"ミニ"は、BMWが擁する「MINI」ブランドを代表するコンパクトカーです。
2002年に初代・R50型が登場し、2度のモデルチェンジを経て2014年に3代目 F55型/F56型へと進化していきます。
外観は歴代のミニが継承し続けてきたコンセプトを受け継ぎつつも、最新技術を搭載する、F55型/F56型ミニを紹介します。
Contents
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- ミニ(F55型/F56型)とは
- ミニ(F55型/F56型)はどのような場面で活躍するクルマか
- ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその1:走行性能に優れたエンジンとトランスミッション
- ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその2:最高ランクの評価を獲得した予防安全性能
- ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその3:丸いデザインが印象的なインパネ周り
- ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその4:「MINI Style」でオリジナルのミニを作れる
- ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその5:魅力あふれる特別仕様車を用意
- ミニ(F55型/F56型)スペック紹介
- まとめ
ミニ(F55型/F56型)とは
ミニは、全世界で親しまれるコンパクトカーで、2002年よりBMWグループが展開する「MINI」ブランドのラインナップの1台です。
F55/F56型は、ブランドの中心モデルであり、2014年に2代目 R55型の後を継いで登場しました。
一目でミニと判別できるコンセプトを継承しつつ、最新技術と現代向けに手直しされたデザインにより、ブランドを牽引する存在となっています。
ミニ(F55型/F56型)はどのような場面で活躍するクルマか
ミニ(F55型/F56型)は、通勤や買い物などに日常の足としての利用だけでなく、ドライブなども楽しめるクルマです。
ミニとして初めて採用された5ドア仕様は、幅広いユーザーのニーズに対応し、人気となります。
前後タイヤの間隔(ホイールベース)を3ドア仕様より約70mm延長した結果、同じく後部座席の足元も約70mm拡張することに成功。
家族や友人など3人から4人で移動する機会が多いユーザーに、5ドア仕様はうってつけの使い勝手の良さを発揮します。
現代社会に必要とされる機能を備えたF55型/F56型ミニは、伝統と最新鋭を兼ね備えたコンパクトカーに進化したのです。
ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその1:走行性能に優れたエンジンとトランスミッション
ミニでオススメしたい1つ目のポイントは、エンジンとトランスミッションです。
2014年の登場時から、1.5リッター(1500cc)および2リッター(2000cc)のガソリンターボエンジン2種類を設定。
2016年には、1.5リッターおよび2リッターのクリーンディーゼルターボエンジン2種類が追加されます。
特に、MINI Cooper SD(3ドアおよび5ドア仕様)グレードに搭載された2リッター クリーンディーゼルターボは、最高出力170馬力の高出力ながら、ガソリン1リッターあたり23.9kmの燃費を実現。
この数字は、東京 大手町から神奈川県 横浜市鶴見区まで1リッターのガソリンで走れる計算となります。
ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその2:最高ランクの評価を獲得した予防安全性能
ミニでオススメしたい2つ目のポイントは、予防安全性能の高さです。
ミニには運転をサポートしてくれる機能が多数搭載されています。
特に、F55型/F56型で注目したい安全装備のポイントは、メーカーオプションで設定されている「ヘッドアップ・ディスプレイ」。【F55型/F56型ミニに搭載されている主な予防安全装備】
- 前車接近警告機能(歩行者検知機能)
- 衝突回避被害軽減ブレーキ
- アクティブ・クルーズ・コントロール
- ヘッドアップ・ディスプレイ(車速やカーナビ、オーディオに関する情報を提示)
- リアビュー・カメラ
インパネの運転席側メーターの上に、液晶スクリーンが設置されており、ドライバーが運転中にメーターやインパネ中央のディスプレイを確認しなくても、車速やカーナビの情報などが運転中の自然な視界に入るため、負担なく運転できるメリットがあります。
ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその3:丸いデザインが印象的なインパネ周り
ミニでオススメしたい3つ目のポイントは、インパネ周りのデザインです。
円形デザインを中心に、F55型/F56型ではインパネの装備配置が見直されました。
従来モデルで配置されていたセンターメーターの位置に、新たにディスプレイを装備。
