今回は、WRカーのフルレプリカ仕様GRBインプレッサをご紹介!
まさに完全コピーと言えるこちらのGRBは、WRCとインプレッサを愛するオーナーのこだわり満載です!
あの「世界の新井」こと新井敏弘さんが競技車両に使うためのパーツ開発車両になったとか...!?
Contents
ワンオフ品も使い、完全コピー!
GRBのA型に乗るハンドルネーム"GRB-A555"さん。
ラ・アンスポーツのフルエアロを纏い、WRCをペター・ソルベルグが戦ったマシンのフルレプリカ仕様です。
フロントで目を引くランプポッドは、オークションで購入したものを加工して装着。
あまり確認せずに購入したら、ダイハツ ストーリア用の物だったそう。
バンパーについているランプポッドもレギュラーラインナップにはないラ・アンスポーツのワンオフ品です。
WRC仕様のボンネットにはダクトが無いため、冷却効率が落ちてしまうことを避けるように前向きインタークーラーが採用されています。
こちらがダクトのないWRC仕様ボンネット
オーバーフェンダーは貼り付けるタイプ。
ホイールは。白のspeedlineのものを特注カラーで塗装。
タイヤは、このサイズとなるとスポーツタイヤはなく、ピレリのP1(205/65 R15)を履いています。
今後はラリータイヤを履かせようと考えているとのこと。
屋根に取り付けられたベンチレーターとカメラはダミー。
ベンチレーターに関しては、実際に屋根に穴を開ける人もいるが、"GRB-A555"さんは「穴空けた瞬間に下取り価格が0円になる」と聞き、やめたそうです。
ミラーはアライモータースポーツで制作。
なんと、新井敏弘選手が実際に競技で使うGRB用ミラーを開発する際に、このクルマが開発車両として使用されたというエピソードがあるとのこと。
ウィングも当然レプリカ仕様。
完全再現するために、実際のWRカーと同じくカーボン繊維の目も縦型にされています。
マフラーもラ・アンスポーツのオリジナル。
タイコを無くしストレート化された右一本出し仕様となります。
内装もまさにラリーカー!!
TRUST Greddyのステアリングをセレクト。
グリップ部が細めで扱いやすいとのこと。
sparcoのバケットシートは、横の視界をかなり遮りそうですが、ミラーを駆使したり、後は慣れでカバーできるとのこと。
スピンターンノブ付きのサイドブレーキ。
延長部分はなんと自作だそうです。
タブレットはカーナビ、左側のものはリアを映すカメラが繋がっています。
真ん中はTPチェッカーで、タイヤの空気圧と温度を表示。 右はレーダー探知機です。
レプリカインプレッサの今後は・・・?
走行距離が17万キロを越える"GRB-A555"さんのGRB。
今後はエンジンやミッション等のオーバーホールを行い、30万キロを目指して行くとのこと。
基本的には維持していくことがメインとなるが、できればロールケージなどを投入し、より本物のWRカーに近いマシンへと仕上げて行くことが目標と語ってくれました。
スバルとWRCを愛した"GRB-A555"さんとGRBが今後どうなっていくのか、注目です。