群馬サイクルスポーツセンターで行われた女性限定走行会にて発見したAE86レビン。
このレビン、実は○○○だった・・・!?
オーナーのシブい趣味にも注目です!
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レビンと見せかけて○○○なんです!
元々大学の自動車部で自動車競技に励んでいたオーナーのリョウコさん。
彼女が初めて購入したクルマが、今回紹介する1983年式のAE86です。
ハチロクとの出会いはたまたまで、クルマの購入を検討している際にオークションで見つけて購入したとのこと。
こちらのハチロク、一見するとレビンの2ドアに見えるますが、なんとベースはトレノ!
顔面のみレビンにスワップされており、リアのタイヤハウス前方にはトレノのステッカーが貼られています。
走ることが大好きなオーナーの拘り
車内は比較的シンプルで、バケットシートが入っていることとインパネのカバー、サイドブレーキがカスタムされている程度。
インパネのカバーは本人曰く「だいぶバブリーな感じ」とのこと。
80~90年代に流行った内装カスタムをリバイバルしたような雰囲気に、オーナーのこだわりを感じます。
知り合いから譲り受けたというサイドブレーキ。
純正のサイドブレーキに延長バーを溶接し、ドリフト時もサイドブレーキを引きやすいように加工されています。
実は速い仕様だった・・・!?
年式もあり、最新のクルマと比べると、どうしても古さや性能の差が目立ってしまいますが、リョウコさんの愛車はエンジン載せ替えでリフレッシュが図られています。
AE92後期のエンジンを搭載し、HKSのハイカムがインストールされた実はチョット速い仕様となっているそう。
しかし、エアクリーナーボックスやエキマニなどは純正のまま。
これはリョウコさんのこだわりであり、なるべく純正の物を使用し、壊れないクルマにしていきたいとのこと。
自分の愛車に並々ならぬ愛情を注いでいるからこその選択ですね。
目指すは「通勤快速号」
リョウコさんに今後のカスタム予定などを尋ねてみると、「通勤で使って会社の人に怒られない仕様にする」とのこと。
車高も今より5センチほど低かったようで、たとえ車検に通る仕様だったとしても、会社の人から怒られてしまうため、 今後は通勤でしっかり使える形に仕上げていきたいそうです。
走ることを楽しみながら、通勤にも使用する。
それはつまり、ハチロクという80年代の名車を、生活の一部として楽しんでいるということ。
そして、そうやって楽しんでいる若いクルマ好きがいるということ。
若者のクルマ離れと大々的に語ってクルマ好きが少ないように見せるのではなく、リョウコさんのような人たちが持つ魅力をありのまま伝えて、クルマ好きを増やしていきたい。
その思いが、改めて強くなるAE86とオーナー取材でした。