ディスプレイ周囲には、LEDをリング状に配置して、カーナビの案内表示などが見やすくする工夫が施されています。
ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその4:「MINI Style」でオリジナルのミニを作れる
ミニでオススメしたい4つ目のポイントは、個性をより引き出すプログラムが用意されている点です。
ミニの持っている個性を引き立たせるプログラム、「MINI Style」は、6種類のオプションパッケージを設定。
好みに合わせたエクステリアデザインと実用性に優れた装備が用意されています。
中古車を探す際は、オプションパッケージが装備されているかどうかもチェックすると、お得な1台に出会えるかもしれません。
ミニ(F55型/F56型)「MINI Style」で用意されていた主なパッケージ
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な装備】
- 17インチ アロイ・ホイール コスモス・スポーク ブラック7Jx17 205/45 R17
- ブラック・ボンネット・ストライプ
- John Cooper Worksレザー・ステアリング
- マルチファンクション・ステアリング
- MINIドライビング・モード
- クルーズ・コントロール
ジョン・クーパー・ワークス・パッケージ(MINI Cooper Sに設定)
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な装備】
- 17インチ アロイ・ホイール トラック・スポーク ブラック 7Jx17 205/45 R17
- John Cooper Worksエアロダイナミック・キット
- リア・スポイラー
- John Cooper Worksレザー・ステアリング
- マルチファンクション・ステアリング
- クルーズ・コントロール
- スポーツ・オートマチック・トランスミッション*
- ヘッドライナー・アンスラサイト
- スポーツ・サスペンション
- MINIドライビング・モード
ミニ(F55型/F56型)のオススメポイントその5:魅力あふれる特別仕様車を用意
ミニでオススメしたい5つ目のポイントは、魅力あふれる特別仕様車が多数ラインナップされている点です。
F55型/F56型では、ミニの生誕60周年を祝うモデルや、人気カラーを復刻させる特別仕様車を設定。
レアなモデルも多いので、中古車で出会えればラッキーかもしれません。
ミニ(F55型/F56型)で用意された特別仕様車
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
MINI ICE BLUE EDITION(2018)【主な装備】
- 17インチ アロイ・ホイール 60 Years・スポーク2トーン(専用装備)
- 60 Years専用ボンネット・ストライプ(専用装備)
- 60 Years専用サイド・スカットル(専用装備)
- 60 Years専用ロゴ・プロジェクション(運転席側)(専用装備)
- MINI Yoursレザー ラウンジ ダーク・マロン、60 Years専用バッジ付き(専用装備)
- MINI Yoursスポーツ・レザー・ステアリング、60 Years専用バッジ付き(専用装備)
- 60 Years専用インテリア・サーフェス(専用装備)
- 60 Years専用ドア・シル・プレート(専用装備)
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な装備】
- ボディー・カラー(特別装備)
アイス・ブルー・ソリッド- ホワイト・ルーフ&ミラー・キャップ(特別装備)
- オリジナル・デザイン サイド・スカットル / インテリア・サーフェス(特別装備)
- 15インチ アロイ・ホイール ヘリ・スポーク シルバー
- LEDヘッドライト / LEDデイライト・リング(特別装備)
- LEDリア・コンビ・ランプ(ユニオン・ジャック・デザイン)(特別装備)
- ホワイト・ターン・シグナル・ライト(特別装備)
- カメラ&パーキング・アシスト・パッケージ(特別装備)
- PEPPERパッケージ(特別装備)
ミニ(F55型/F56型)スペック紹介
ミニ(F55型/F56型)のスペックを簡単にご紹介します。
全長 | 3.835~4.015mm |
全幅 | 1.725mm |
全高 | 1.430~1.445mm |
燃費(JC08モード) | 14.5~23.9km/L |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1198~1998cc |
乗車定員 | 4~5名 |
まとめ
歴代モデルの伝統を受け継ぎつつも、クリーンディーゼルターボの採用や予防安全装備の充実により、現代社会でも馴染むクルマとなっているF55型/F56型ミニ。
200万円程度の予算で優れた輸入コンパクトカーが手に入るため、購入を考えているなら、今がチャンスです。
F55型/F56型ミニで、楽しいコンパクトカー生活を送ってみてはいかがでしょうか!