スバル"インプレッサG4"は、1992年に登場したインプレッサシリーズの歴史を受け継ぐ4ドアセダンです。そして2016年に登場した5代目 GK系は、スバルのメーカースローガンである「安心と愉しさ」の両立を目指して開発された最新のスポーツタイプセダン。中古車市場でも、幅広い層から人気を集めているモデルです。
Contents
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- スバル・インプレッサG4(GK系)とは
- スバル・インプレッサG4(GK系)はどのような場面で活躍するクルマか
- スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその1:躍動感を感じさせるスタイリング
- スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその2:ダイエットで燃費向上に貢献した「リニアトロニック」
- スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその3:コーナリング性能を高める最新システム
- スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその4:停車状態を維持できる「オートビークルホールド」」
- スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその5:国内メーカー初の「歩行者保護」エアバッグ
- スバル・インプレッサG4(GK系)の中古車相場
- スバル・インプレッサG4(GK系)の維持費
- スバル・インプレッサG4(GK系)スペック紹介
- まとめ
スバル・インプレッサG4(GK系)とは
インプレッサG4は、1992年に初代 GC系が登場して以降、インプレッサシリーズのセダンタイプを継承しているモデルです。
2011年に登場した4代目 GJ系より、「Genuine(本物の)」と4ドアセダンの意味を掛け合わせた「G4」のサブネームが採用されました。
スバル・インプレッサG4(GK系)はどのような場面で活躍するクルマか
インプレッサG4は、通勤や買い物から趣味のドライブまで幅広く活躍するクルマです。
その理由は、「新開発のプラットフォーム」にあります。
GK系インプレッサG4は、採用されている新開発の「SUBARU GLOBAL PRATFORM」により、走りの質感を向上。
ステアリング操作へのレスポンスの正確さを向上させるべく、設計が見直されました。
例えば街中へ買い物に出かける際も、細かいステアリングの修正操作が減り、ドライバーだけでなく乗る人全員が疲れにくく快適に移動時間を楽しめるのです。
スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその1:躍動感を感じさせるスタイリング
GK系インプレッサG4でオススメしたい1つ目のポイントは、躍動感あふれるスタイリングです。
インプレッサG4に採用されたエクステリアデザインには、スバルが掲げる「DYNAMIC x SOLID」が注ぎ込まれています。
フロントマスクは6角形をモチーフとしたグリルを4代目 GJ系から継承しつつも、鷹の目をイメージしたフロントランプをよりシャープな形へ変更し、たくましい印象に。
サイドは、クーペのように流れるラインと前後のフェンダーを含めた側面全体に抑揚をつけ、立体感を引き出したダイナミックなデザインとなりました。
リヤは、4代目 GJ系から一新されて横に広がったランプにより、軽快な走りを思わせます。
スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその2:ダイエットで燃費向上に貢献した「リニアトロニック」
GK系インプレッサG4でオススメしたい2つ目のポイントは、ダイエットが施された「リニアトロニック」です。
4代目 GJ系より採用されているリニアトロニック(CVTトランスミッション)を、GK系ではモデルチェンジに合わせてリニューアし、約7.8kgの軽量化に成功。
燃費や走行性能、静粛性の向上に貢献するほか、力強い加速と高い速度域ではガソリンの消費を抑えるべく、ギアチェンジの範囲が広げられました。
心地良い走りを提供するスポーツセダンとして、インプレッサG4は魅力を増したのです。
スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその3:コーナリング性能を高める最新システム
GK系インプレッサG4でオススメしたい3つ目のポイントは、コーナリング性能を高める最新システムが採用されている点です。
インプレッサG4では、「ビークルダイナミクスコントロール(VDC)」が全グレードに標準装備されています。
こちらは、カーブ走行や急な危険回避操作時の安定性を高めるシステムで、4輪個別のブレーキ制御によってドライバーに安心感をもたらしてくれます。
加えて、VDCを生かすシステムとして「アクティブ・トルク・ベクタリング」を採用。
カーブを走行する際に、VDCによって旋回方向の内側にブレーキが作動するため、相対的に外側の駆動力を大きくし、旋回能力を高めてくれます。
(※)グレード・2.0i-S EyeSightに
スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその4:停車状態を維持できる「オートビークルホールド」」
GK系インプレッサG4でオススメしたい4つ目のポイントは、「オートビークルホールド」です。
こちらはブレーキペダルから足を離した場合でも、停車した状態を維持してくれる優れもの。
2018年の改良モデルより追加された機能で、信号待ちや渋滞でブレーキペダルを踏み続けなければならないような場面で活躍します。
スバル・インプレッサG4(GK系)のオススメポイントその5:国内メーカー初の「歩行者保護」エアバッグ
GK系インプレッサG4でオススメしたい5つ目のポイントは、国内メーカーで初めて採用された「歩行者保護エアバッグ」です。
歩行者と衝突した場合、衝撃を検知(※)してフロントピラーやガラスの下部など、硬さのあるパーツを覆うようにエアバッグが作動。歩行者の頭部や、生命にかかわる部分への衝撃を軽減する効果を発揮するのです。
(※)作動には一定の条件があり、衝突時の衝撃が弱い場合や、速度などによっては作動しない場合がある。
スバル・インプレッサG4(GK系)の中古車相場
2020年6月現在のスバル・インプレッサG4(GK系)の中古車相場は、下記のとおりです。
最低中古価格:76万8000円(2020年6月時点)
最高中古価格:246万4000円(2020年6月時点)
平均価格:156万3000円(2020年6月時点)
スバル・インプレッサG4(GK系)の維持費
スバル・インプレッサG4(GK系)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、インプレッサG4のグレード 2.0i-Sアイサイト(2リッターエンジン・CVT・4WD仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。インプレッサG4のグレード 2.0i-Sアイサイト(2リッターエンジン・CVT・4WD仕様)の実燃費は平均で11.19km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/12940)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
インプレッサG4を1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約100,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
804(L)×130(円、ガソリンの値段)=104,557(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、インプレッサG4の場合は「自動車税」に分類されます。また、インプレッサG4のグレード 2.0i-Sアイサイト(2リッターエンジン・CVT・4WD仕様)は、「1.5リットル超~2リットル以下」に該当します。
自動車税「1.5リットル超~2リットル以下」:36,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、インプレッサG4にかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)91,650円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし36,000円
インプレッサG4の年間維持費は約27万円
インプレッサG4の年間維持費は268,207円です。ガソリン代 | 104,557円 |
自動車税 | 36,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 91,650円 |
任意保険 | 36,000円 |
合計 | 268,207円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
スバル・インプレッサG4(GK系)スペック紹介
スバル・インプレッサG4(GK系)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.640mm |
全幅 | 1.775mm |
全高 | 1.455mm |
燃費(JC08モード) | 16.0~17.2km/L |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1599~1995cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
スバルが提唱する「安心と愉しさ」を高いレベルで実現すべく、軽量化やVDCなどの走行アシストシステムの充実など、様々な進化を遂げて生まれ変わったGK系インプレッサG4。
2016年の登場から4年が経過し、マイナーチェンジや改良を経て熟成されつつあります。
同時に、中古車市場でも良質な個体が出回りつつあり、中には本体価格が100万円を切るクルマも。
GK系インプレッサG4の中古車で、最新の技術が盛り込まれたスポーツセダンを体感してみてはいかがでしょうか。