速さと楽しさを追求したスポーツワゴン!三菱・レグナム(EA/EC型)

カタログ

2021/02/19

三菱"レグナム"は、セダンモデル"ギャラン"をベースに開発されたミドルサイズステーションワゴン。

直噴エンジン採用や個性的なスタイリングで一躍人気を獲得したモデルです。

速さと楽しさを追求したレグナム。なぜオススメであるか5つの理由をご紹介します。

Page1

三菱・レグナム(EA/EC型)とは

Photo by RL GNZLZ

レグナムは、三菱伝統のセダン"ギャラン"をベースに開発されたステーションワゴン。

当時他メーカーによって繰り広げられていたステーションワゴン販売競争に参入すべく、三菱が持てる技術を注ぎ込んだクルマです。

高品質な安全性能と快適性、環境性能を備えており、1996年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した実績を持ちます。

三菱・レグナム(EA/EC型)最大の特徴は「直噴エンジン」

Photo by peterolthof

レグナムが持つ最大の特徴は、直噴エンジン。

レグナムに搭載されていた一種である、ガソリン直噴エンジン「GDI」は当時世界初の技術を使用。

燃料（ガソリン）を直接エンジンに備わったシリンダー内に噴射して、低燃費につなげる仕組みです。

現代、日本国内や海外自動車メーカーが追って開発し採用しているガソリン直噴エンジンを真っ先に取り入れていたクルマがレグナムなのです。

しかし、他にも注目したいポイントがあります。

次の項目からは、レグナムのオススメポイントを1つずつご紹介しましょう。

三菱・レグナム(EA/EC型)のオススメポイントその1:「逆スラントノーズ」が際立つスタイリング

Photo by RL GNZLZ

レグナムでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリング。

特に目を惹くポイントは、フロントマスクです。

とがった形状を施した「逆スラントノーズ」は、機敏な走りを予感させるデザインに仕上がっています。

横に細長くかたどったヘッドランプとグリルにより、強さと勇ましさを感じ取れるのではないでしょうか。

格好良いスタイリングのステーションワゴンを求めるならば、レグナムはオススメしたい1台です。

三菱・レグナム(EA/EC型)のオススメポイントその2:多彩はエンジンバリエーション

Photo by RL GNZLZ

レグナムでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジン。

レグナムでは、ガソリン直噴エンジン「GDI」以外にも、V型6気筒エンジン仕様も用意していました。

モデルサイクルの6年間で実に6種類も展開されていたバリエーションより、好みや用途に合わせたチョイスが可能。

燃費重視やパワー重視とこだわりを持てるエンジンをレグナムは提供してくれるのです。

【レグナムに用意されていたエンジン】
・1.8リッター直列4気筒DOHC（GDI）
・2.0リッターV型6気筒SOHC
・2.5リッターV型6気筒SOHC
・2.5リッターV型6気筒DOHCツインターボ
・2リッター直列4気筒DOHC（GDI）
・2.4リッター直列4気筒DOHC（GDI）

三菱・レグナム(EA/EC型)のオススメポイントその3:安定した挙動を実現するサスペンション

Photo by RL GNZLZ

レグナムでオススメしたい3つ目のポイントは、サスペンション。

レグナムはマルチリンク5リンク式、リアにはダブルウィッシュボーン式の各サスペンションシステムを採用。

高剛性を実現し振動を抑える設計となっているので、静粛性のある乗り心地を味わえるのです。

三菱・レグナム(EA/EC型)のオススメポイントその4:ホットモデル「VR-4」

Photo by FotoSleuth

レグナムでオススメしたい4つ目のポイントは、グレード「VR-4」。

搭載される2.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、最高出力280馬力を発揮します。

専用エアロパーツを装備して、スポーティに仕上げたモデルは今でも中古車市場で人気を集めているモデルです。

三菱・レグナム(EA/EC型)のオススメポイントその5:AYC(アクティブ・ヨー・コントロールシステム)

Photo by FotoSleuth

レグナムでオススメしたい5つ目のポイントは、AYC（アクティブ・ヨー・コントロールシステム）。

車体左右にかかる駆動力を柔軟にコントロールして、コーナリング時の安定性を確保。

加えて、スリップしやすい路面での発進加速が容易となり、安定したドライビングを実現させるのです。

三菱・レグナム(EA/EC型)の維持費

Photo by Andrew Smith

三菱・レグナム(EA/EC型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Ｌと仮定して計算しています。

レグナムのグレード、VR-4(2.5リッター、4WD、AT仕様)の実燃費は平均で8.50km/Lです。

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
1,058（Ｌ）×140（円、ガソリンの値段）＝148,120（円、年間のガソリン代）

レグナムを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000ｋｍ程度の走行で約150,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、レグナムの場合は「自動車税」に分類されます。

レグナムのグレード、VR-4(2.5リッター、4WD、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(2リッター以上、2.5リッター未満)：45,000円

その他諸々の費用

ガソリン代や自動車税以外で、レグナムにかかる費用を挙げてみました。

項目費用

車検費用
・基本料金
・法定費用（自賠責保険料、重量税、印紙代） 102,410円

任意保険（主な条件）
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000ｋｍ以下
・人身傷害：3,000万円（車内のみ補償型）
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし 50,000円

レグナムの年間維持費は約35万円

レグナムの年間維持費は345,530円です。

ガソリン代	148,120円
自動車税	45,000円
車検費用（基本料金+法定費用）	102,410円
任意保険	50,000円
合計	353,334円

車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

三菱・レグナム(EA/EC型)スペック紹介

Photo by Andrew Smith

三菱・レグナム(EA/EC型)のスペックを簡単に紹介します。

全長	4.670mm
全幅	1.740~1,790mm
全高	1.450~1.480mm
排気量	1834~2498cc
駆動方式	FF/4WD
乗車定員	5名

まとめ

Photo by Andrew Smith

史上初の直噴エンジン採用やハイパワーモデル「VR-4」など、魅力あふれるラインナップを揃えていたステーションワゴン、レグナム。

既に生産終了から20年近くが経過し、希少価値の高いモデルです。

今後ますます物件数が減ると予想されるだけに、購入するならば今がチャンスではないでしょうか。

レグナムの中古車で、楽しくドライブを味わいましょう！