今買わないと手に入らなくなる!?日産・スカイライン(R33型)がオススメな5つの理由

今買わないと手に入らなくなる!?日産・スカイライン(R33型)がオススメな5つの理由

カタログ

日産・スカイライン(R33型)とは

日産・スカイライン(R33型)エクステリアPhoto by Guillaume Vachey

スカイラインは、1957年に富士精密工業(当時、のちのプリンス自動車)によって初代 S1型が開発されました。

そして1966年、日産自動車がプリンス自動車と合併し、日産ブランドとなって以降も生産を継続。2020年現在は13代目 V37型となっています。

1993年に登場したR33型は、スポーティ路線の2ドアクーペと4ドアセダンが設定されたモデル。

日本のバブル期に開発が進められ、時代を先取りしたクルマです。

日産・スカイライン(R33型)はどのような場面で活躍するクルマか

日産・スカイライン(R33型)エクステリア3Photo by Guillaume Vachey

R33型スカイラインは、通勤や買い物、ドライブ、旅行と幅広く活躍するクルマです。

その理由は、「ボディサイズの拡大」にあります。

販売されたグレードすべてが、車体の幅を1.7m以上に拡大した「3ナンバーサイズ」として登場。

ボディサイズの拡大により、居住空間の快適性が向上したほか、走りの質感に磨きがかけられました。

しかし、登場当時は車体の幅が1.7m以下である「5ナンバーサイズ」が主流の時代。

3ナンバーサイズへ拡大したスカイラインは、世間に受け入れられにくい状況でした。

しかし、生産終了となって20年以上が経過した今、多くのクルマが3ナンバーサイズとなっています。

R33型スカイラインの3ナンバー化は、「正解」だったのです。

バブル期当時のスポーティなクーペ、セダンの走りを味わいたいなら、R33スカイラインは最適なクルマではないでしょうか。

日産・スカイライン(R33型)のおすすめポイントその1:GT-Rに引けを取らないパワーを備えたエンジン

日産・スカイライン(R33型)エクステリア4Photo by Guillaume Vachey

R33型スカイラインでオススメしたい1つ目のポイントは、エンジンです。

2.5リッター(2500cc)直列6気筒DOHCと2リッター(2000cc)直列6気筒SOHCの2種類を設定。

2.5リッターは、ターボ付エンジンとなっており最高出力250馬力を発揮

同じ時期に生産された派生車種「R33型スカイラインGT-R」に引けを取らないパワーを備えています。
 

日産・スカイライン(R33型)のおすすめポイントその2:ホイールベース拡大による直進安定性の向上

日産・スカイライン(R33型)エクステリア5Photo bydave_7

R33型スカイラインでオススメしたい2つ目のポイントは、高い直進安定性です。

ボディサイズを拡大すると同時に、ホイールベース(前後に備わったタイヤの距離)も延長。

ホイールベースの延長により、燃料タンクを後部座席下に移動させたほか、バッテリーをトランク下に配置するレイアウトを実現。

車体重量バランスが向上し、快適な直進走行を体感することができます。
 

日産・スカイライン(R33型)のおすすめポイントその3:電動化された後輪操縦機能「スーパーHICAS」

日産・スカイライン(R33型)エクステリア5Photo by peterolthof

R33型スカイラインでオススメしたい3つ目のポイントは、HICAS(後輪操縦機能)です。

【HICASの特徴】

コーナリング時の横Gを検知して、電子制御によりフロントタイヤだけでなくリヤタイヤも操縦するシステム

HICASを電動式に切り替えたことで、レスポンスの改善につながり、気持ちの良いコーナリングを味わうことが可能です。
 

日産・スカイライン(R33型)のおすすめポイントその4:熟成が進められたマルチリンクサスペンション

日産・スカイライン(R33型)エクステリア6Photo by Riley

R33型スカイラインでオススメしたい4つ目のポイントは、サスペンションです。

フロントとリヤの両方に、「マルチリンクサスペンション」を採用。

複数のアームに分割することで、サスペンションの可動域を拡大しています。

8代目 R32型と同様に使用されたアッパーアームですが、形状変更などの見直しが行われました。

可動域を大きくしたことで、路面の状況に適応じた走行安定感を保つ効果を発揮するのです。
 

日産・スカイライン(R33型)のおすすめポイントその5:モータースポーツで活躍する「NISMO」チューンの特別仕様車

日産・スカイライン(R33型)エクステリア7Photo by FotoSleuth

R33型スカイラインでオススメしたい5つ目のポイントは、特別仕様車です。
「NISMO」が開発したエアロパーツを装着した、特別仕様車の存在。
スーパーGTなど国内外のモータースポーツで活躍中のNISMOの味付けを、R33型スカイラインでも体感できるのです。
 

日産・スカイライン(R33型)の維持費

日産・スカイライン(R33型)エクステリア9Photo by FotoSleuth

日産 スカイライン(R33型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。

この項目では、スカイラインのグレード セダンGTS-t(2.5リッター・5速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

スカイラインのグレード セダンGTS-t(2.5リッター・5速MT仕様)の実燃費は平均で7.42km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/954

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1,212(L)×140(円、ガソリンの値段)=169,811(円、年間のガソリン代)

スカイラインを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約170,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スカイラインの場合は「自動車税」に分類されます。

スカイラインのグレード セダンGTS-t(2.5リッター・5速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(2リッター以上、2.5リッター未満):45,000円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、スカイラインにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
102,410円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
46,000円

スカイラインの年間維持費は約36万円

スカイラインの年間維持費は363,221円です。
ガソリン代 169,811円
自動車税 45,000円
車検費用(基本料金+法定費用) 102,410円
任意保険 46,000円
合計 363,221円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

日産・スカイライン(R33型)スペック紹介

日産・スカイライン(R33型)エクステリア10Photo by FotoSleuth

日産・スカイライン(R33型)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.720mm
全幅 1.720mm
全高 1.360~1.380mm
燃費(10・15モード) 8.4~11.4km/L
駆動方式 FR/4WD
排気量 1998~2498cc
乗車定員 5名

まとめ

日産・スカイライン(R33型)エクステリア11Photo by Rutger van der Maar

「3ナンバーサイズ」を採用することで時代を先取りし、現代で高い評価を得ているR33型スカイライン。
1990年代のバブル期に作られたクルマを経験したいなら、最適な1台ではないでしょうか。
 

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