トヨタ"クラウン"は、日本国産自動車の歴史を語る上で欠かせない高級セダンです。
1955年に初代が登場し、半世紀以上も同じ名前で親しまれているモデル。
今回は、高級セダンの中古車をお探しの皆さんに、210系クラウンをご紹介します。
トヨタ・クラウン(210系)とは
出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/出典:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/
トヨタ・クラウンは、1955年の初代モデル登場時から半世紀以上も続いている乗用車シリーズであり、長く日本の高級セダンとして君臨してきたクルマです。
210系クラウンでは、「ロイヤルサルーン」および「アスリート」の2種類のグレードが用意されていました。
いずれも共通しているポイントは、フロントグリルとフロントバンパーの開口部が一体となった、王冠をイメージしてデザインされたフロントマスクです。
発売から約1か月間で、シリーズの受注台数が約2万5000台を確保し、一躍クラウンシリーズの歴史に名を残したモデルです!
トヨタ・クラウン(210系)はどのような場面で活躍するクルマか
トヨタ・クラウン(210系)は、高速道路や海岸線などを利用した長距離ドライブで実力を発揮して活躍するクルマです。
クラウンは、2012年から2018年まで販売された210系にも「レーダークルーズコントロールシステム」を採用し、長距離ドライブでドライバーをサポートするが用意されています。
2015年に実施されたマイナーチェンジでは、世界で初めてITS専用周波数を活用した安全運転システムを採用し、話題となりました。
【ITS Connect】
クルマに搭載したセンサーでは捉えきれない、見通し外の情報や信号などの情報を、道路に設置されたインフラ設備とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信し、ドライバーに知らせることで安全運転を支援
「通信利用型レーダークルーズコントロール」
- 先行車が通信利用型レーダークルーズコントロール対応車両の場合、車車間通信により取得した先行車両の加減速情報に素早く反応して、車間距離や速度の変動を抑え、スムースな追従走行を実現
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トヨタ・クラウン(210系)のオススメポイントその1:高級車では異色のボディカラーを採用
クラウン(210系)でオススメしたい1つ目のポイントは、ボディカラーです。
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210系クラウンでは特別受注のピンク色(通称モモタロウ)、60周年記念特別使用者で水色、若草色が用意されていました。
いずれも期間限定で予約注文販売となっていたモデル。
中古車で見かけたならば即決しても損はない貴重なモデルです!
トヨタ・クラウン(210系)のオススメポイントその2:高級工芸品を思わせるインテリア
クラウン(210系)でオススメしたい2つ目のポイントは、インテリアの質感です。
歴代のモデルと同様、質感のあるインテリア設計が施されています。
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アスリートシリーズでは、積層柄のパネルを採用して透明感と深みのあるデザインに仕上がっています。
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反面、ロイヤルシリーズでは、立体感のある木目調をベースにした格子柄のパネルを採用して高級車らしいデザインとなっています。
トヨタ・クラウン(210系)のオススメポイントその3:高級車ならではの安全装備を搭載
クラウン(210系)でオススメしたい3つ目のポイントは、安全性能です。
国や街の公用車としても働いているクラウンには、ドライバーや乗っている人の安全を守ってくれる装備が充実しています。
ドライバーの代わりにレーダーがクルマの存在を検知して、ドアミラーのLEDが点灯して注意を促してくれる「ブラインドスポットモニター」は、車線変更時の安全を手助けしてくれます!
2015年のマイナーチェンジ後モデルに採用されている装備であり、中古車をお探しの際に注目しておきたいポイントです。
トヨタ・クラウン(210系)のオススメポイントその4:ボディ剛性の高さと抜群のサスペンション設定
クラウン(210系)でオススメしたい4つ目のポイントは、ボディ剛性の高さです。
歴代モデルの中でも、最も高い剛性を誇っており、走りの安定感や車内空間の快適性の両方を実現しています。
特に、210系クラウンは2015年以降のマイナーチェンジモデルがオススメです。
マイナーチェンジ前のモデルに比べると、ボディ接合部の剛性強化を図っており、ステアリングのレスポンスを改良して乗り心地の良さにつなげています。
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また、ボディの改良と同時に足回りのセッティングも最適化が施されており、高級セダンだからこその安定感だけでなく"ちょっとスポーティな運転"も楽しめるのです。
トヨタ・クラウン(210系)のオススメポイントその5:ダウンサイジングターボの採用
クラウン(210系)でオススメしたい5つ目のポイントは、「ダウンサイジングターボ」の採用です。
2015年のマイナーチェンジにて、アスリートシリーズに2リッター直噴ターボエンジンを初めて採用しました。
【2.0L直噴ターボエンジン(8AR-FTS)】
引用:https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/21807475.html
- 最大トルクを1,650~4,400rpmの幅広い回転域で発生
- 燃焼改善と損失改善を追求するとともに、アイドリングストップ機能(Stop & Start System)も採用することで、走行燃費13.4km/Lを達成
低速から立ち上がるトルク。そして幅広いトルクバンドによって街乗りでストレスのない加速を実現しています。
まとめ
今回は、トヨタ・クラウン(210系)をご紹介しました。
限定カラーの特別仕様車やマイナーチェンジと改良による商品価値の向上が図られており、年式を追うことに魅力あるモデルへ熟成されていったクルマです。
高い走行性能と高級感あるセダンを狙うならば、210系クラウンは、コスパ良くオススメな高級セダンです!