、スカイラインシリーズで伝統の直列6気筒エンジンは、振動が少なく、乗り心地が良いと高評価を得ています。

また、直列6気筒ターボエンジンを搭載したグレード GTS-tは215馬力の最高出力を備えており、GT-Rに引けを取らない走りを実現。

ノーマル仕様でも十分な実力を兼ね備えているのです。

日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその3:可動域を広げたマルチリンクサスペンション

日産・スカイライン(R32型)スタイリング3Photo by FotoSleuth

R32型スカイラインでオススメしたい3つ目のポイントは、サスペンションです。

フロントとリヤ両方に、当時の最新技術である「マルチリンクサスペンション」を採用。

複数のアームに分割することでサスペンションの可動域を拡大し、乗り心地を向上しています。

バランスの取れた走行性能を発揮できるよう、十分なエンジンパワーと軽いボディを生かす足回りセッティングが施されているのです。

日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその4:後期モデルに5速ATを搭載したトランスミッション

日産・スカイライン(R32型)インテリア出典:https://global.nissannews.com/ja-JP/

R32型スカイラインでオススメしたい4つ目のポイントは、トランスミッションです。
当時では希少であった5速オートマチック(AT)トランスミッションを、後期型で追加された2.5リッター直列6気筒エンジン仕様に採用。
最高出力180馬力を発揮する大排気量エンジンを細かく変速することによって、安定したエンジンパワーを引き出すことに成功しています。

のちに多くの車種がATの多段化を進めていく中で、スカイラインは常に一歩先を行く技術を採用していたのです。

日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその5:GT-Rにも引けを取らない「オーテックバージョン」

日産・スカイライン(R32型)オーテック出典:https://www.autech.co.jp/

R32型スカイラインでオススメしたい5つ目のポイントは、オーテックバージョンです。

GT-Rの復活が目立ったR32型スカイラインですが、ノーマル仕様でも特別なチューニングが施された特別仕様が用意されていました。

日産の特殊車両を製作している「オーテックジャパン」による、手の込んだスペシャルモデルです。

【主な特徴】

  • 2.6リッター自然吸気NA(RB26DE型)エンジンを採用
  • 専用の吸排気系やカムシャフト、ピストンを採用

日産・スカイライン(R32型)の中古車相場

日産・スカイライン(R32型)スタイリング5出典:https://global.nissannews.com/ja-JP/

2020年6月現在の日産・スカイライン(R32型)の中古車相場は、以下のとおりです。

最低中古価格:59万8000円(2020年6月時点)
最高中古価格:168万8000円(2020年6月時点)
平均価格:119万7000円(2020年6月時点)

日産・スカイライン(R32型)の維持費

日産・スカイライン(R32型)スタイリング6Photo by FotoSleuth

日産・スカイライン(R32型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。

この項目では、スカイラインのグレード GTS-t(2リッターターボ・5速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

スカイラインのグレード GTS-t(2リッターターボ・5速MT仕様)の実燃費は平均で7.38km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/949

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1,217(L)×140(円、ガソリンの値段)=170,500(円、年間のガソリン代)

スカイラインを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約170,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スカイラインの場合は「自動車税」に分類されます。

スカイラインのグレード GTS-t(2リッターターボ・5速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.6リッター以上、2リッター未満):39,500円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、スカイラインにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
102,410円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
48,000円

スカイラインの年間維持費は約36万円

スカイラインの年間維持費は360,410円です。
ガソリン代 170,500円
自動車税 39,500円
車検費用(基本料金+法定費用) 102,410円
任意保険 48,000円
合計 360,410円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

日産・スカイライン(R32型)スペック紹介

日産・スカイライン(R32型)スタイリング7出典:https://global.nissannews.com/ja-JP/

日産・スカイライン(R32型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.580mm
全幅 1.695mm
全高 1.340~1.360mm
燃費(10・15モード) 7.0~11.2km/L
駆動方式 FR/4WD
排気量 1809~2498cc
乗車定員 5名

まとめ

日産・スカイライン(R32型)スタイリング8出典:https://global.nissannews.com/ja-JP/

豊富なエンジンのバリエーションやサッシュレスドアを使用したオシャレなデザイン、5ナンバーサイズ最後のモデルなど、数多くの話題を集めたR32型スカイライン。

登場から30年以上が経過し、徐々に中古車市場でも良質な車体が減りつつあります。

購入するなら、今が最後のチャンスではないでしょうか。

R32型スカイラインで、日産が誇る伝統のシリーズを味わってみませんか。

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