ホンダ"インサイト"は、ファストバックのスタイリングを持ったFFレイアウトハイプリッドカーです。そのなかでも2009年に登場した2代目 ZE2/3型は、5ナンバーサイズに5ドアハッチバックスタイルを組み合わせたパッケージングが特徴でした。
Contents
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- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)とは
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)最大の特徴は「IMA」ハイブリッドシステム
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその1:効率を重視したパッケージング
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその2:マルチプレックスメーター
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその3:ハイブリッドシステムを生かし切るCVTトランスミッション
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその4:エコアシストシステム
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその5:高級感を向上した「エクスクルーシブ」
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)の中古車相場
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)の維持費
- ホンダ・インサイト(ZE2/3型)スペック紹介
- まとめ
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)とは
出典:https://news.honda.co.jp/ja/
インサイトは、ホンダを代表するハイブリッドカー。
1999年に初代 ZE1型が登場して以降、1度は生産を終了した期間がありながらも度重なる復活で、3代までの歴史を刻ん
いずれも「ファストバックボディタイプ」、「FF(
2009年に登場したZE2/3型は、3世代になかで中間サイズにあたるモデルとなっています。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)最大の特徴は「IMA」ハイブリッドシステム
ZE2/3型インサイトが持つ最大の特徴は、 ハイブリッドシステムです。
「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」 と呼ばれる補助動力モーターをエンジンと組み合わせたハイブリッ ドシステムが採用されました。
気筒休止システムを備えた可変シリンダーシステム搭載のエンジ ンと、 モーター駆動による発電機能を備えた電子制御付きパワーユニット により、力強い走りと燃費を両立しています。
ハイブリッドシステムを早くに取り入れたホンダが誇る「IMA」 システムにより、お財布にやさしく楽しいドライブを実現します。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその1:効率を重視したパッケージング
「エアロアスリート」 をキーワードに空力性能を追求し、磨き上げた5ドアハッチバック スタイル。
ルーフ後方へ進むにつれ下がっていくスタイリングは、 すべて空力性能を意識しての実験が繰り返された賜物です。
低く抑えられた車高とともに、 スポーティなフォルムによって格好良さも備えています。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその2:マルチプレックスメーター
ZE2/3型インサイトでオススメしたい2つ目のポイントは、 マルチプレックスメーターです。
上下2分割のメーター配置により情報取捨をしやすくし、 僅かな視線移動でドライバーの安全運転をサポートします。
「エモーショナル・ハイブリッド・インテリア」 をテーマに掲げ、 ドライバーに操る楽しさを提供しているのです。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその3:ハイブリッドシステムを生かし切るCVTトランスミッション
小型でパワー効率を重視した、「ホンダマルチマチックS」 と呼ばれるCVTトランスミッションを採用しています。
エンジン回転数を低く抑えつつも、力強い走りと燃費効率を高めたト ランスミッションです。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその4:エコアシストシステム
実用燃費を高めるべく、ドライバーの運転をサポートする機能です。
スイッチひとつでエンジンの出力制御ができる「ECONモード」 や、メーター上の色表示でエコドライブ指数を提示するコーチングシ ステムで、低燃費走行をサポートします。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)オススメポイントその5:高級感を向上した「エクスクルーシブ」
【エクスクルーシブの特徴】1.5リッターエンジンとIMAシステムを組み合わせたパワーユニッ ト 上質感を向上した専用エクステリア(フロントバンパーやサイドシルガーニッシュなど) 7速シフトチェンジを可能としたパドルシフトを装備
ノーマルグレードよりも走りと上質感を高めた結果、 ラグジュアリーグレードに生まれ変わりました。
よりパワフルな走りを求めるなら、エクスクルーシブはオススメの 1台です。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)の中古車相場
2020年8月現在の、ホンダ インサイト(ZE2/3型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低価格:5万8000円(2020年8月時点)
最高価格:114万2000円(2020年8月時点)
平均価格:33万7000円(2020年8月時点)
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)の維持費
ホンダ インサイト(ZE2/3型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。
インサイトのグレード エクスクルーシブ(1.5リッター、FF、CVT仕様)の実燃費は平均15.83km/Lです。
(参照:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/10537)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
インサイトを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約70,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
568(L)×130(円、ガソリンの値段)=73,910(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、インサイトの場合は「自動車税」に分類されます。インサイトのグレード エクスクルーシブ(1.5リッター、FF、CVT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1リッター超、1.5リッター以下):34,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、インサイトにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)91,650円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし38,000円
インサイトの年間維持費は約24万円
インサイトの年間維持費は238,060円です。ガソリン代 | 73,910円 |
自動車税 | 34,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 91,650円 |
任意保険 | 38,000円 |
合計 | 290,188円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
ホンダ・インサイト(ZE2/3型)スペック紹介
ホンダ インサイト(ZE2/3型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.395mm |
全幅 | 1.695mm |
全高 | 1.435mm |
排気量 | 1339~1496cc |
燃費(JC08モード) | 22.2~27.2km/L |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
初代ZE1型から、およそ3年間のブランクを経て、クーペから5ドアハッチバックに生まれ変わったZE2/3型インサイト。
販売が好調であったことにより、市場に多く出回った結果、中古車市場でもお得に良質な物件を入手できます。
手頃な価格でハイブリッドカーを体験してみたい人にオススメの1台。
ZE2/3型インサイトで楽しいドライブを実現してください。