"V70"は、スウェーデン大手の自動車メーカー「ボルボ」が自信を持って開発に挑んだステーションワゴンタイプの乗用車です。
ボルボの伝統を引き継ぎ、日本での輸入車ブームに火を付けたモデルでもありました。
ボルボ・V70(8B型)とは
V70は、スウェーデンの自動車メーカーであるボルボ カーズが生産したミドルサイズのステーションワゴン。
1996年に850シリーズの後継モデルとして、
セダンタイプのS70とともに、名称をV70に改められたモデルは日本国内にも輸入され、
「多才」という意味を持つ単語、Versatilityの「V」から命名されたV70は、利便性に優れた1台です。
ボルボ・V70(8B型)最大の特徴は「直線基調のスタイリング」
8B型V70が持つ最大の特徴は、スタイリングで、先代にあたる850シリーズの流れをそのままに、「直線基調」
ヘッドランプやグリル、
縦長の長方形に近い形状のリヤコンビネーションランプにも
ボルボ・V70(8B型)オススメポイントその1:直列5気筒エンジン
直列5気筒エンジンに絞り込んだ、3種類のバリエーションが用意されました。
特に初期型で用意されたグレード、「T-5」には注目で、搭載された2.3リッター(2300cc)ターボエンジンは、 240馬力を発揮するハイパワーエンジン。希少価値の高いモデルとなっています。
高出力エンジンを搭載したステーションワゴンに乗るなら、T-5がピッタリです。
ボルボ・V70(8B型)オススメポイントその2:安全性を高めたサイドエアバッグとシート
先代モデル「850」 シリーズから使用されているシステムに新しい技術を注ぎ込み、 安全性が高められました。
特にサイドエアバッグとシートには注目で、「SIPS」と呼ばれるサイドエアバッグは、 側面衝突時に乗員頭部を守る性能を高めています。
1999年に改良されたモデルでは、「WHIPS」 と呼ばれるむち打ち症防止安全シートを全グレードに標準装備。
ドライバーや乗員への負担を軽減します。
ボルボ・V70(8B型)オススメポイントその3:左ハンドル仕様も用意
日本向けの右ハンドルだけでなく、 本国スウェーデンの雰囲気を味わえるモデルが導入されたのです。
ボルボ・V70(8B型)オススメポイントその4:メーカー初の4WDモデル
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8B型V70でオススメしたい4つ目のポイントは、
1996年のデビュー当時に4WD(四輪駆動) グレードも設定されました。
ボルボ初のフルタイム4WDを採用し、 当時唯一ラインナップされていたのです。
北欧スウェーデン発のステーションワゴンとして、 走破性を重視した結果、投入された4WDモデルは信頼性の高さを実現したクルマに仕上がっています。
ボルボ・V70(8B型)オススメポイントその5:クロスカントリーグレード「V70XC」
8B型V70でオススメしたい5つ目のポイントは、グレード「
4WDモデルをベースに車高を高め、
1997年に特別仕様車で初登場した後、
ステーションワゴンにクロスカントリーSUVを掛け合わせ、
まとめ
輸入車ステーションワゴンブームの火付け役となり、多くのユーザーから人気を博した8B型V70。
ボルボの歴史でも重要な1台であり、一度は所有したいクルマです。
今後、ますます現存台数が少なくなると予想されるだけに、見かけた時が購入のチャンス。
8B型V70で楽しいドライブを実現してください!