特に冬場などは寒さもあり、洗車をするにも億劫になってしまいます。
そんな時につい頼りたくなるのがガソリンスタンドなどで見かける『洗車機』ですが、気になるのが「洗車機を使うと愛車に傷が付きやすくなる」という噂。
一体なぜ、洗車機を使うと傷が付くと言われているのでしょうか?
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洗車機はクルマを傷つけるって本当!?
その歴史は意外にも長く、国内初の洗車機メーカー『日本車輌洗滌機(せんじょうき)』は1956年に設立されており、日本だけでも60年以上の歴史を誇ります!
かつてはナイロンやプラスチックのような硬い素材が用いられたブラシを備えた洗車機が主流だった為、ボディに傷がつきやすく、特に黒いボディのクルマは小傷が目立つ結果に。
これはブラシを毛先までしっかり立たせることで、満遍なく洗えるようにする工夫でしたが、最近の洗車機はスポンジや布でも洗い残しの無いように、ブラシがフレキシブルに動くように進化しています。
さらに水圧のみで洗浄するノンブラシタイプの洗車機も登場!!
ご紹介した動画のような最新式の洗車機であれば、風圧で水滴もざっくりと弾き飛ばしてくれるので、やはり楽をするならば最新式の洗車機を利用するのが簡単かつキレイに出来る方法だと言えるのです。
手洗いでも傷は付きます!
そもそもですが、カーシャンプーなどで洗車する前にボディに付着したホコリや砂を洗い流しておかないと、ウィンドウガラスやボディを傷つけてしまいます。
最新の洗車機は事前にボディの水洗いをしてくれる他に、ブラシも洗浄する機能が付いていることが多々。
ブラシにも前回洗った時の砂埃などが付着していると、ボディに傷が入ってしまうので、手洗い洗車をする際は、注意しましょう。
photo by Toshi Kawabata
洗車機でも手洗い洗車でも、最後にキッチリと行いたいのが水滴の拭き取りです。
拭き残しがあるとボディに水アカが残り、目立ってしまうため、洗車の仕上がりを決めると言っても過言ではありません。
そこで最後に、Motorzオススメの拭き取りクロスをご紹介。
いずれも吸水力や手触りにこだわった水滴の拭き取り専用品なので、ぜひお試しくださいね!
まとめ
最新の洗車機事情や、意外と長い洗車機の歴史についてご紹介しました。
冬場は特に融雪剤(いわゆる塩カル)が路面に撒かれていることも多く、塩化カルシウムをそのままにしておくと、サビによる腐食・劣化が進行しやすくなってしまいます。
だからこそ、この機会に近所のガソリンスタンドや洗車場に備えられている洗車機を、チェックしておく事がオススメです。