ホンダ"シビックタイプR"は、ホンダのスポーツグレードに使われる「タイプR」の名を継承したハイパフォーマンススポーツカーです。2001年に登場した2代目 EP3型は、ホンダ史上初めてイギリスで生産され、日本へ輸入されたモデルです。「弾丸ホットハッチ」をコンセプトに徹底的に開発されたEP3型シビックタイプRのオススメポイントをご紹介します。
Contents
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- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)とは
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)はどのような場面で活躍するクルマか
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその1:ホットハッチを強調するスタイリング
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその2:感覚を重視したコクピットデザイン
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその3:限界まで攻められるコーナリング性能
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその4:万が一に対応した安全性能
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその5:伝統のチャンピオンシップホワイトを継承したボディカラー
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)の中古車相場
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)の維持費
- ホンダ・シビックタイプR(EP3型)スペック紹介
- まとめ
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)とは
EP3型シビックタイプRは、「Dangan Hot Hatch」をコンセプトに、基本の走行性能が磨かれ、力強いスタイリングと走る楽しさが重視された3ドアハッチバックです。
また、EP3型はホンダ史上初めて、イギリスにある「Honda of the U.K. Manufacturing(HUM)」で生産されて、日本に輸入されたモデル。
ベースモデルには用意されていなかった3ドアハッチバックを、EP3シビックタイプRで体感できるのです。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)はどのような場面で活躍するクルマか
EP3シビックタイプRは、趣味のドライブで活躍するクルマです。
その理由は、「エンジン」にあります。
最高出力215馬力を発揮する、2リッター(2000cc)自然吸気(NA)エンジンを搭載。
サーキット走行だけでなく、高速道路や山坂道などの一般道でも力強い走りをドライバーに提供してくれます。
究極のNAエンジン搭載車を求めるなら、EP3型シビックタイプRは最適の1台でしょう。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその1:ホットハッチを強調するスタイリング
EP3型シビックタイプRでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。
弾丸をモチーフとしたボディ形状に、タイプR専用のデザインを採用。
短めに設計されたノーズから、ルーフ後方にかけて鋭く滑らかなカーブを描いたスタイリングは、空力性能の向上に貢献しています。
また、床下の空力性能を向上させるエアロフォルムバンパー、ストレイキ一体型サイドシルガーニッシュ、大型テールゲートスポイラーが装備され、ボディ全体の走行安定性が高められました。
カッコ良さだけでなく、実用性も意識して作られているスタイリングには、惚れ惚れしてしまいます。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその2:感覚を重視したコクピットデザイン
EP3型シビックタイプRでオススメしたい2つ目のポイントは、コクピットのデザインです。
操作系の直接的な感覚を優先し、快適な操作が可能となっています。
インパネに配置された6速MTミッションのシフトノブは、形状やストロークまで細かく設計。
ステアリングホイールは小径3本スポークが採用されたMOMO製の本革巻き仕様が設置され、フィット感を向上しています。
加えて、RECARO製バケットシートを運転席と助手席に採用。
シート側面のサポート形状により、ドライバーへのホールド感が高められています。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその3:限界まで攻められるコーナリング性能
EP3型シビックタイプRでオススメしたい3つ目のポイントは、コーナリング性能の高さです。
限界まで攻められるハンドリングレスポンスを実現すべく、ボディ剛性の向上に尽力。
サーキットやテストコースでの走行テストのデータを解析し、ボディ各部の開発が進められました。
車体前部と後部にストラットタワーバーが使用され、ステアリングレスポンスを向上させています。
また、サスペンションの強化やブレーキの大型化を実施して剛性感を向上。
レスポンスの良さを高めた結果、安定性の高い欧州風のドライビングフィーリングを獲得しています。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその4:万が一に対応した安全性能
EP3型シビックタイプRでオススメしたい4つ目のポイントは、安全性能です。
万が一のアクシデントに備え、ドライバーも含めた乗員全員の危険を可能な限り引き下げることを目標とした「人中心」の安全性を重視。
衝突テストなどでの解析により、短いノーズでありながらも、効果的な衝突の衝撃吸収やキャビンの強度維持を高いレベルで実現しています。
走る楽しさだけでなく、ドライバーや乗る人の安全も考えられているクルマなのです。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のオススメポイントその5:伝統のチャンピオンシップホワイトを継承したボディカラー
EP3型シビックタイプRでオススメしたい5つ目のポイントは、ボディカラーです。
EP3型シビックタイプRで採用されているチャンピオンシップホワイトは、歴代のタイプRでも用いられている伝統のボディカラー。
ホイールカラーも同じくチャンピオンシップホワイトに塗られており、ノーマル状態でも輝く魅力を備えています。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)の中古車相場
2020年6月現在のホンダ・シビックタイプR(EP3型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:59万円(2020年6月時点)
最高中古価格:169万8000円(2020年6月時点)
平均価格:102万2000円(2020年6月時点)
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)の維持費
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、シビックタイプR(2リッター・6速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。シビックタイプR(2リッター・6速MT仕様)の実燃費は平均で11
.49km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/1071)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
シビックタイプRを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約110,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
783(L)×140(円、ガソリンの値段)=109,660(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、シビックタイプRの場合は「自動車税」に分類されます。シビックタイプR(2リッター・6速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.6リッター以上、2リッター未満):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、シビックタイプRにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)91,650円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし48,000円
シビックタイプRの年間維持費は約29万円
シビックタイプRの年間維持費は288,810円です。ガソリン代 | 109,660円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 91,650円 |
任意保険 | 48,000円 |
合計 | 288,810円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)スペック紹介
ホンダ・シビックタイプR(EP3型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.135mm |
全幅 | 1.695mm |
全高 | 1.430mm |
燃費(10・15モード) | 12.4km/L |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1998cc |
乗車定員 | 4名 |
まとめ
イギリスからの輸入に切り替わり、走行性能の向上によって魅力あるモデルに成長したEP3型シビックタイプR。
現状ではお手頃な中古車価格となっており、入手するならば今がチャンス!
EP3型シビックタイプRで、楽しいスポーツカーライフを手に入れましょう!