ミニ"クラブマン"は、BMWが所有する「MINI」ブランドのショートタイプのステーションワゴンです。2015年に2代目・F54型へモデルチェンジ。
ミニが持っている雰囲気を歴代モデルから継承しつつも、中身は最新技術を搭載しているモデルです。
最新の機能が使われたミニをお求めならば、最新モデルの中古車で探してみるのも面白いでしょう。
今回は、ステーションワゴンの中古車をお探しの皆さんに、F54型クラブマンをご紹介します。
Contents
ミニ・クラブマン(F54型)とは
ミニ・クラブマンは、BMWグループのブランドの1つである「MINI」の車種バリエーションの1台です。
「プレミアム・コンパクト」をテーマに、今までのミニで存在したモデルよりもボディを一回り大きく設計し、数名乗車でもゆったりとした感覚を味わえます。
加えて、ミニの伝統デザインである丸いヘッドライトと六角形のフロントグリルを引き継いでいるので、一目でメーカー名が真っ先に出てくるほどのわかりやすさを表現。
F54型クラブマンは、親しみやすさ・ゆとりを両立した、ミニの最新モデルなのです。
ミニ・クラブマン(F54型)はどのような場面で活躍するクルマか
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
ミニ・クラブマン(F54型)は、日ごろの通勤や買い物だけでなく、休日のドライブでも活躍するクルマです。
その理由は、ドア枚数の増加にあります。
F54型のドアは前席用の2枚に加えて、後席用に2枚を追加。
初代・R55型での2枚ドア+観音開きドアと比較して、乗り降りのしやすさが高まっているのです。
後席用ドアの増加により、子どもだけでなく大人でも乗り降りが簡単となり、実用性が向上。
ドアの枚数増加で、家族や友人の移動がしやすくなったF54型クラブマンは、より多くのユーザーへオススメできるクルマに進化したのです。
しかし、F54型クラブマンは、他にもオススメしたいポイントがあります。
次の項目からは、F54型クラブマンのオススメポイントを1つずつご紹介しましょう。
ミニ・クラブマン(F54型)のオススメポイントその1:左右2枚構成のバックドアを継承
F54型クラブマンでオススメしたい1つ目のポイントは、左右2枚構成のバックドアです。
初代・R55型にて採用されていた2枚構成のバックドアを引き続き採用して、スペースに余裕のない駐車場でも安心して開け閉めができるメリットを継承。
加えて、F54型では「イージー・オープナー」と呼ばれるドアの開け閉めが容易になる機能を採用しています。
両手が荷物でふさがっていてドアの開け閉めが難しい場面で、足をバックドア下部についているセンサーにかざすと、2枚のドアが右側から左側の順番で自動開閉する仕組みです。
より使いやすくなったバックドアは、特に買い物へ出かける機会の多い人にオススメです。
ミニ・クラブマン(F54型)のオススメポイントその2:多種類のパワフルなエンジンをラインナップ
F54型クラブマンでオススメしたい2つ目のポイントは、パワフルなエンジンを複数用意している点です。
登場時から用意されている1.5リッター(1500cc)および2リッター(2000cc)のガソリンターボエンジンに加えて、2016年には、2リッター(2000cc)のクリーンディーゼルターボエンジンもラインナップ。
高出力と低燃費を備えた最新のエンジンを、F54型クラブマンで味わえます。
ミニ・クラブマン(F54型)で採用されているエンジンの紹介
1.5リッター(1500cc)ガソリンターボエンジン(ONE C/Cooper)
【スペック紹介】
(ONE)(Cooper)
- 最高出力75kW(102馬力)/3,900rpm
- 最大トルク190Nm/1,380-3,600rpm
2リッター(2000cc)ガソリンターボエンジン(Cooper D/Cooper S)
- 最高出力100kW(136馬力)/4,500rpm
- 最大トルク220Nm/1,480-4,100rpm
2リッター(2000cc)ディーゼルターボエンジン(Cooper SD)【スペック紹介】
(Cooper D)
- 最高出力110kW(150馬力)/4,000rpm
- 最大トルク350Nm/1,750-2,500rpm
(Cooper S)
- 最高出力75kW(192馬力)/3,900rpm
- 最大トルク190Nm/1,380-3,600rpm
【スペック紹介】
- 最高出力140kW(190PS)/4,000rpm
- 最大トルク400Nm/1,750-2,500rpm
ミニ・クラブマン(F54型)のオススメポイントその3:「40:20:40」に分割できるリアシートを採用
F54型クラブマンでオススメしたい3つ目のポイントは、3つに分割できるリアシートです。
F54型クラブマンのリアシートは「40:20:40」に分割できる仕組みを採用。
乗車人数や荷物の多さ・大きさに合わせて、シートを倒して調節できます。
例えば、4人乗車で長さ2m程度の物干し竿を持って帰りたい場合は、リアシートの中央を倒せば対応可能。
非常時でも対応できるシートアレンジを、F54型クラブマンは実現しているのです!
