チューニングやカスタム、サーキット走行などをしていると「あのパーツが欲しい、安く手に入らないかな?」とが考えたことがあるのではないでしょうか?
実は各パーツメーカーで実施されている「スカラシップ制度」を上手に活用することで、パーツをタダでゲットすることが出来るのです。
ブレーキパーツの大手メーカーDIXCELでもスカラシップを行なっており、お得にブレーキパーツをゲットすることができます。
一体どうすればスカラシップを利用できるのでしょうか?ガッツリとご紹介します!
そもそも…スカラシップって何?
そもそものスカラシップという言葉を直訳すると「奨学金」という意味で、一般的には高等学校や大学などで能力のある学生に対して、金銭の給付を行う制度のことを指します。
本記事を読まれているユーザーさんの中にも、奨学金を利用して勉学に励んでいた方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
モータースポーツにおけるスカラシップも同様で「成績優秀者に対してポイントを付与し、ポイントとパーツを交換する」というものです。
基本的には86/BRZレースや全日本ジムカーナなどのJAF公式戦がスカラシップの対象となるレースやイベントになり、各メーカーのスカラシップに登録して上位の成績を修めると順位に応じてポイントが付与されます。
ポイントが貯まると登録しているメーカーの景品やパーツと交換することができ、タイヤやオイルなどポイントに応じてゲットすることができます。
つまりは、公式戦の成績が良ければその分多くのポイントを獲得できるので、獲得した分だけ多くのパーツをゲットできるのです。
DIXCELのスカラシップは他とは違う?
ブレーキパーツの大手メーカー、DIXCELでもスカラシップ制度を実施しており、多くのユーザーが利用しています。
しかしながらディクセルのスカラシップは他のメーカーとは一味違うのです。
通常のJAF公式戦や地方戦に加え、いわゆる草レースやサーキットトライアルまでスカラシップの対象となっているので、JAF公式ライセンスを持たないユーザーでもスカラシップの恩恵を受けることができます!
JAF公式戦以外というと、K4GPの耐久レースを始め、idlersGamesなどのクラブマンレース、G6ジムカーナなど地方の細かいイベントまで多岐に渡るので、サーキットイベントによく参戦するユーザーにとっては非常にありがたいのです。
しかもディクセルのスカラシップには申込特典も付いているので、活用した方が絶対にお得!
今回、モタガレで実際にディクセルスカラシップを利用してみたので、細かくご紹介します!
スカラシップを受ける為に必要な手順は?
1.ブレーキパッドを購入する
スカラシップに登録する前に行うことは、ディクセルのブレーキパッドを購入することです。
ディクセルの場合、ES以外のブレーキパッドであれば、フロントのみの購入で登録可能です(ESの場合はフロント・リア両方が必要になります)。
またスカラシップ登録には購入したお店の情報が必須となりますので、購入の証明となる領収書は必ず貰うようにして下さい。
今回、モタガレではZC33S用のブレーキパッドを購入し、フロント用にR01、リア用にZを選びました!
2.スカラシップに申し込む
ディクセル公式WebページにあるスカラシップエントリーフォームからPDFファイルをダウンロードし、申し込み書を記入しFAXをします。
住所をはじめ、購入したブレーキパッド、購入したお店などの必要項目の他に、参戦するイベントでの車両名にも気を付ける必要があります。
それはレースイベントに参戦する際に必要な車両名の中に「DIXCEL」「DXL」「ディクセル」のいずれかの文字を必ず入れること。
諸条件に沿った車両名を記入するようにしましょう(例:「モタガレ DIXCEL スイフトスポーツ」「モタガレ DXL WRX」 等)
登録する上では他にも諸条件ありますが、注意事項にまとめて記載しておきますので確認してみて下さい。
3.申し込むだけでブレーキローターが貰える!?
ディクセルのスカラシップでは登録時に申込特典が貰え、以下の4つから1つだけ選ぶことができます。
・スカラシップポイント10ポイント
・328レーシングブレーキフルード2本
・DIXCELレーシングキャップ&タオルパーカー
・PDディスクブレーキローター
・328レーシングブレーキフルード2本
・DIXCELレーシングキャップ&タオルパーカー
・PDディスクブレーキローター
なんと、スカラシップに申し込むだけでブレーキローターを貰うことが出来るのです!
