スーパーGTやニュル24時間耐久、世界各国のレースで活躍する日産GT-Rの工場を見学してみましょう!
限られた職人しか作ることが出来ないハンドメイドの匠エンジンや組立工場など随所に拘りと品質の高さが表れていますよ。
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2007年より、日産自動車で製造と販売が行われている日産GT-R。GT-Rは全て栃木県にある工場で製造されています。
工場の特徴としては、スーパースポーツと呼ばれる各メーカーの車が特別なラインで製造されているのに対し、GT-Rの最終組み立てラインは専用ラインではなく、他の生産車と同様に既存のラインを使用した混流生産で行われています。
車両スペック車両型式 : DBA-R35
駆動方式:AWD
車両総重量 : 1,760kg
エンジン型式 : VR38DETT
排気量 : 3799cc
最高出力 :570ps
最大トルク : 65,0kg・m
車両寸法 (全長×全幅×全高) 4,710 mm × 1,895 mm × 1,370mm車両価格:996〜1870万円
出典:http://www.nissan.co.jp/
GT-R専用のVR38型ツインターボエンジンは、認められた職人しか組み立てが出来ず、全車「手組み」、性能チェック、慣らしまで行われて出荷となります。
こだわりが詰まったエンジンは、様々な最新技術が盛り込まれ、開発時に使われるオイルもMOTUL製となっています。
ちなみに、エンジンの組立は横浜工場です。
R35 GT-R工場見学!
まずは動画でご覧ください。
現状、4人しか居ない匠によるエンジン製作工程。必見です。
手組みにより組み立てられるエンジン
完成状態。GT-R専用のVR38型ツインターボエンジン。
クランク、コンロッド、ピストンetc...全て手作業で組み上げていきます。
作業スピードよりも、クオリティと性能を担保する。日産のこだわりを感じます。
組み上げ後は、通常は抜き打ち検査で行われている性能チェックを、全エンジンで行われています。
性能が保証された後は・・・職人の手によって「匠エンブレム」が貼り付けられます。
匠の名前入りです。
組み付け工程 栃木ファクトリー
他の車輌と同じラインで組み立てられる、GT-R。
工場での職人が高い品質を連続して保てるからこそ出来る技です。 GT-Rのホワイトボディ。 他の車と同じラインと言えど、別工程も勿論あります。手作業での溶接。 内装、外装を組み付けていきます。コチラは通常ライン作業。 GT-Rのエンブレムを貼り付けて・・・車検を行い完成です!!
まとめ
色々なスーパーカーの工場の中でも、結構特殊なGT-R。通常の自動車製造ラインで組み立てられることや手組みエンジンと日産のこだわりと品質、工場の実力が改めて分かる動画でした。
世界中で活躍しているGT-Rのエンジンがこのように作られているんだと知る、よりワクワクしませんか?