兵庫県三木市に本社を構える株式会社エムクライム(旧:Weed)。
SUV向けアフターパーツブランド「Mclimb」や、ハイラックスサーフエキスパートショップの「Weed」、新車販売や車両整備を行う「三木スズキ」など兵庫県三木市を中心にアフターパーツの全国展開を行っています。
自動車関係の事業と主軸としながらも、実は幅広く事業展開を行っているエムクライムですが、一体どんなメーカーなのでしょうか?ご紹介していきます!
Contents
東京オートサロン2019でやったこと
例年1月に千葉県の幕張メッセで開催されるカスタムカーの祭典、東京オートサロン。
2019年は1月11日(金)〜13日(日)の期間で行われ、SUV向けのカスタムパーツを展開する株式会社Weedは株式会社エムクライム(Mclimb)と名称変更しTAS2019に出展し、得意としているFJクルーザーのデモカーを展示し賑わいを見せました。
しかもデモカーのFJクルーザーには、日本初上陸となったオフロードキャンピングトレーラーLYCANI(ライカン)をヒッチメンバーで牽引させており、ミリタリールックな異彩を放つトレーラーとリフトアップカスタムが施されたFJクルーザーの迫力に、道行く来場者がエムクライムブースで足を止めて眺めるほど。
新しいライフスタイルの提案ということで「カッコいい4WDとキャンピングトレーラーの融合」というコンセプトのもと、FJクルーザー単体だけ見ても十分街中でも映えるスタイリングですが、非日常を味わうための道具としてiKamper製「Skycamp」をルーフとライカンに設置。
移動のための道具としてのクルマだけではなく、旅先でも楽しめるアクティビティビークルになっているのです!
Mclimb社長ってこんな人!!
TAS2019に新しいライフスタイルの提案と、日本初上陸のオフロードキャンピングトレーラー「ライカン」を展示したことで注目を集めたエムクライム。
仕掛け人となる森本社長は若いながら多角的にビジネスを拡げ、25歳(2001年)の時にカーショップ・ウィードとして中古車事業を起業し、2010年に株式会社ウィードとして法人設立、板金塗装や修理、新車販売と事業拡大を続け現在に至ります。
順調に走り続ける森本社長ですが、自動車業界が直面している問題について独自の目線で語ってくれました。
近年、若者のクルマ離れってよく言われていると思うんですが、それってエコカーの登場が始まりだと考えているんです。
もちろんエコカーは無駄がなく合理的で移動手段の道具として優れています。
でも一般的に電車通勤で土日が休みの社会人の方って、クルマに乗る機会は土日の2日間しかないわけじゃないですか?
土日しか運転しないのであれば燃費ばかりにこだわったクルマではなくて、「見て楽しい、乗って楽しいクルマ」を選んだ方が絶対に楽しい!とエムクライムは考えています。
そのために我々は「若者にとって、クルマはファッション性が重要で自己主張するアイテム」で、見るだけで心が震えるようなクルマ、走っていたら思わず振り返ってしまうようなクルマを手がけることに努力しています。
もちろんエコカーは無駄がなく合理的で移動手段の道具として優れています。
でも一般的に電車通勤で土日が休みの社会人の方って、クルマに乗る機会は土日の2日間しかないわけじゃないですか?
土日しか運転しないのであれば燃費ばかりにこだわったクルマではなくて、「見て楽しい、乗って楽しいクルマ」を選んだ方が絶対に楽しい!とエムクライムは考えています。
そのために我々は「若者にとって、クルマはファッション性が重要で自己主張するアイテム」で、見るだけで心が震えるようなクルマ、走っていたら思わず振り返ってしまうようなクルマを手がけることに努力しています。
何故キャンプなのか?
森本社長が語るように、クルマを通じての新しいライフスタイルの提案というところから、エムクライムでは「街乗りでカッコいい4WD」を提案し、オフロードも走行できるけどラグジュアリー的な要素も盛り込んだSUVとすることで、エムクライムが考える独自のカッコよさを追求しています。
自社開発のパーツブランドはもちろん、海外からもライフスタイルを豊かにできると感じたパーツを続々と輸入。
常に新しいものを追い求める中で、現在のエムクライムが押し出しているのがTAS2019で魅せた「カッコいい4WDとキャンピングトレーラーの融合」だったのです。
仕事に行く平日が"日常"であれば、休日は"非日常"なことをして楽しみたいですよね。
そこで若者はもちろんファミリー層をターゲットに、アウトドアをオシャレに楽しめるキャンプ製品として、ライカンのオフロードトレーラーを持ち込み、さらにルーフテントを後付けしました。
トレーラーとすることで、必要な時に牽引することができるため、キャンピングカーとは違います。
しかもそのトレーラーがこんなにカッコ良ければ、キャンプに行くのももっとワクワクすると思いませんか?
そこで若者はもちろんファミリー層をターゲットに、アウトドアをオシャレに楽しめるキャンプ製品として、ライカンのオフロードトレーラーを持ち込み、さらにルーフテントを後付けしました。
トレーラーとすることで、必要な時に牽引することができるため、キャンピングカーとは違います。
しかもそのトレーラーがこんなにカッコ良ければ、キャンプに行くのももっとワクワクすると思いませんか?
と森本社長は語ります。
実はMclimbってこんな会社!
クルマを通じて新しいライフスタイルを探求するエムクライムですが、前述にもある通り、自社製品以外にも海外製品の代理店としてパーツの輸入販売も行なっています。
アウトドアやボートなどは自動車とひも付きやすいですが、農業や学習塾と行ったところまで手掛けているのです!
もちろん筆者も「なぜクルマ屋さんが学習塾!?」と思った1人ですが、
将来的に社会で活躍する人って、「何をしたいか?」「どうなりたいか?」を常に考えている人だと思うんです。
それって子供の頃からの教育がとても重要で、小さい頃に様々なことを経験することで感性が磨く必要があります。
子供が感性を磨くためには学校生活以外で何を経験したのか、が重要だと考えています。
その経験をしてもらう上で学習塾であったり、農業体験であったり、家族で遊びに行くキャンプがあると思うんです。
実はエムクライムのカーカスタムもこう行った点に全て紐づいているんですよ。
それって子供の頃からの教育がとても重要で、小さい頃に様々なことを経験することで感性が磨く必要があります。
子供が感性を磨くためには学校生活以外で何を経験したのか、が重要だと考えています。
その経験をしてもらう上で学習塾であったり、農業体験であったり、家族で遊びに行くキャンプがあると思うんです。
実はエムクライムのカーカスタムもこう行った点に全て紐づいているんですよ。
と森本社長はカーカスタムを通じてエムクライムだからできる考えを語ってくれました。
【Mclimb】まとめ
今回は2019年1月にWeedから社名を変更した株式会社エムクライムについて、森本社長のインタビューと通じてご紹介しました。
自動車アフターパーツブランドやメーカーは日本国内だけ見ても1,000社以上ありますが、自動車事業を基盤にアウトドアや教育などを手がけるエムクライムは非常に珍しいと感じました。
自分好みでクルマのカスタムを楽しむことはもちろん、エムクライムが追求する「新しいライフスタイルの提案」に沿ったカスタムをすることで、ライフスタイルごとカスタムするのも面白いのではないでしょうか?