もちろんスカラシップポイントを10ポイントを選んで、サーキットイベント参戦後に付与されるポイントと合わせて好きなパーツと交換するも良し、ブレーキフルードを選ぶも良し、キャップとタオルパーカーのも良しと、致せり尽くせり。
好きなアイテムを選んで下さいね!
4.ステッカーを貼る
申し込みをするとディクセルからステッカーが送られてきます。
サーキットイベントに参戦するクルマの所定の場所にステッカーを貼り、貼ったステッカーが分かるよう車両の前後斜めからの写真を撮影し、ディクセルへメールを送って下さい。
車両の写真を送って、ようやくスカラシップの登録が完了しますので、忘れずに必ず行って下さい。
斜め前からの写真©️モタガレ
斜め後ろからの写真©️モタガレ
5.対象の公式戦やイベントに参戦する
登録が終わったら、ディクセルがスカラシップの対象としているJAF公式戦やサーキットイベントに参戦します。
各イベントに参戦するときには、スカラシップ申込時に記入した車両名で参戦して下さい。
また、参戦時にはディクセルのブレーキパッドを必ず装着する必要があるので、忘れずに装着するようにしましょう。
6.結果を報告する
JAF公式戦やサーキットイベントに参戦したら、必ずリザルトを貰って下さい。
スカラシップ制度は必ず「報告」が必要になります。報告時にリザルト(サーキットが発行する公式結果)を貼付する必要があり、リザルトが無いとポイントが付与されません。
ディクセルの場合、サーキットイベント当日から10日以内に報告しなければポイントが付与されないので、走り終わったら終わり、ではなく早めに報告のFAXをして下さいね!
7.ポイントゲットしてパーツと交換
FAXで報告書とリザルトを送ると、後日ディクセルからポイント付与のメールが届きます。
ポイントが付与されるとポイントに応じた商品やパーツと交換することが出来るので、成績が上位であれば多くのポイントが付与され、より良いブレーキパーツと交換することができるんです!
1戦だけのポイントだけでなく、貯めることで20ポイント分、30ポイント分の商品と交換することが出来るので、計画的に利用することでパーツ代を浮かすことも出来ます。
ディクセル担当者さんの声
スカラシップに申込する上で初期投資は必要ですが、ブレーキパッドは必ず競技に必要なパーツだと思います。
弊社のスカラシップに参加してもらえば、様々な特典をGETできて、結果的にパッドのコスト以上に得をされる方が多いですから、ぜひお申し込み頂ければと思っています。
特徴的なのは誰でもポイントを加算することが出来る点で、入賞ポイントはもちろん、完走するだけでも1ポイント付与しています。
つまり沢山走れば走るほどポイントが稼げますので、本気の方だけでなく、ENJOY派も大歓迎です!
弊社のスカラシップに参加してもらえば、様々な特典をGETできて、結果的にパッドのコスト以上に得をされる方が多いですから、ぜひお申し込み頂ければと思っています。
特徴的なのは誰でもポイントを加算することが出来る点で、入賞ポイントはもちろん、完走するだけでも1ポイント付与しています。
つまり沢山走れば走るほどポイントが稼げますので、本気の方だけでなく、ENJOY派も大歓迎です!
【DIXCELスカラシップ】主な注意事項
ディクセルスカラシップを活用する上での注意事項がありますので、必ず守って下さいね!
・各イベントの車両登録名には「ディクセル」「DIXCEL」「DXL」のワードを入れること。
・必ずディクセルのブレーキパッドを装着して参戦すること
・クルマの所定の場所に必ず「DIXCEL」ステッカーを貼ること
・イベント終了後に必ず順位結果をFAXで報告すること
・必ずディクセルのブレーキパッドを装着して参戦すること
・クルマの所定の場所に必ず「DIXCEL」ステッカーを貼ること
・イベント終了後に必ず順位結果をFAXで報告すること
その他詳しい内容は、ディクセルの公式Webページで確認して下さい。
【DIXCELスカラシップ】まとめ
今回はディクセルのスカラシップを通じて、お得にブレーキパーツをゲットできる方法をお伝えしました。
休日にサーキット走行をよく行うユーザーに是非活用してもらいたいスカラシップ制度。
最初にブレーキパッドを買うだけで、シーズンで使用するブレーキパッドやディスクローター、ブレーキフルードは稼いだポイントの交換分で賄えてしまうこともあります。
また、ブレーキ以外にも競技に必要なエアゲージやテント、ディクセルのウェアやグッズと交換することも可能です。
対象のサーキットイベントに参戦するユーザーなら誰でも登録することが出来るので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。