90年代のミニバンブームを牽引した名車!三菱 シャリオ(N30/40系)が取り回しに優れたクルマを探している人にオススメな5つの理由

90年代のミニバンブームを牽引した名車!三菱 シャリオ(N30/40系)が取り回しに優れたクルマを探している人にオススメな5つの理由

カタログ

三菱・シャリオ(N30/40系)とは

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

シャリオは、1990年代のRV ミニバンブームを牽引した三菱自動車が世に送り出したミニバンです。

1970年代からRV ミニバンの開発に取り組み、1983年には初代 D0型を市販化し、発売しました。

2ボックスボディに3列シートを備えたパッケージは、当時販売されていた乗用車では珍しいタイプで、一躍注目を浴び、ミニバン人気の先駆けとなったのです。

そのなかでも、1991年に登場したN30/40系は、初代 D0型のストロングポイントを活かしつつ、ユーティリティに磨きがかけられたクルマでした。

三菱・シャリオ(N30/40系)最大の特徴は「5ナンバーサイズボディ」

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング2出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

N30/40系シャリオが持つ最大の特徴は、「5ナンバーサイズボディ」です。 

全長を4.5m程度にとどめながらも、シートを3列分収めたパッケージングの良さが強みで、ミドルサイズのセダンやワゴンなどと同程度の、取り回しに優れたクルマに仕上がっています。

三菱・シャリオ(N30/40系)オススメポイントその1:ショートノーズ&ビッグキャビンのスタイリング

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング3出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

N30/40系シャリオでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングです。
基本設計は同時期にラインナップされていた乗用車「RVR」と共有しているポイントがありながらも、ショートノーズでキャビンを広く取ったシルエットに仕上げられました。

三菱・シャリオ(N30/40系)オススメポイントその2:ツートーンカラー仕様

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング4出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

N30/40系シャリオでオススメしたい2つ目のポイントは、ツートーンカラー仕様です。

ボディカラーは初代 N0型でも採用されたツートーンタイプをグレードごとに採用。

グレーやベージュのボディ下部に、グリーンやレッドのボディ上部が組み合わさったデザインは、シンプルかつ落ち着いた仕上がりとなっています。

三菱・シャリオ(N30/40系)オススメポイントその3:追加されたエンジンバリエーション

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング5出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

N30/40系シャリオでオススメしたい3つ目のポイントは、エンジンです。

モデル初期は2リッター(2000cc)ガソリン仕様のみの設定でしたが、のちのマイナーチェンジや改良では、2リッターディーゼルターボおよび2.4リッター(2400cc)ガソリン仕様がラインナップされました。

多彩なエンジンラインナップで、ユーザーに豊富な選択肢を与えたのです。

三菱・シャリオ(N30/40系)オススメポイントその4:最新技術の「ファジィ理論」トランスミッション

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング6出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

N30/40系シャリオでオススメしたい4つ目のポイントは、トランスミッションです。

「INVECS」機構を採用したオートマチックトランスミッションを搭載

三菱自動車が独自に研究した「ファジィ理論」により、最適なシフトチェンジを電子制御がサポートしてくれます。

燃費性能とダイレクトな加速を両立した最先端技術が搭載されたミニバンとして、人気を集めたのです。

三菱・シャリオ(N30/40系)オススメポイントその5:スポーティグレード「リゾートランナー」

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング7出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

N30/40系シャリオでオススメしたい5つ目のポイントは、「リゾートランナー」グレードです。

モデル後期で追加されたスポーティグレードで、特に1995年追加された「リゾートランナーGT」には注目。

搭載された「4G63型」インタークーラーターボエンジンは、最高出力230馬力(※)を発揮し、世界最速の7人乗りミニバンと呼ばれるほどのパワフルなエンジンを備えたホットモデルとなりました。

(※)5速マニュアルトランスミッション仕様の数値

三菱・シャリオ(N30/40系)の中古車相場

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング9出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

2020年9月現在の、三菱 シャリオ(N30/40系)中古車価格は、以下のとおりです。

最低価格:29万8000円(2020年9月時点)
最高価格:110万円(2020年9月時点)
平均価格:63万9000円(2020年9月時点)

三菱・シャリオ(N30/40系)の維持費

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング10出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

三菱 シャリオ(N30/40系)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代


使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。

シャリオのグレード リゾートランナーGT (2リッター、4WD、AT仕様)の実燃費は平均9.30km/Lです。
(参照:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/496


この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
968(L)×140(円、ガソリンの値段)=135,483(円、年間のガソリン代)

シャリオを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約140,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、シャリオの場合は「自動車税」に分類されます。

シャリオのグレード リゾートランナーGT (2リッター、4WD、AT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター超 2リッター以下):39,500円

その他諸々の費用


ガソリン代や自動車税以外で、シャリオにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用
車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)
112,340円
任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし
50,000円

シャリオの年間維持費は約34万円

シャリオの年間維持費は337,323円です。
ガソリン代 135,483円
自動車税 39,500円
車検費用(基本料金+法定費用) 112,340円
任意保険 50,000円
合計 337,323円
車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
 

三菱・シャリオ(N30/40系)スペック紹介

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング11出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

三菱 シャリオ(N30/40系)のスペックを簡単に紹介します。
 
全長 4.515mm
全幅 1.695mm
全高 1.580mm
排気量 1997~2350cc
駆動方式 FF/4WD
乗車定員 5~7名

まとめ

三菱・シャリオ(N30/40系)スタイリング12出典:https://www.mitsubishi-motors.com/

三菱自動車が開発し、1990年代のRV ミニバンブームの最先端を進んだユーティリティ抜群なミニバン、N30/40系シャリオ。

中古車市場でも人気を誇るクルマで、高値で取り引きされています。

1990年代RV ミニバンブームを味わうなら、N30/40系シャリオはいかがでしょうか!

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