2018年シーズンはSUPER GTのGT300クラスに参戦している『つちやエンジニアリング』から『HOPPY 86 MC』のドライバーを務めるレーシングドライバーの松井 孝允選手に愛車をご紹介して頂きました!
同チームの社員でもある松井選手は、サーキットだけでなく日常の通勤でもトヨタ 86のステアリングを握り、また86のカスタムを楽しんでいます。
仕事もプライベートも86漬けな松井選手が"オフ"で楽しんでいる86カスタムとは、どのような内容なのでしょうか?
Contents
日本一の86使い!? スーパーGTでも86を駆る松井選手の愛車紹介!
トヨタ 86ってどんなクルマ?
トヨタとSUBARU(元富士重工)が共同開発で製作し、2012年に発売された86。
車両のコンセプトやパッケージング、デザイン等についてはトヨタが、実際の開発はスバルが行い、開発費用は折半というスタイルで、車両の開発が行われています。
デビュー当時はAE86(トヨタカローラレビン・スプリンタートレノ)の復活と雑誌やweb上で騒がれましたが、後継機というわけではなく、あくまでも新型車両にあたります。
2リッター水平4気筒NAエンジンを搭載した軽量・低重心でFRレイアウトを活かしたハンドリングマシンに仕上がっています。
2016年にはマイナーチェンジを行い、吸排気などの見直しから、パワーで7ps、トルクで0.7kgmの性能向上に成功。
発売当初はユーザーの年齢層は高かったものの、中古市場で安価に出回るようになると、若年層向けのエントリースポーツとしても、その人気を高めています。
松井選手のカスタムポイントをチェック!
早速、松井選手と一緒に、愛車トヨタ 86のカスタムを徹底解剖していきましょう!
リアビューは派手すぎない程度に主張する各部カスタムパーツが、コンパクトにオリジナリティを表現したパッケージングを予感させます。
エアロパーツは『TRUST(トラスト)』製の軽量なフロントスカート/サイドスカートをチョイス。一味違ったフロントフェイスを演出しています。
リアにはアンダースポイラーも装着することで、空力UP!
バディークラブの流れるテールランプはスイッチでウインカーの点滅切り替えが出来る優れもの!
トラスト製の小型タービン『T517Z』を装着しているので、相性の良い『パワーエクストリームR』にマフラーも交換されていました。
ホイールはエンケイの『GTC01』、ブレーキはアドヴィックスの『ハイパフォーマンス・ブレーキキット』にすることで制動性能は大幅に向上しています!
ターボ化に合わせてブーストコントローラー『GReddy Profec』も導入。
シートはBRIDE製のセミバケタイプの『GIAS Ⅱ』をチョイス。
助手席には同じくセミバケタイプの『STRADIA Ⅱ』が装着されています。
同じセミバケながら若干ホールド感の高いGIASがドライバー側へ、ややコンフォート向けのSTRADAを助手席としています。
「可能な限り、人には触れて欲しくない…!」と語る松井選手は、マイカーの86カスタムを自らの手で行われてきたようです。
特に愛車はキレイに保っていたいタイプという松井選手は、キーパーコーティング技術二級の資格を持っているほどですが……、右フロントフェンダーには難アリ?
詳しくは動画でご確認ください(笑)。