ハイソカーとしての魅力に磨きをかけた2代目!日産・シーマ(Y32型)の中古車でバブル時代の雰囲気を味わおう!

カタログ

2020/10/09

"シーマ"は、長らく日産のフラッグシップモデルを務めてきたコンフォートセダンです。そして、今回ご紹介するY32型は通算2代目。ハイソカーブームを打ち立てた、初代 Y31型をわずか3年でモデルチェンジさせ、高い期待を寄せられたクルマでした。

Page1

日産・シーマ(Y32型)とは

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

シーマは、日産自動車のフラッグシップを担う1台として誕生。

「プレジデント」と「セドリック/グロリア」の間を埋める「ハイソカー」です。

そして、1991年に登場したY32型は通算2代目。

バブル景気に乗じて高まった「ハイソカーブーム」の立役者である、初代 Y31型をわずか3年でフルモデルチェンジさせて、多大な期待が寄せられたモデルでした。

日産・シーマ(Y32型)最大の特徴は「存在感を強めたフロントマスク」

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

Y32型シーマが持つ最大の特徴は、「フロントマスク」です。

横長に大きく開口部が設けられたグリルと、横広がりのヘッドランプは存在感を強め、個性を主張したデザインとなっています。

ボンネット上に備わったエンブレムと併せ、日産のフラッグシップとハイソカーであることを強調するデザインに仕上げられました。

日産・シーマ(Y32型)オススメポイントその1:サッシュドアの採用

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

Y32型シーマでオススメしたい1つ目のポイントは、ドアガラスに縁が設けられた「サッシュドア」の採用です。

初代モデルで使用された「サッシュレスドア」(ドアガラスの縁がない構造)に代え、新たにサッシュドアを採用。

それによりボディ剛性と騒音静粛性の向上につながっており、Y32型シーマをさらに高品質なクルマに仕立て上げました。

日産・シーマ(Y32型)オススメポイントその2:2種類のエンジンバリエーション

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

Y32型シーマでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

4.1リッター(4100cc)の自然吸気NAと、3リッター(3000cc)ターボチャージャー付の2種類のエンジンバリエーションを設定。

4.1リッターは270馬力、3リッターターボは255馬力の出力を絞りだすセッティングとなっており、低回転域から力強い走りを実現したエンジンです。

日産・シーマ(Y32型)オススメポイントその3:「日本車初」SRSサイドエアバッグ標準装備

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

Y32型シーマでオススメしたい3つ目のポイントは、SRSエアバッグです。

1995年のマイナーチェンジモデルで、一部グレードにオプション設定であった運転席用SRSエアバッグが、すべてのグレードに標準装備されました。

日産が誇る高級車に、安全技術が導入される先駆けとなったモデルです。

日産・シーマ(Y32型)オススメポイントその4:スポーティグレード「タイプツーリング」

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

Y32型シーマでオススメしたい4つ目のポイントは、「グランドツーリング」グレードです。

1993年のマイナーチェンジで追加されたスポーティグレードで、専用15インチアルミホイールやシート地を標準装備し、独自の味付けが施されました。

スポーティな要素を求めるなら、タイプツーリングがオススメです。

日産・シーマ(Y32型)オススメポイントその5:カスタムパーツが豊富

Photo by MIKI Yoshihito

Y32型シーマでオススメしたい5つ目のポイントは、豊富なカスタムパーツです。

高級車をカスタマイズカーに改造したい若者から、人気を集めているモデル。

日産の純正パーツにとどまらず、社外パーツも充実しており、エアロパーツや足回り、マフラーに手を加えて楽しめるハイソカーがシーマなのです。

日産・シーマ(Y32型)の中古車相場

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

2020年9月現在の、日産シーマ(Y32型)中古車価格は、以下のとおりです。

最低価格:48万円(2020年9月時点)
最高価格:141万9000円(2020年9月時点)
平均価格:86万9000円(2020年9月時点）

日産・シーマ(Y32型)の維持費

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

日産シーマ(Y32型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Ｌと仮定して計算しています。

シーマのグレードタイプⅠ(4.1リッター、FR、AT仕様)の実燃費は平均7.93km/Lです。
（参照：https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1198）

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1,135(Ｌ)×140（円、ガソリンの値段）＝158,890（円、年間のガソリン代）

シーマを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000ｋｍ程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、シーマの場合は「自動車税」に分類されます。

シーマのグレードタイプⅠ(4.1リッター、FR、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(4リッター超 4.5リッター以下)：76,500円

その他諸々の費用

ガソリン代や自動車税以外で、シーマにかかる費用を挙げてみました。

項目費用

車検費用
・基本料金
・法定費用（自賠責保険料、重量税、印紙代） 122,340円

任意保険（主な条件）
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000ｋｍ以下
・人身傷害：3,000万円（車内のみ補償型）
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし 60,000円

シーマの年間維持費は約42万円

シーマの年間維持費は417,730円です。

ガソリン代	158,890円
自動車税	76,500円
車検費用（基本料金+法定費用）	122,340円
任意保険	60,000円
合計	417,730円

車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

日産・シーマ(Y32型)スペック紹介

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

日産シーマ(Y32型)のスペックを簡単に紹介します。

全長	4.945mm
全幅	1.780mm
全高	1.435mm
排気量	2960~4130cc
燃費(10・15モード)	6.6~8.2km/L
駆動方式	4WD/FR
乗車定員	5名

まとめ

出典：https://www.nissan-global.com/JP/

「ハイソカーブーム」を打ち立てたモデルの2代目として登場した、Y32型シーマ。

中古車市場でも根強い人気を持っており、いまだに高値で取り引きされています。

条件の良い物件を入手するなら、こまめにチェックすることがおススメ！

Y32型シーマで、バブル景気時代のハイソカーを味わってください！