みなさんが普段行っている洗車。実は洗車をするだけで車の走りに変化をもたらすことはご存じでしょうか?
車のボディ表面には走行中の空気摩擦による静電気が帯電しており、洗車をすることで静電気を除去しているのです。
ただ除去した静電気も、走り出してしまえばまたすぐ静電気が帯電してしまいます。
そこでSARD(サード)からカーシャンプー1本で、撥水や帯電防止効果が得られる「GRエアロスタビライジングシャンプー」がリリースされました。
一体どんな洗車用品なのか?解説していきます!
Contents
GRエアロスタビライジングシャンプーとは?
2024年1月にSARDよりリリースされた「GRエアロスタビライジングシャンプー」。
「もっとお客様が身近にGRブランドを感じていただけるようなアイテムはないだろうか?」というGR企画部からの声のもと、すでに販売されていた「GRディスチャージテープ(帯電防止アルミテープ)」を参考に、洗車をしながら帯電防止ができるカーシャンプーの開発を行いました。
カーシャンプーの撥水効果と帯電防止効果を両立させることは極めて難しく、洗髪剤の「リンスインシャンプー」のように、泡立ちが悪く洗浄能力が落ちてしまうのが一般的ですが、界面制御技術に注目し洗浄力に妥協なく撥水・帯電防止効果が得られる配合のカーシャンプーを作り上げることが出来ました。
「洗車をするだけで走りが変わる」
「洗車をするだけで埃がつきにくくなる」
デイリーユースからコアなサーキットユースまで幅広く応える、新しい洗車剤になっているのです。
GRエアロスタビライジングシャンプーをチェックする
帯電防止剤って何だ?
PC基板の表面には帯電防止剤が使用されており、PC基板は埃や静電気による熱害やエラーを防ぐことを目的に、基板表面に塗布されています。
家庭用のシャンプーボトルなど、プラスチック製品の表面にも帯電防止剤は使用されており、埃の付着を防ぐことによる外観の向上や、フィルムシートのブロッキングを防ぐ効果が期待できます。
そもそもなぜ車のボディに静電気が帯電するのか?
静電気の発生原因そのものに軽く触れると「絶縁体同士の接触、摩擦、剥離」によって静電気が発生します。
絶縁体とは「電気または熱を通しにくい性質を持つ物質」を指します。
逆に金属など電気が通りやすいものを、導体と言います。
自動車における静電気が発生する要因として挙げられるのが以下の3つ。
・エンジンのピストン運動による摩擦帯電
・タイヤと路面間で発生する摩擦・剥離帯電
・ボディと空気で発生する摩擦帯電
「車は金属部品が多い、ボディは金属なのだから導体なのでは?」と思われますが、バンパーなどの樹脂製品や高級スポーツカーのカーボンモノコックといったものを除き、一般的な市販のほとんどのボディは鉄やアルミを使用した金属のボディに「塗料」を塗っています。
ボディカラーとなる塗料の塗膜が絶縁体となるため、走行中の空気との摩擦でボディ表面に静電気が発生し帯電するのです。
帯電防止によるメリットは?
記事概要にて「洗車をするだけで静電気は除去される」と記載しました。
洗車をした際や雨の日は、ボディに付着した水が地面に流れることで、静電気を除去しており、「雨の日の方が車がスムーズに走る」というのは無駄な静電気が除去されることで、車の様々なパーツがスムーズに動くようになるためです。
しかし洗車後やボディが乾くと、空気摩擦によりボディ表面に静電気が帯電し、元の状態に戻ります。
GRエアロスタビライジングシャンプーで、ボディ表面に帯電防止をした場合、何が得られるのか?
・車がスムーズに走る
・ボディに埃が付きにくくなる
が挙げられます。
・車がスムーズに走る
洗車したことで静電気が除去され、GRエアロスタビライジングシャンプーの帯電防止剤により、静電気が除去された状態が長続きします。
空力に影響を及ぼすことはもちろんのこと、サスペンションなどの摺動部品の動きも比較的長く静電気が帯電しにくいことから、スムーズな走りを持続するようになります。
※個人差があります。
・ボディに埃が付きにくくなる
帯電防止により静電気の増加を抑えられることから、ボディ表面に埃が付きにくくなります。
空気中の微細な埃は、ボディ表面の細かな傷や静電気によって付着しており、花粉や黄砂、砂埃といった細かな微粒子の付着を防ぐ効果化があり、洗車頻度が減ることから結果的に経済的、ということが挙げられます。