日産"スカイラインGT-R"は、メーカーの人気車種である"スカイライン"をベースに開発されたスポーツカーです。そのなかでも1995年に登場したBCNR33型は、伝統のモータースポーツ「ル・マン24時間耐久レース」でも活躍した名車。耐久レースを走り抜くための、高い実力を持ったクルマです。
Contents
- Page1
-
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)とは
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)はどのような場面で活躍するクルマか
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその1:大型化と剛性アップが施されたボディ
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその2:伝統の「RB26」エンジン
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその3:ブレンボ製ブレーキキャリパーを全車標準装備
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその4:セダン版特別仕様が存在
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその5:「98台」しか存在しないLMリミテッド
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)の中古車相場
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)の維持費
- 日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スペック紹介
- まとめ
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)とは
スカイラインGT-Rは、
そして3代目スカイライン C10型をベースにPGC10/
しかし、わずか4年で生産終了となり、一度はGT-
モータースポーツでの活躍はもちろん、
1995年に登場したBCNR33型は、
モータースポーツで活躍したクルマを所有できる喜びを味わうことが可能です。
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)はどのような場面で活躍するクルマか
BCNR33型スカイラインGT-Rは、
その理由は「4WD(四輪駆動)システム」にあります。
日産が開発した4WDシステム「アテーサE-TS」を搭載。
通常は駆動力がリヤタイヤのみにかかる状態を、
加えて、BCNR33型では「アクティブLSD」(※)を搭載。
路面や走行中の操作をセンサーにより鋭く検知し、
アクティブLSDと4WDシステムが合わさった結果、
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその1:大型化と剛性アップが施されたボディ
BNR32型と比較して、ボディサイズとホイールベース( 前後タイヤの間隔)を拡大。
加えて、ボディ各部に補強が施され、剛性を強化しています。
その結果、 実直なステアリングレスポンスにより、安心感のあるドライビングを 楽しめるのです。
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその2:伝統の「RB26」エンジン
BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい2つ目のポ
使用している「RB26DETT」型エンジンは、
当時日本で定められていた出力規制を除けば、400馬力オーバーの
低回転からでも湧き上がるパワーを実感することができます。
モータースポーツでも活躍した信頼性の高いエンジンは、
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその3:ブレンボ製ブレーキキャリパーを全車標準装備
BCNR33型スカイラインGT-Rでオススメしたい3つ目のポ
BNR32型では、
ボディの大型化やエンジントルクの向上に対応してブレーキ性能を向上させることにより、安全面でも魅力を高めているのです。
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその4:セダン版特別仕様が存在
BCNR33型スカイラインGT-
「スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY」は、
BCNR33型スカイラインセダンをベースとし、
1969年のPGC10型以来のセダン版GT-Rは、【スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARYの主な特別装備】
- 特製リアドア、リアフェンダー
- バケット式リアシート
- 専用小型フロントスポイラー
中古車市場で見かけたら、必ずチェックしておきたい1台です。
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のオススメポイントその5:「98台」しか存在しないLMリミテッド
ノーマルグレード、 Vスペック仕様を合わせて98台しか生産されなかった貴重なモデル 。
ル・マン24時間耐久レース参戦記念の限定仕様は、 中古車市場でもお目にかかれる機会が限られています。
【LMリミテッドの特徴】
- 特別ボディカラー「チャンピオンブルー」
- エアインテーク付フロントバンパー
- フードトップモール
- カーボンセンターリヤスポイラー
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)の中古車相場
2020年6月現在の日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:290万円(2020年6月時点)
最高中古価格:999万円(2020年6月時点)
平均価格:425万9000円(2020年6月時点)
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)の維持費
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、スカイラインGT-Rのグレード、Vスペック(2.6リッター、4WD、5速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。スカイラインGT-Rのグレード、Vスペック(2.6リッター、4WD、5速MT仕様)の実燃費は平均で7.53km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/962)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
スカイラインGT-Rを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約170,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,195(L)×140(円、ガソリンの値段)=167,330(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スカイラインGT-Rの場合は「自動車税」に分類されます。スカイラインGT-Rのグレード、Vスペック(2.6リッター、4WD、5速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(2.5リッター以上、3リッター未満):51,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、スカイラインGT-Rにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)112,340円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし54,000円
スカイラインGT-Rの年間維持費は約38万円
スカイラインGT-Rの年間維持費は384,670円です。ガソリン代 | 167,330円 |
自動車税 | 51,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 112,340円 |
任意保険 | 54,000円 |
合計 | 384,670円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)スペック紹介
日産・スカイラインGT-R(BCNR33型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.675mm |
全幅 | 1.780mm |
全高 | 1.360mm |
燃費(10・15モード) | 8.1km/L |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2568cc |
乗車定員 | 4名 |
まとめ
Photo by Guillaume Vachey
ボディの大型化や走行装備の充実により、進化を遂げたBCNR33型スカイラインGT-R。
貴重なRB26型エンジン搭載車であり、中古車価格が新車時より高騰しています。
今後状態の良い車両が減っていくことも予想されるだけに、購入するならば今が最後のチャンスではないでしょうか。
BCNR33スカイラインGT-Rで、どこまでも楽しくドライブをしましょう!
ボディの大型化や走行装備の充実により、進化を遂げたBCNR33型スカイラインGT-R。
貴重なRB26型エンジン搭載車であり、中古車価格が新車時より高騰しています。
今後状態の良い車両が減っていくことも予想されるだけに、購入するならば今が最後のチャンスではないでしょうか。
BCNR33スカイラインGT-Rで、どこまでも楽しくドライブをしましょう!