名エンジンが搭載されたトヨタ・MR2の魅力を再調査してみた!

名エンジンが搭載されたトヨタ・MR2の魅力を再調査してみた!

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トヨタ・MR2(SW20型)とは

トヨタ・MR2(SW20型)モータースポーツ出典:http://cdn.toyota-catalog.jp/

「ミッドシップ・ランナバウト・2シーター」の略が、名前の由来であるMR2。

その2代目となるSW20型は1989年に登場し、長く親しまれたモデルです。

市販車としてだけでなく、モータースポーツでも活躍したスポーツカー。

市販車ベース車両で争われる日本最高峰レース「全日本GT選手権(現・スーパーGT)」では、1998年・1999年の2年間、GT300クラスチャンピオンに輝いたクルマです。
 

トヨタ・MR2(SW20型)はどのような場面で活躍するクルマか

トヨタ・MR2(SW20型)エクステリア1Photo by Hugh Llewelyn

MR2は、山坂道やワインディングロードで秘めた実力を発揮します。

その理由は、ミッドシップレイアウトとリア駆動(MR)の組み合わせにありました。

通常のクルマは、エンジンを車体前部に搭載していますが、MR2は前後のタイヤの間に搭載。エンジンの配置を工夫することで、カーブでの安定感を高めるなど、運転のしやすさを確保しているのです。
 

トヨタ・MR2(SW20型)のオススメポイントその1:低排気量ながらパワフルなエンジン

トヨタ・MR2(SW20型)エンジン出典:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/mr2-s/mr2-s_199712.pdf

SW20型MR2でオススメしたい1つ目のポイントは、パワフルなエンジンを採用している点です。

MR2は、2リッター(2000cc)ターボチャージャー付エンジンと、2リッター(2000cc)自然吸気エンジンの2種類を設定。

ターボチャージャー付の「3S-GTE」エンジンは、2リッターの低排気量ながらモデル末期では245馬力の最高出力を発揮しました。

一方の自然吸気の「3S-GE」エンジンも、200馬力の最高出力が引き出されており、ともに走りを楽しめるエンジンに仕上がっています。
 

トヨタ・MR2(SW20型)のオススメポイントその2:ボディサイズの拡張で上品なスタイリングを確保

トヨタ・MR2(SW20型)エクステリア2Photo by CC-BY-CarImages

SW20型MR2でオススメしたい2つ目のポイントは、上品なスタイリングです。

次世代スポーツカーを意識した丸みを帯びたシルエットは、初代 AW系の角ばったデザインとは異なり、洗練された印象を持ちます。

車体の全長と幅が広がった一方で、空気抵抗を減らすべく徹底的なボディ設計が行われました。

1980年代から1990年代にかけ、徐々に丸みを帯びたデザインのクルマが増えていった中で、MR2は時代の最先端を進んむクルマでした。
 

トヨタ・MR2(SW20型)のオススメポイントその3:可変式リヤスポイラーを採用


トヨタ・MR2(SW20型)ウイング出典:http://cdn.toyota-catalog.jp/

SW20型MR2でオススメしたい3つ目のポイントは、可変式リヤスポイラーです。

通常のリヤスポイラーではウイング(羽根部分)の角度が調節できないところを、MR2は3段階に調節することが可能(※)となっています。

直進安定性と操縦性を、ドライバーの好みに合わせて調節可能。

サーキット走行が趣味で、MR2をノーマル状態で走らせたいと考えている人にはうってつけの装備ではないでしょうか!

(※)一般道路を走行する場合は、標準状態の角度(0°)に設定して使用する
 

トヨタ・MR2(SW20型)のオススメポイントその4:ビルシュタイン製ショックアブソーバーを標準装備

トヨタ・MR2(SW20型)走行イメージ図出典:http://cdn.toyota-catalog.jp/

SW20型MR2でオススメしたい4つ目のポイントは、スポーツ走行に適したショックアブソーバーを採用している点です。

MR2に標準装備されたショックアブソーバーは、ドイツのビルシュタイン社との共同開発。

世界の自動車メーカーがフラッグシップであるスポーツカーに採用する、ビルシュタイン社製のショックアブソーバーで、最適な抵抗力を確保してサスペンションの働きをサポートしてくれるため、優れたハンドリングが提供されます。
 

トヨタ・MR2(SW20型)のオススメポイントその5:オープン感覚が楽しめる「Tバールーフ」


トヨタ・MR2(SW20型)エクステリア3Photo by Guillaume Vachey

SW20型MR2でオススメしたい5つ目のポイントは、「Tバールーフ」仕様が用意されている点です。

初代AW系でも採用されていたTバールーフを、SW20型でも引き続き採用。

ガラス製のルーフ部分は装着したままのでも日が差し込み、気持ちよさを味わえる一方で、雨の日でも気にせずそのままドライブを楽しめるオールマイティーな仕様です。

また、ルーフを取り外した場合でも、ルーフ中央に細い棒状のフレームが残るため、高いボディ剛性を保っています。
 

まとめ

トヨタ・MR2(SW20型)エクステリア7Photo by Jacob Frey 4A

ボディの拡大とエンジンのパワーアップ、足回りのセッティングが調整され、最適化されたSW20型MR2は、ノーマル仕様でも十分にドライブを楽しめる要素が整っています。

現在は中古車市場での値段が上昇しており、貴重な車種になりつつあるMR2。

今が手に入れる、最後のチャンスかもしれません。

SW20型MR2で楽しいカーライフを実現してみませんか?
 

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