日産"スカイライン"は、60年以上の伝統を誇る、日産を代表するモデルです。そのなかでも2001年から2006年まで生産された11代目 V35型は、シリーズ史上初となる「V型6気筒エンジン」を搭載。21世紀に入ったと同時に、スカイラインシリーズも新しい局面に突入しました。
Contents
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- 日産・スカイライン(V35型)とは
- 日産・スカイライン(V35型)はどのような場面で活躍するクルマか
- 日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその1:曲線美を意識したスタイリング
- 日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその2:多彩なトランスミッションが用意された3.5リッターモデル
- 日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその3:「フロントミッドシップ」レイアウトを採用
- 日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその4:新設計で軽量化されたサスペンション
- 日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその5:追加設定されたクーペ
- 日産・スカイライン(V35型)の中古車相場
- 日産・スカイライン(V35型)の維持費
- 日産・スカイライン(V35型)スペック紹介
- まとめ
日産・スカイライン(V35型)とは
スカイラインは、
2020年現在は13代目 V37型となり、生産が続けられていて、およそ60年もの伝統を持っています。
2001年に登場したV35型は、型式のアルファベットが「V」
21世紀に突入したと同時に、
日産・スカイライン(V35型)はどのような場面で活躍するクルマか
V35型スカイラインは、通勤や買い物だけでなくドライブや、
その理由は「エンジン」にあります。
V35型スカイラインは、
歴代モデルで採用されていた直列6気筒が変更されました。
(直列エンジンの特徴)
- シリンダーをタテに並べて配置するので、
フロントノーズが長くなる傾向がある。 - 構造が簡易なので生産コストは安く済む。
(V型エンジンの特徴)
- コンパクトなサイズで、
多くのシリンダーを配置してクルマの重心を低く抑えられてフロン トノーズを短くできる。 - シリンダーの配置が複雑なため、生産コストが高くなる。
V型エンジンを搭載してコンパクトかつ軽量、
カーブの多い山坂道で抜群の安定感を実現し、
日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその1:曲線美を意識したスタイリング
V35型スカイラインでオススメしたい1つ目のポイントは、
V35型のスタイリングは曲線を織り交ぜて、
10代目 R34型のボディ形状からウインドウガラスまで角張った直線の多
日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその2:多彩なトランスミッションが用意された3.5リッターモデル
V35型スカイラインでオススメしたい2つ目のポイントは、
特に、セダンの3.5リッターモデルには、MT、AT、
日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその3:「フロントミッドシップ」レイアウトを採用
V35型スカイラインでオススメしたい3つ目のポイントは、
V35型スカイラインは、日産が新たに開発した「FR-
エンジンを後ろに配置する「
重量に偏りが無く、
日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその4:新設計で軽量化されたサスペンション
V35型スカイラインでオススメしたい4つ目のポイントは、
フロントとリヤ両方に「マルチリンクサスペンション」を採用。
複数のアームに分割することで、
V35型では歴代モデルのマルチリンクサスペンションを差し替え
軽快なコーナリングを楽しめるように仕上げられました。
日産・スカイライン(V35型)のオススメポイントその5:追加設定されたクーペ
V35型スカイラインでオススメしたい5つ目のポイントは、
クーペは2003年に登場。
セダンと同様のプラットフォームやエンジン、
セダンで積み上げた信頼性を応用し、
日産・スカイライン(V35型)の中古車相場
2020年6月現在の日産・スカイライン(V35型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:7万5000円(2020年6月時点)
最高中古価格:99万9000円(2020年6月時点)
平均価格:27万8000円(2020年6月時点)
日産・スカイライン(V35型)の維持費
日産・スカイライン(R34型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、スカイラインのグレード セダン250GT(2.5リッター・4速AT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。スカイラインのグレード セダン250GT(2.5リッター・4速AT仕様)の実燃費は平均で8.13km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1457)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
スカイラインを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,111(L)×140(円、ガソリンの値段)=155,540(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スカイラインの場合は「自動車税」に分類されます。スカイラインのグレード セダン250GT(2.5リッター・4速AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(2リッター以上、2.5リッター未満):45,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、スカイラインにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)102,410円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし40,000円
スカイラインの年間維持費は約34万円
スカイラインの年間維持費は342,950円です。ガソリン代 | 155,540円 |
自動車税 | 45,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 102,410円 |
任意保険 | 40,000円 |
合計 | 342,950円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
日産・スカイライン(V35型)スペック紹介
日産・スカイライン(V35型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.640~4.750mm |
全幅 | 1.750~1.815mm |
全高 | 1.395~1.485mm |
燃費(10・15モード) | 8.6~12.0km/L |
駆動方式 | FR/4WD |
排気量 | 2495~3498cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
V型エンジンやフロントミッドシップレイアウトの採用によ
中古車市場でも数多くの良質な車両が出回っており、手頃に手に入るモデルとなっています。
初めてのV型6気筒エンジンを搭載したスカイラインで、楽しいドライブを体感してみませんか。