女性がもっと気軽にモータースポーツにチャレンジできるよう、女性限定の走行会が開催されていることをご存じですか?
今回はそんな走行会を主催する行動派女性オーナー「アリサ」さんの愛車S13シルビアを、モタガレが取材させていただきました。
ただ好きなだけじゃなく、自身で作業できる部分は積極的にDIYを行う、オーナーのS13愛に迫ります。
Contents
外装はクールでダークな装い
サーキットなどでドリフト走行を楽しむためにカスタム・チューニングされたS13シルビア。
ミッドナイトパープルに塗られたボディが、妖艶なイメージを醸します。
フェンダーは鉄板を溶接で継ぎ足し、片側40mmのワイド化を実現。
リアにはWONDERのリアフェンダーを装着しています。
ヘッドライトは自身で開け、元々ガラスだったものをクリアのカバーに変更。
更にスモーク塗装をすることでオリジナリティを表現しています。
ボンネットはアフター品に交換しているのではなく、純正を加工してダクトを導入。
フロントバンパーは元々付けていたものをサーキット走行中に落としてしまったため、 今は仮の物を装着しています。
ミラーは現在廃盤にも関わらず、絶大な人気を誇るガナドールミラー。
プレミア価格で取引されることが多いため、オーナーも「金欠になったらお金になるかな・・・」と冗談交じりに語ります。
ウイング類はD-MAXのルーフスポイラーとG-CORPORATIONのウイングをセレクト。
ウイングにはピンストライプ+名前をデザイン。
アメリカンでセクシーなデザインでリア回りを引き締めます。
サーキットを走行する際、落としてしまいがちなリアバンパー。
この日も外しており、移動中のみ装着するとのこと。 テールランプはLED化されています。
足回りのチョイスは?
ホイールはRAYSの57DRをチョイス。
非常に軽量で、女性でも簡単にタイヤ交換ができる点がお気に入りだそうです。
ブレーキ周りはスリットローターに変更し、キャリパーは純正のまま、パッドが交換されています。
エンジンルームもドレスアップ!でも見た目だけじゃありません
エンジンルーム内はピンクに塗装されていますが、これは以前乗っていたS13を廃車にしハコ替えする際、 「今でないとできないから」とショップの人に言われ思い切って塗装したとのこと。
スポットを打ちボディ補強も抜かりなく行われています。
オーナーが指さす部分は、S15の補強を参考にした部分とのこと。
エンジン自体は約2年前にオーバーホール済み。
タービンにはトラストのT517を採用し、GCGのターボスマートを装着しゲート仕様に変更されています。
完全走り仕様の内装!
まさに「走るための仕様」と言える内装。
NARDIのステアリング、ペダルもカバーでアレンジし、サイドブレーキもドリフトがしやすいよう加工されています。
ロールケージは7点式にクロスのサイドバーを入れバッチリ補強。
シートにはブリッドのバケットシートを採用。
ハーネスにワッペンを装着し、女性らしいオシャレさを演出しています。
リアシートはドンガラ。なんと自身でアンダーコートを剥がしたとのこと!
シンナーまみれになりながら作業をするなど、クルマ愛に溢れたオーナーです。
今後の活動は?
好きなクルマを質問すると、「もちろんS13」と答えたアリサさん。
好きなポイントは「角ばっていてクラシカルなデザインで、ちょっと悪そうな部分」なのだとか。
S13好きの人は大事にキレイに乗る人もいますが、自身は走って楽しむスタイル。
だからこそ、走る楽しみをたくさんの人に伝えたいと思い、イベントを主催するまでに至っているのでしょう。
モータースポーツに挑戦する女性をもっと拡大していくため、 今後も女性限定走行会等を企画するようなので、女性読者の方はモタガレや、アリサさんのSNSなど是非チェックしてみてください!
アリサさんのInstagramはコチラ→https://www.instagram.com/arisa_mizuhara/