三菱"デリカスペースギア"は、クロスカントリー4WD要素を取り入れたミニバンです。
同メーカーのクロカンSUV、パジェロの要素を取り入れたクルマであり、1990年代ミニバンブームの火付け役ともなりました。
なぜ、デリカスペースギアがオススメであるか、5つの理由をご紹介します。
Contents
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- 三菱・デリカスペースギア(P系)とは
- 三菱・デリカスペースギア(P系)最大の特徴は「4WDシステム」
- 三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその1:頑丈なラダーフレーム×モノコックボディ
- 三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその2:2種類のルーフ形状を用意
- 三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその3:豊富なエンジンバリエーション
- 三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその4:丹精込めた足回り
- 三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその5:定番仕様となった「シャモニー」
- 三菱・デリカスペースギア(P系)の維持費
- 三菱・デリカスペースギア(P系)スペック紹介
- まとめ
三菱・デリカスペースギア(P系)とは
デリカスペースギアは、1994年に登場したミニバンです。
車体前部にエンジンを配置した画期的なモデルであり、
世間が衝突安全性能を重視する中で、
エンジンをボンネット内に収めて車体構造簡易化に成功。
衝突時のドライバーや乗員保護性能を高めたミニバンなのです。
1990年代に到来した「ミニバン・RVブーム」
三菱・デリカスペースギア(P系)最大の特徴は「4WDシステム」
デリカスペースギアが持つ最大の特徴は「4WDシステム」です。
三菱を代表するクロカンSUV、パジェロで使用されている「
2WDと4WDをシステム切り替えで使い分けられる仕様となって
泥や雪など荒れた路面で、
しかし、他にもオススメしたいポイントがあります。
次の項目からは、
三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその1:頑丈なラダーフレーム×モノコックボディ
デリカスペースギアでオススメしたい1つ目のポイントは、
パジェロのプラットフォームと共通化した「
「ラダーフレーム」(ハシゴのような形状の土台)により、
加えて、モノコック式ボディを採用し安全性も向上。
本格的クロスカントリー4WDが持つ走行性能に安全性能を加えた
三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその2:2種類のルーフ形状を用意
デリカスペースギアでは、エアロルーフ、 ハイルーフの2種類を用意。
室内高を比較すると、およそ100mm分異なる仕様となります。
駐車スペース条件を気にするならばエアロルーフ、 より広い車内空間を求めるならばハイルーフと、 用途に合わせた選択が可能。
ユーザーの用途に合わせたモデルに仕上がっています。
三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその3:豊富なエンジンバリエーション
デリカスペースギアでオススメしたい3つ目のポイントは、
ガソリン、
【デリカスペースギアに用意されていたエンジン】
・3リッター(3000cc)V型6気筒ガソリン
・2.4リッター(2400cc)直列4気筒ガソリン
・2.8リッター(2800cc)インタークーラーターボディーゼル
・2.5リッター(2500cc)インタークーラーターボディーゼル
特に、3リッターガソリン仕様は、
快適な移動時間を味わえる走行性能に仕立てています。
三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその4:丹精込めた足回り
デリカスペースギアでオススメしたい4つ目のポイントは、
特に、サスペンションは注目。
【デリカスペースギアに使用されたサスペンション】
・フロント:ダブルウィッシュボーン式
・リヤ:5リンク式コイルスプリング
フロントにダブルウィッシュボーン式を採用して、
加えて、リヤには5リンク式コイルスプリングを採用。
オフロード走行でも荒れた路面に順応する柔軟さを実現したのです。
三菱・デリカスペースギア(P系)のオススメポイントその5:定番仕様となった「シャモニー」
デリカスペースギアでオススメしたい5つ目のポイントは、
1997年に特別仕様車で設定されて、
通常グレードに特別装備を採用していたお買い得モデル。
中古車をお探しの際も、シャモニーに注目しましょう。
【シャモニーの主な装備】
・ヘッドランプエクステンション、コンビランプハウジング(シルバー)
・専用テールゲートエンブレム
・アルカンターラ人工皮革シート
・本革巻ステアリングホイール(シルバーステッチ)
・メーター文字盤(シルバー)
・UVカット&ヒートプロテクトガラス
三菱・デリカスペースギア(P系)の維持費
三菱・デリカスペースギア(P系)の、1年間にかかる維持費はどの程度でしょうか。
この項目では、デリカスペースギアのグレード、シャモニー(3リッター、4WD、AT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。デリカスペースギアのグレード、シャモニー(3リッター、4WD、AT仕様)の実燃費は平均で5.33km/Lです。
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
デリカスペースギアを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約220,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,688(L)×130(円、ガソリンの値段)=219,440(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、デリカスペースギアの場合は「自動車税」に分類されます。デリカスペースギアのグレード、シャモニー(3リッター、4WD、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(2.5リッター以上、3リッター未満):51,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、デリカスペースギアにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)123,340円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし62,000円
デリカスペースギアの年間維持費は約46万円
デリカスペースギアの年間維持費は455,780円です。ガソリン代 | 219,440円 |
自動車税 | 51,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 123,340円 |
任意保険 | 62,000円 |
合計 | 455,780円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
三菱・デリカスペースギア(P系)スペック紹介
三菱・デリカスペースギア(P系)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.685~5.085mm |
全幅 | 1.695mm |
全高 | 1.960~2.070mm |
排気量 | 2350~2972cc |
駆動方式 | FR/4WD |
乗車定員 | 7~14名 |
まとめ
ミニバン・RVブームの火付け役となり、三菱のSUVモデルシリーズの1台となったデリカスペースギア。
生産終了した今も、頑丈な作りが高評価を受け、中古車市場で人気を博しています。
今後、中古車物件が減少する中で、購入するならばチャンスではないでしょうか。
デリカスペースギアの中古車で、山や海、雪山など楽しいドライブを実現してみてはいかがでしょうか。