隠れた280馬力エンジン搭載車!日産・スカイライン(R34型)がオススメな5つの理由

隠れた280馬力エンジン搭載車!日産・スカイライン(R34型)がオススメな5つの理由

カタログ

日産・スカイライン(R34型)とは

日産・スカイライン(R34型)スタイリングPhoto by Adrian Kot

スカイラインは、1957年に富士精密工業(のちのプリンス自動車)によって、初代が開発されたモデルです。

日産自動車が、その歴史を引き継ぎ、2020年現在も13代目 V37型として生産が続けられています。

1998年に登場したR34型は、記念すべき10代目。

スポーティ路線の2ドアクーペと4ドアセダンが設定され、スカイラインシリーズ20世紀最後のフルモデルチェンジで登場した1台です。
 

日産・スカイライン(R34型)はどのような場面で活躍するクルマか

日産・スカイライン(R34型)スタイリング2出典:http://history.nissan.co.jp/

R34型スカイラインは、通勤や買い物、ドライブ、旅行と幅広く活躍するクルマです。

その理由は、「ボディ剛性の高さ」にあります。

9代目 R33型で車体が「3ナンバーサイズ」に拡大された反面、肥大化と重量増によりシャープな走りを失いつつありました。

そこで、R34型では反省を生かし、ボディ設計の見直しに着手。

ボディの軽量化と的確な強度アップが実行され、質の高い走りを手に入れたのです。

胸をすくようなコーナリングを見せてくれるFR(フロントエンジン・後輪駆動)車に、生まれ変わったR34型スカイライン。

現在でもドリフト競技でのベース車両として、高い人気を誇ります。
 

日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその1:「280馬力規制」まで引き上げたエンジン

日産・スカイライン(R34型)スタイリング3出典:http://history.nissan.co.jp/

R34型スカイラインでオススメしたい1つ目のポイントは、エンジンです。

クーペのグレード GTS-tに搭載されている「RB25DET」型は、最高出力280馬力を発揮。

この数値は、当時の日本国内で設定されていた「馬力規制」の限界値となっています。

FRレイアウトを採用し、派生モデルである4WD(四輪駆動)車のGT-Rとは一味違うコーナーでの旋回性能を味わえる点も特徴のひとつ。

車重も軽く、軽快な走りをドライバーに与えます。
 

日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその2:直線的なスタイリング

日産・スカイライン(R34型)スタイリング4出典:http://history.nissan.co.jp/

R34型スカイラインでオススメしたい2つ目のポイントは、スタイリングです。
車体からウィンドウガラスまで、角張った直線的なデザインは、8代目 R32型と9代目 R33型の丸みを帯びたデザインを一新。
矢のような速さを感じられるスタイリングは、街中でも注目を浴びること間違いなしです。
 

日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその3:前期後期で異なるLSDを採用

日産・スカイライン(R34型)足回り出典:http://history.nissan.co.jp/

R34型スカイラインでオススメしたい3つ目のポイントは、足回りのセッティングです。

特に、「LSD」は注目すべきポイントとなっています。

【LSDとは】
コーナーを曲がる時に、クルマにかかる遠心力によって駆動力が逃げる現象を防ぐためのパーツ。

タイヤに駆動力を伝えられるように、「回転差」を無くす役割を担っています。

R34型では前期モデルにリヤビスカスLSD、後期モデルにヘリカルLSDを採用。

ヘリカルLSDは、アクセルペダルのレスポンスに素早く応える仕組みとなっており、R34型スカイラインのポテンシャルを一層引き上げています。
 

日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその4:好評によりセダンのレギュラーグレードに昇格した25GT-V

日産・スカイライン(R34型)スタイリング5出典:http://history.nissan.co.jp/

R34型スカイラインでオススメしたい4つ目のポイントは、モデル途中で投入された追加グレードです。
1999年に追加されたセダンのグレード 25GT-Vは、登場直後に用意されていなかった装備が搭載され、セダンユーザーを喜ばせました。
 

日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその5:カスタムパーツが豊富

日産・スカイライン(R34型)スタイリング6Photo byGuillaume Vachey

R34型スカイラインでオススメしたい5つ目のポイントは、カスタムパーツの豊富さです。

日産の純正やオーテックジャパンなどの日産系列メーカー、社外メーカーまで数多くラインナップされています。

いまだ、サーキットやドリフトコースで走りを楽しむユーザーも多数。

走りに重点を置きたい人に、R34型スカイラインは格好の遊び道具となるのです。
 

まとめ

日産・スカイライン(R34型)スタイリング9Photo by Guillaume Vachey

ボディ剛性を高めて走りの質を改善し、シャープな乗り味を実現したR34型スカイライン。
2.5リッター直列6気筒エンジンは、R34型をもって廃止となってしまったため、今や貴重なクルマです。

また、カスタムベースとしても大変人気で、ドリフト走行を楽しむユーザーから支持の熱いクルマであるため、現存する数もどんどんと減ってきています。
最高出力280馬力を味わいたいならぱ、今が最後のチャンス。
R34型スカイラインで、楽しいカーライフを送りましょう。
 

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