日産"スカイライン"は60年以上の歴史を持つ、日産を代表するモデルです。
そのなかでも1998年から2001年まで生産された10代目 R34型は、徹底したボディ剛性の強化と「馬力規制」限界まで引き上げたエンジンが魅力の1台です。
Contents
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- 日産・スカイライン(R34型)とは
- 日産・スカイライン(R34型)はどのような場面で活躍するクルマか
- 日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその1:「280馬力規制」まで引き上げたエンジン
- 日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその2:直線的なスタイリング
- 日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその3:前期後期で異なるLSDを採用
- 日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその4:好評によりセダンのレギュラーグレードに昇格した25GT-V
- 日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその5:カスタムパーツが豊富
- 日産・スカイライン(R34型)の維持費
- 日産・スカイライン(R34型)スペック紹介
- まとめ
日産・スカイライン(R34型)とは
スカイラインは、1957年に富士精密工業(
日産自動車が、その歴史を引き継ぎ、2020年現在も13代目 V37型として生産が続けられています。
1998年に登場したR34型は、記念すべき10代目。
スポーティ路線の2ドアクーペと4ドアセダンが設定され、
日産・スカイライン(R34型)はどのような場面で活躍するクルマか
R34型スカイラインは、通勤や買い物、ドライブ、
その理由は、「ボディ剛性の高さ」にあります。
9代目 R33型で車体が「3ナンバーサイズ」に拡大された反面、
そこで、R34型では反省を生かし、ボディ設計の見直しに着手。
ボディの軽量化と的確な強度アップが実行され、
胸をすくようなコーナリングを見せてくれるFR(
現在でもドリフト競技でのベース車両として、高い
日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその1:「280馬力規制」まで引き上げたエンジン
R34型スカイラインでオススメしたい1つ目のポイントは、
クーペのグレード GTS-tに搭載されている「
この数値は、当時の日本国内で設定されていた「馬力規制」の限界値となっています。
FRレイアウトを採用し、派生モデルである4WD(
車重も軽く、軽快な走りをドライバーに与えます。
日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその2:直線的なスタイリング
車体からウィンドウガラスまで、角張った直線的なデザインは、8代目 R32型と9代目 R33型の丸みを帯びたデザインを一新。
矢のような速さを感じられるスタイリングは、 街中でも注目を浴びること間違いなしです。
日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその3:前期後期で異なるLSDを採用
R34型スカイラインでオススメしたい3つ目のポイントは、
特に、「LSD」は注目すべきポイントとなっています。
R34型では前期モデルにリヤビスカスLSD、【LSDとは】
コーナーを曲がる時に、クルマにかかる遠心力によって駆動力が逃げる現象を防ぐためのパーツ。
タイヤに駆動力を伝えられるように、「回転差」を無くす役割を担っています。R34型では
ヘリカルLSDは、
日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその4:好評によりセダンのレギュラーグレードに昇格した25GT-V
1999年に追加されたセダンのグレード 25GT-Vは、登場直後に用意されていなかった装備が搭載され、 セダンユーザーを喜ばせました。
日産・スカイライン(R34型)のオススメポイントその5:カスタムパーツが豊富
R34型スカイラインでオススメしたい5つ目のポイントは、
日産の純正やオーテックジャパンなどの日産系列メーカー、
いまだ、
走りに重点を置きたい人に、
日産・スカイライン(R34型)の維持費
日産・スカイライン(R34型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、スカイラインのグレード セダン25GT-V(2.5リッター・5速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。スカイラインのグレード セダン25GT-V(2.5リッター・5速MT仕様)の実燃費は平均で8.09km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1165)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
スカイラインを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,112(L)×140(円、ガソリンの値段)=155,747(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スカイラインの場合は「自動車税」に分類されます。スカイラインのグレード セダン25GT-V(2.5リッター・5速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(2リッター以上、2.5リッター未満):45,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、スカイラインにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)102,410円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし44,000円
スカイラインの年間維持費は約35万円
スカイラインの年間維持費は347,157円です。ガソリン代 | 155,747円 |
自動車税 | 45,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 102,410円 |
任意保険 | 44,000円 |
合計 | 347,157円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
日産・スカイライン(R34型)スペック紹介
日産・スカイライン(R34型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.580~4.705mm |
全幅 | 1.720~1.725mm |
全高 | 1.340~1.375mm |
燃費(10・15モード) | 9.2~12.0km/L |
駆動方式 | FR/4WD |
排気量 | 1998~2498cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
2. 5リッター直列6気筒エンジンは、R34型をもって廃止となってしまったため、今や貴重なクルマです。
また、カスタムベースとしても大変人気で、ドリフト走行を楽しむユーザーから支持の熱いクルマであるため、現存する数もどんどんと減ってきています。
また、カスタムベースとしても大変人気で、ドリフト走行を楽しむユーザーから支持の熱いクルマであるため、現存する数もどんどんと減ってきています。
最高出力280馬力を味わいたいならぱ、今が最後のチャンス。
R34型スカイラインで、 楽しいカーライフを送りましょう。