今回はカートに本気で取り組む女性レーサーが登場!
D1ライツや全日本ラリーなどに参戦する女性ドライバー、塚本奈々美選手が主宰するチーム、「女子カート部」に所属し、EVカートでの活動に力を入れている美咲さん。
愛車は、ほどほどにカスタムされたVitz RS!
しかも、自分で作業できる部分は全てDIY!今回は、こだわりたっぷりヴィッツのカスタムポイントをご紹介します!
外装はカーボンシートをふんだんに取り入れてレーシーに!
美咲さんのVitz RSは派手なエアロパーツでを装着しているわけではないものの、どことなくレーシーな雰囲気を醸しています。
その理由はふんだんに使われたカーボンシート。
フロント周りでは、エンブレム、アイライン、ワイパーにカーボンシートを用いレーシーさを表現。
アイラインに関しては、もともとの色が褪せてきてしまったものを隠すために、シートを貼っているそう。
工具屋でカーボンシートを購入し、アイラインの形に合わせて自分でカットして貼ったとのことです。
ホイールはWedsSportのSA-70。
グレーのボディにブロンズのホイールが映えます。
タイヤはエコタイヤで、ブレーキ類もノーマル。
基本的には街乗り用となっています。
ミラーやピラー部にもカーボンシートが。
この辺りも、最初は既製品を購入して貼って、劣化してきたら自分でシートをカットして修復するそうです。
リアにはTRDのスポイラーを装備。
マフラーはTRD Sportivoのハイレスポンスマフラー。
こちらは前オーナーが装着したものとのこと。
フューエルリッドには英字ステッカーが。
ステッカーチューンひとつとっても、オシャレさが漂います。
目の前にある三連メーターがこだわり!内装カスタム
赤と黒で統一された内装。
内装にもカーボン調のパーツやステッカーがふんだんに使用されていますが、特に注目したいのがメーターです。
この型のヴィッツは通常センターメーターのみですが、運転中の視認性を上げる為にTRDの三連メーターを装備。
ウーファーはALPINEの物を装備。
街乗りメインということで、音響への配慮も抜かりありません。
最低限のチューンが施されたエンジンルーム
エンジン系のカスタムはそれほど行っておらず、購入時から付いていたC-ONE CORPORATIONのタワーバーと、TRDのエキゾーストマニホールドを装着している程度です。
サスペンションにはTRD Sportivoのスポーツサスペンションをセレクト。
街乗り仕様なので、あまり激しいカスタムはせず、乗り心地を損なわないようなカスタムに留めているとのことです。
Vitzとの今後は?
美咲さんに、今後のヴィッツのカスタム予定を聞いてみると、
「特に大きく変えたい部分はないけど、実用性があるクルマなのでこのまま綺麗な状態を維持し、出来るだけ長く大切に乗って行きたい。」
と語ってくれました。
カーボンシートやステッカーで小技が光り、美咲さんのこだわりと愛が詰まったヴィッツを、これからも大切にしてほしい。
そして美咲さんがヴィッツを通してクルマの楽しさを伝え続けてくれる、そんなドライバーへと成長してほしいと願うばかりです。