日産"シルビア"は、1960年代から2000年代前半まで、日産の2ドアクーペとして活躍していたクルマです。そのなかで、1999年から2002年まで販売されていた7代目 S15型は、レーシングカーのベース車両となり、チャンピオンを獲得するなどの活躍を見せたモデル。「5ナンバーサイズ」へ回帰し、コンパクトかつシャープさが前面に打ち出されたS15型シルビアを紹介します。
Contents
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- 日産・シルビア(S15型)とは
- 日産・シルビア(S15型)はどのような場面で活躍するクルマか
- 日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその1:ンプルかつ絞り込みを図ったスタイリング
- 日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその2:完熟の域に達したエンジン
- 日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその3:熟成を施したサスペンション
- 日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその4:鍛え上げられた高剛性ボディ
- 日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその5:「オーテックバージョン」やオープンカーなどスペシャルモデルを用意
- 日産・シルビア(S15型)の中古車相場
- 日産・シルビア(S15型)の維持費
- 日産・シルビア(S15型)スペック紹介
- まとめ
日産・シルビア(S15型)とは
S15型シルビアは、
レーシングカーのベース車両に採用され、全日本GT選手権(
2001年シーズン、GT300クラスで「
現在も、ドリフト競技の「D1グランプリ」
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日産・シルビア(S15型)はどのような場面で活躍するクルマか
S15型シルビアは、趣味のドライブで活躍するクルマです。
その理由は「ボディサイズ」にあります。
車体の幅が1.7mを切り、5代目 S13型以来の5ナンバー登録サイズへ変更。
車体がコンパクトとなったことで、取り回しの良さが向上し、カーブの多い山坂道や海沿いのワインディングロードなどで、
取り回しが良く、操る楽しさを求めるなら、
日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその1:ンプルかつ絞り込みを図ったスタイリング
S15型シルビアでオススメしたい1つ目のポイントは、
5ナンバーサイズの車体となったことでシンプルかつ絞り込みが施され、無駄が削がれたデザインは、低く構えたフロントノーズから車体後方まで、滑らかに流れるスタイリングを実現しています。
日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその2:完熟の域に達したエンジン
5代目 S13型より使用されているエンジンを、熟成させる事により、更に磨き上げられました。
用意された2リッター(2000cc) の自然吸気NAは最高出力165馬力、 ターボ付エンジンは250馬力を発揮。
疾風のような加速感を得られるターボと、 軽くて機敏な走りを見せるNAの2種類を設定し、 多くのスポーツカーファンからの支持を集めました。
日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその3:熟成を施したサスペンション
フロントのストラット式、 リヤのマルチリンク式サスペンションは、5代目 S13型より使用されている定評のある形式。
サスペンション取付部の剛性を強化して、 素早いレスポンスに磨きがかけられました。
日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその4:鍛え上げられた高剛性ボディ
S15型シルビアでオススメしたい4つ目のポイントは、
ボディサイドやフロアまわりにクロスバーを搭載し、補強することによって、普段の街中での乗り心地を改善し、
楽しいドライブの時間を、
日産・シルビア(S15型)のオススメポイントその5:「オーテックバージョン」やオープンカーなどスペシャルモデルを用意
S15型シルビアでオススメしたい5つ目のポイントは、
日産の特殊車両を開発する「オーテックジャパン」のチューニングによる、パワーアップやオープンカー架装されたモデルを販売。
中古車を探す際は、注意して見てみると面白いかもしれません。
日産・シルビア(S15型)で用意されていたスペシャルモデル
ヴァリエッタ(オープン仕様)【主な装備】
- SR20DE専用チューンドエンジン
- 専用エキゾーストシステム
- カムプロファイル&NVCS専用チューニング
- 専用コンピューターROMデータ
【主な装備】
- ヴァリアブルメタルルーフ
- 本革シート&シートヒーター
- モルフォトーンクロスシー
日産・シルビア(S15型)の中古車相場
2020年6月現在の日産・シルビア(S15型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:49万円(2020年6月時点)
最高中古価格:430万円(2020年6月時点)
平均価格:154万円(2020年6月時点)
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日産・シルビア(S15型)の維持費
日産 シルビア(S15型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、シルビアのグレード スペックR(2リッター・6速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。シルビアのグレード スペックR(2リッター・6速MT仕様)の実燃費は平均で7.09km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/943)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
シルビアを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,133(L)×140(円、ガソリンの値段)=158,690(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、シルビアの場合は「自動車税」に分類されます。シルビアのグレード スペックR(2リッター・6速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.6リッター以上、2リッター未満):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、シルビアにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)91,650円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし46,000円
シルビアの年間維持費は約34万円
シルビアの年間維持費は335,840円です。ガソリン代 | 158,690円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 91,650円 |
任意保険 | 46,000円 |
合計 | 335,840円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
日産・シルビア(S15型)スペック紹介
日産・シルビア(S14型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.445mm |
全幅 | 1.695mm |
全高 | 1.285mm |
燃費(10・15モード) | 8.8~12.0km/L |
駆動方式 | FR |
排気量 | 1998cc |
乗車定員 | 4名 |
まとめ
生産終了から20年近くが経過しましたが、今でも 多くのファンに愛されているクルマです。
中古車市場でも高値が付いており、 徐々に良好な車体が減りつつある今こそ、 S15型シルビアを手に入れる最後のチャンス。
S15型シルビアで、どこまでも楽しいドライブを味わいましょう!
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