クルマもトータルコーディネートの時代!!アルパインスタイルの30アルファード

特集

2019/11/22

今回ご紹介するアルファードは、いわゆるカスタムショップやチューニングショップが手掛けたカスタムカーとは一味違います。

なんとこのアルファードを手掛けたのは、カーエレクトロニクスの老舗メーカーであるアルパインが手掛ける「アルパインスタイル」。

ほかとは一味違うアルファードの魅力と、なぜ今アルパインがカスタマイズカーの分野に進出するのかについても迫ってみたいと思います。

Text : Shingo MASUDA ／ Photo : Takanori ARIMA

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見た目だけでなく安全性もプラスする機能美

アルファードの高級感を損なうことなく、シャープさとスポーティ感をプラスするのは、フロントとサイド、そして、リアの各ハーフスポイラー。

決して主張しすぎることの無いサイズ感でありながら、立体感のあるこだわりの造形に加え、赤の差し色を入ることでオリジナリティを演出しています。

フロントハーフスポイラーのスリット部分には、アルミ素材のメッシュを使用しワンランク上の上質感を付与。こういった細部わたるこだわりこそアルパインスタイルの魅力なのです。

フロントバンパー左右に取付られたスポイラー形状のコーナーダクトの左側には、コーナーカメラをビルトイン。左ドアミラーに設置されたサイドカメラと合わせることで、死角になりがちな左前部の視界を補完します。

また、フロントグリルにもカメラを入れ込んでいますが、存在感タップリの純正グリルの見た目を一切スポイルすることなく装着。

見た目と機能を高次元で両立させることができるのも、アルパインスタイルの強みと言えるでしょう。

ホイールやマフラーにもアルパインスタイルならではのこだわりが光る

足元を固めるのは、Made In Japanであることと、1ピース鋳造にこだわった「Balken BTC basic アルパインスタイル・リミテッドエディション」。

Lサイズのアルファードにも負けない20インチという大口径でありながら重くなり過ぎない、伸びやかなスポーク形状で、足元にシャープな印象を与えています。

チタンコートが印象的な左右4本出しマフラーは、決してうるさすぎない排気音で、まさしく大人のカスタムカーにピッタリ。

「音作りという点では、排気音も重要な要素」という店長のお話の通り、アルパインスタイルならではのストロングポイントです。

オーナーが滞在する車内空間もトータルコーディネート

アルパインスタイルのカスタマイズカーということは、当然車内のエレクトロニクスにも一切妥協はありません。

迫力満点の11インチカーナビゲーションシステムのビックX11や、起動と同時にせり上がるリフトアップツイーターは、純正かと錯覚するほどの見事なフィッティング。

もちろん、その音質は折り紙付きで、専用のリフトアップ3ウェイスピーカーには、アルファード/ヴェルファイア専用のチューニングデータが付属するため、誰でも簡単に最高の音場空間を手に入れることが可能です。

そして、純正と言われても、まったく遜色のないシートカバーは、生地にしっかりとした厚みを持たせつつセンター部には本革を使用し、純正以上の高級感を演出しています。

アルパインスタイルならトータルで間違いのないコーディネートが可能

今回ご紹介した、アルパインスタイルのアルファードには、とても1本の記事ではご紹介しきれないこだわりポイントや、細部に渡る作り込みがいくつも見て取れます。

それは、これまで機能性だけでなく、“見た目もカッコ良いカーナビ”を世に送り出してきたアルパインらしさとも言えるでしょう。

カー用品店やネット通販で、カーナビ、エアロ、ホイールなどのアフターパーツを1つ1つバラバラに購入するのも楽しみの1つです。

しかし、実際にパーツを購入していくうち、テイストが合わなくなったり、余計な手間と費用が掛かってしまったりする恐れがあります。

その点、アルパインスタイルの各店（横浜と福岡）なら、ナビやオーディオ類だけでなく、エアロが装着された実車を見ることが可能。

また、シートカバーやオリジナルフロアマットなども実際に手で触れて確認することができます。