スポーツ走行にはもってこい!シルビア(S14型)が本格的に走りを楽しみたい人にオススメな5つの理由

スポーツ走行にはもってこい!シルビア(S14型)が本格的に走りを楽しみたい人にオススメな5つの理由

カタログ

日産・シルビア(S14型)とは


日産・シルビア(S14型)レーシングカー出典:https://nissan-heritage-collection.com/

S14型シルビアは、モータースポーツで多くの活躍を見せたクルマです。
国内最高峰のカーレース、全日本GT選手権(現・スーパーGT)でレーシングカーのベース車両となり、大活躍を見せました。
1997年には、現在も第一線で走り続ける織戸学選手と、モータースポーツ中継解説で活躍する福山英朗選手により、GT300クラスで見事、年間チャンピオンに輝きました。
その他にも、レーシングチームの監督を務める音楽アーティスト、近藤真彦氏が1998年に全日本GT選手権を戦った際に相棒としていたマシンも、S14型シルビアでした。

日産・シルビア(S14型)はどのような場面で活躍するクルマか

日産・シルビア(S14型)スタイリングPhoto by D - 15 photography

S14型シルビアは、趣味のドライブで活躍するクルマです。

その理由は「車体の3ナンバー化」にあります。

5代目 S13型のプラットフォームを継続使用しつつも、車体の幅を1.7m以上に拡張し、3ナンバー化を実現。

幅が広がったことで、直進での安定感が高まるなど、走行性能を向上させています。

現在販売されているスポーツカーは、車幅が1.7mを超える3ナンバーサイズが多く存在しますが、S14型シルビアはそんな時代を先取りし、現在でも通用する実力を備えたクルマなのです。

日産・シルビア(S14型)のオススメポイントその1:「たれ目」「ツリ目」が選べるフロントマスク

日産・シルビア(S14型)たれ目Photo by D - 15 photography
日産・シルビア(S14型)ツリ目Photo by Jordan LAB

S14型シルビアでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。

ヘッドランプは、前期型が横に長く丸みをおびており、後期型は同じく横長でありながら、角張った四方体に変更。好みに合わせて「たれ目」か「ツリ目」を選択できるのです。

中古車を探す際には、年式とマイナーチェンジ前後のモデルであるかチェックして、お気に入りのS14型シルビアを見つけてみましょう。

日産・シルビア(S14型)のオススメポイントその2:馬力アップを実現したエンジン

日産・シルビア(S14型)エクステリアPhoto by JOHN LLOYD

S14型シルビアでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンです。

2リッター(2000cc)の自然吸気NAと、ターボ付エンジンの2種類を設定。

いずれのエンジンも、5代目 S13型と比較して最高出力が20馬力向上しているのです。

日産・シルビア(S14型)のオススメポイントその3:熟成が進められた足回り

日産・シルビア(S14型)エクステリア2Photo by Andrew Smith

S14型シルビアでオススメしたい3つ目のポイントは、サスペンションを始めとした足回りです。

5代目 S13型のプラットフォームを継続使用することで、高い走行安定性能を維持。

加えて、リヤにマルチリンクサスペンションを継続採用し、サスペンションの幅広い可動域を利用して、乗り心地の良さを実現しています。

S14型は、S13型よりも熟成が進み、信頼のおけるモデルに進化しているのです。

日産・シルビア(S14型)のオススメポイントその4:社外パーツが豊富

日産・シルビア(S14型)側面Photo by nzhamstar

S14型シルビアでオススメしたい4つ目のポイントは、社外パーツが豊富な点です。
サーキットや山坂道、ワインディングロードで見掛けると、エアロパーツやスポーツマフラーなどのチューニングが施されたS14型シルビアが多く見られます。
そして現在でも、S14型シルビア専用、もしくは装着可能なパーツが数多く市販されているのです。
S14型シルビアにパーツを装着し、チューニングを楽しむと、充実したカーライフになるのではないでしょうか。

日産・シルビア(S14型)のオススメポイントその5:「オーテック」によるスペシャルモデルも存在

日産・シルビア(S14型)オーテック出典:https://www.autech.co.jp/

S14型シルビアでオススメしたい5つ目のポイントは、スペシャルモデルの存在です。
「シルビア オーテックジャパン K's MF-T」は、日産の特殊車両を開発する「オーテックジャパン」がS14型シルビアをより強化したモデルとなっています。
【オーテックジャパン K's MF-Tの主な装備】
  • 専用ターボチャージャー(IHI製)
  • SR20DETチューンドエンジン
  • 専用フロントストラットタワーバー
  • 専用エキゾーストシステム(フジツボ製)
  • 専用スポーツチューンドサスペンション
エンジンに専用のチューニングを施すことにより、250馬力の最高出力を実現。
現在は激レアモデルとなっているため、中古車市場で見つけたら、すぐにチェックしたい1台です。

まとめ

日産・シルビア(S14型)ドリフト2Photo by Andrew Smith

時代を先取りした「3ナンバー化」で車幅を拡大し、スポーツカーとしての進化を目指したS14型シルビア。
実際の販売台数は伸び悩んだものの、エンジンパワーの向上や足回りの熟成により、ノーマル仕様でも楽しめるクルマに仕上がっています。
社外パーツも充実しており、「遊べるクルマ」でもあるS14型シルビアで、楽しいカーライフを送りましょう!

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