日産 エクストレイル T32型は、2013年から販売され3代目にあたるエクストレイルです。
「タフギア道具」コンセプトを受け継ぎながら、無骨な四角いスタイルから、丸みを帯びたデザインへ変更されたことが大きな特徴。
2017年のマイナーチェンジでは安全面の強化もされ、安心してアクティブなライフスタイルを過ごすパートナーになりました。
日産 エクストレイル T32型とは
日産 エクストレイル T32型は、日産がラインアップするSUVの車種統合により、クロスオーバーSUVテイストが強められました。
外装や内装は角がとれ、曲線と曲面で描かれる流線形のデザインへと路線を変更。
走行性能や走りの質は、オフロードでも通用するほどで、環境性能を両立していることが特徴です。
日常使いからロングドライブまで幅広く対応可能で、趣味の道具を積載して休日に思いっきり遊ぶことにも最適。
アクティブなライフスタイルにピッタリのモデルへと進化しました。
ユーザーの多くのわがままを叶えてくれるSUVが、日産 エクストレイル T32型です。
おすすめポイント1:環境と走行性能を両立したパワートレイン
日産 エクストレイル T32型には、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが設定されています。
どちらも排気量は2.0Lではありますが、日常のドライブや休日のロンクドライブ、多くの荷物や人を乗せて走ることを考慮すると、モーターのアシストが機能するハイブリッドを選択すると良いでしょう。
ハイブリッド車には、1モーター2クラッチ方式を採用。
走行場面に応じてエンジンとモーターを使い分け、パワーが必要なときには、エンジンとモーターの両方を使ってパワフルな走行をすることができます。
出典:http://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T32/1312/ ガソリンエンジンモデルは、必要にして十分なパワーとトルクを発揮。
トランスミッションは、どちらもCVT(無段階変速機)が組み合わされており、燃費の向上に貢献しています。
さらに、アイドリングストップなど環境へ配慮したメカニズムを搭載しているため、環境性能が良いだけではなく、お財布にも優しいといったメリットもあります。
気になる燃費は、ガソリンエンジンモデルが15.6km~16.4km/L、ハイブリッドモデルが20.0km~20.6km/Lです。
おすすめポイント2:乗り心地を良くするシャシーコントロール
駆動方式は、前輪駆動と四輪駆動の2種類が用意されている日産 エクストレイル T32型ですが、両方に共通して3つの走行安定制御が搭載されています。
・路面から伝わる不快な動きを抑える「アクティブライドコントロール」
・狙ったラインの走行をサポートする「コーナリングスタビリティアシスト」
・ブレーキとアクセルの頻繁な踏みかえを軽減する「アクティブエンジンブレーキ」
出典:http://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T32/1312/point_performance.html
これらの制御により、ドライバーの思いのままの走りをサポート。運転で感じるちょっとしたストレスが軽減されます。
出典:http://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T32/1312/performance.html
四輪駆動モデルには「ALL MODE 4×4-i」が標準装備され、前輪100:後輪0から前輪50:後輪50まで自動で切り替え可能。濡れた路面などでも安定した走行を実現します。
また、雪道では前輪駆動はスタックからの脱出が安易なため、前輪100:後輪0のロックモードも設定。
いかなる路面でも頼もしい走りを可能とする四輪駆動はエクストレイルの伝統で、クロスオーバーSUV要素が強くなった3代目 T32型にも受け継がれ、さらなる進化を遂げています。
おすすめポイント3:3列シートを備えたアウトドアにも最適なユーティリティ
防水シートは、装着されていなければエクストレイルではないといえるほど、同車のアイコン的な装備です。
出典:http://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T32/1312/point_luggage.html
そして、なにより2列シート仕様と3列シート仕様を選べるところが、3代目 T32型での大きなトピック。
多くの仲間とのドライブや遊びにもってこいのグレードが、展開されています。
3列シート仕様は、3列目を使用するとラゲッジルームは限られてしまいますが、収納すればラゲッジルームを広げることが可能。
さらに、2列目を収納することで、より広い荷室にすることも可能です。
2列目シートまでを収納したときの室内長は最大1,745mm、室内幅は最大1,305mm、高さは845mm。車中泊もできてしまうほどの広さにまで広げられ、フラットな室内空間を生み出すことができます。
出典:http://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T32/1312/point_luggage.html
その他にも、リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)や、間仕切りを立てることによって荷物を簡単区分けできる「バーチカルモード」、3段収納モードなど、荷物の収納を便利にする装備も満載です。
おすすめポイント4:前方カメラで監視!予防安全性能
2013年に登場した日産 エクストレイル T32型は、2017年に大きなマイナーチェンジを実施。
予防安全性能が飛躍的に向上しています。
フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知する機能や、前後踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報、進入禁止標識検知機能など、万が一に役立つ安全装備が充実しています。
まとめ
3代目となった日産 エクストレイル T32型は、外装や内装の質が高められているだけではなく、走りの質にまで磨きがかけられた完成度の高いSUVです。
初代から受け継がれる防水シートやタフな走りをしっかりと進化させ、最新の予防安全機能を組み合わせることで、更なる価値がプラスされています。
人気のSUVで車選びに迷ったら、ハイブリッドや3列シート仕様を選択することができ、室内の汚れにも強い日産 エクストレイル T32型を選ぶと後悔はしない選択となるでしょう。