ミニ・クラブマン(F54型)のオススメポイントその4:後期モデルで一新されたオプションパッケージ
F54型クラブマンでオススメしたい4つ目のポイントは、オプションパッケージの存在です。
2018年の改良モデル以降は、「MINI Yours」と呼ばれるオプションパッケージのサービスを用意しています。
MINI Yoursの専用ボディカラーやシート素材、インパネダッシュボード、ホイールなど選択が可能。
皆さんが好む、ミニ・クラブマンに仕上げられるシステムが用意されています。
ミニ・クラブマン(F54型)「MINI Yours」で用意されているオプション紹介
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
18インチ アロイ・ホイール(MINI Yoursブリティッシュ・スポーク 2トーン)
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
MINI Yours レザー ラウンジ カーボン・ブラック(スポーツ・シート フロント/左右)
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
MINI Yours スポーツ・レザー・ステアリング
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
ミニ・クラブマン(F54型)のオススメポイントその5:コラボレーション企画による特別仕様も存在
F54型クラブマンでオススメしたい5つ目のポイントは、コラボレーション企画による特別仕様が用意されていた点です。
ジャズ音楽の店舗やイタリアの有名ファッションブランドとコラボレーションし、ノーマルのF54型クラブマンとはひと味違う仕様に仕立てられています。
特別仕様でしか装備されていないアイテムも存在するので、中古車物件をお探しの際に注目してみてはいかがでしょう!
ミニ・クラブマン(F54型)で用意されていた特別仕様
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な特別装備】
- MINI Clubman Blue Note Tokyo専用ボンネット・ストライプ(特別装備)
- MINI Clubman Blue Note Tokyo専用サイド・ストライプ(特別装備)
- MINI Clubman Blue Note Tokyo専用サイド・スカットル(特別装備)
- MINI Clubman Blue Note Tokyo専用エンブレム(特別装備)
- MINI Clubman Blue Note Tokyo専用MINI Yoursインテリア・スタイル ピアノ・ブラック・イルミネ―テッド(特別装備)
MOLTON Edition(2018年、限定120台)
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な特別装備】
- MINI Clubman MOLTON Edition専用 ボンネット & リア・ストライプ
- MINI Clubman MOLTON Edition専用 ネーム・バッジ
- MINI Clubman MOLTON Edition専用 ボディー・カラー ホワイト・シルバー・メタリック
- MINI Clubman MOLTON Edition専用 レザレット・シート カーボン・ブラック(スポーツ・シート)
まとめ
ここまで、ミニ・クラブマン(F54型)をご紹介しました。
F54型クラブマンは、今までMINIブランドが作り上げてきたデザインコンセプトを継承。
加えて、クリーンディーゼルといった最新式エンジンの搭載やバックドアの自動開閉など、便利な機能を備えて現代社会にフィットするクルマへ仕上がっています。
徐々に日本の中古車市場でも物件が出回りつつあり、今が購入のチャンスではないでしょうか。
ステーションワゴンで、伝統あるデザインと最新技術を両立したモデルをお探しならば、F54型クラブマンがオススメです。