国内有数のエアロパーツメーカー『DAMD(ダムド)』。
実はあまり知られていないが、エアロパーツの開発・製造・販売のみならず、ダムド公式ホームページから直接購入をすれば、取り付けまで行なってくれるサービスもやっているのだ。
「(開発の手が止まってしまうので)あまり多くの取り付け作業には対応できないのですが、お客様からご要望があれば可能な限り対応するようにしています。」と語るのはダムド代表の面高さん。
エアロの開発者が自ら装着してくれるのは非常に安心だし、ダムドのエアロをチョイスしたオーナーにとって至れり尽くせりなサービスであることは言わずもがな。
今回はリリース直後ながら、売れ行きも好調だというCX-8用のエアロパーツの取り付け現場を取材することに成功したので、同社のこだわりと共に、CX-8のエアロパーツの装着シーンをご紹介します!
Contents
ダムドのCX-8が今アツい!
2017年12月に国内向けSUVとしてデビューしたCX-8は、マツダにとって久しぶりの3列シートを備えた1台となりました。
実際に「ミニバンには乗りたく無いけど、3列シートの家族で移動できるクルマが欲しい」というファミリー層から好評で、そんな「周りと同じはイヤ!」というこだわりを持ったファミリーにこそオススメしたいのが、ダムドのCX-8用エアロパーツ。
そもそも、近年のマツダは魂動デザインに代表されるようにデザインに力を入れており、エクステリア/インテリア問わず高い質感で評価を得ています。
そんなマツダ車を愛車に選んだ方であれば、きっとエクステリアにもこだわりがあるはず!
今回ダムドが発表したCX-8用のエアロキットは、CX-8が元々持つ優雅で気品のあるボディラインは尊重しつつも、ダムドらしいスポーティなイメージを加える仕上がりとなっています。
あくまで純正エアロをベースとして、フロント・サイド・リアの4ヶ所により力強い印象を与えるエアロパーツなのです!
ダムドが自ら取り付けをします
平日限定だが、ダムドでは公式ホームページからの購入であれば、自社製品の取り付けも行なっている。
ダムドでエアロパーツを取り付けてもらうには、平日の昼間にダムドの本社へと車両を持ち込む必要があるため、なかなかハードルは高くなってしまいますが、その反面コアなダムドユーザーの利用が多く、リピーターも多いと同社代表の面高さんは語ります。
「本来なら自分たちの製品はなるべく自分たちで取り付けに応じたいとは思っているのですが、時間の都合などもあり平日のみの対応とさせて頂いています。
また、お客様のお時間の都合もありますので、正直なかなか数はこなせていないですが「どうしてもダムドで着けたい」というお客様の想いにはお応えしています」
また、お客様のお時間の都合もありますので、正直なかなか数はこなせていないですが「どうしてもダムドで着けたい」というお客様の想いにはお応えしています」
ダムドのデザイナー松永さん(右)も取り付け作業を行う / ©︎モタガレ
取材当日に入庫していたCX-8は下回りの3点セット(フロントアンダーガーニッシュ/サイドアンダーガーニッシュ/リアアンダーガーニッシュ)を装着。
フロントアンダーガーニッシュにはLEDアクセサリーランプが備えられているため、フロントバンパーを一度外し、配線まわりの再接続が必要となるので、作業は少し複雑そうだった。
しかし、同製品をデザインした松永さんなど、開発に携わったダムドのスタッフが直接取り付けを行なってくれるので、そのクオリティは安心だ。
また、取付パーツによって日帰りも可能だが、塗装が必要なパーツや取付パーツ点数が多い場合は、車両を預かることになるので注意!
フロントアンダーガーニッシュの取付はバンパーを外す必要があるので、フロントフェンダーも外さなければならない。またフェンダーは穴あけ加工の他に一部カットする必要もある。 / ©︎モタガレ
自社製品と向き合うことの重要性
自社製品をダムドが自ら取り付けてくれることは、我々からしてみれば、なんともありがたい話だが、実はダムドにとってもかなり重要なことなのだとか。
「もちろん発売前に我々の方で、工場から送られてきた商品を実車に装着してみる"フィッティング"は行います。
その際のノウハウを元に取扱説明書を作りますし、ボルトやステーなどの付属品を決定するのですが、実際こうしてお客様の愛車に取り付けてみることで新たに見つかる気付きがあったりもします。
そこで改めて説明書を見直して、分かりづらかった表現を理解しやすく若干を変えてみたり、より取付しやすいように付属品を足したり、発売した後でも、より良くしていく改善をしています。」
その際のノウハウを元に取扱説明書を作りますし、ボルトやステーなどの付属品を決定するのですが、実際こうしてお客様の愛車に取り付けてみることで新たに見つかる気付きがあったりもします。
そこで改めて説明書を見直して、分かりづらかった表現を理解しやすく若干を変えてみたり、より取付しやすいように付属品を足したり、発売した後でも、より良くしていく改善をしています。」
売ったら売りっぱなし、ということではなく作った製品に対して、責任を持つことはメーカーとしての責務。
また、お客さんと直接交流できる点も、貴重な意見交換の場として活用しているそうだ。
そんな話を面高さんとしていると、早速リアアンダーガーニッシュの取り付けが終わっていた。
こちらは Before / ©︎モタガレ
そしてAfter / ©︎モタガレ
確かに、こう見比べてみるとリアビューはかなり大胆に変わっているように思える。
しかし少し引いた目線で車両全体を見渡してみると、元のデザインを崩すことなく、静かに主張しているのだから、これこそがダムドデザインの妙であると感じずにはいられない。
フロントアンダーガーニッシュ
DAMD
価格:98,000円
サイドアンダーガーニッシュ
DAMD
価格:108,000円
リアアンダーガーニッシュ
DAMD
価格:88,000円
リアルーフスポイラー
DAMD
価格:68,000円
まとめ
今回は、ダムドの新型CX-8用エアロと、自社で取り付けを行なってくれるサービスについてご紹介してみました。
エアロパーツ開発に携わったエンジニアが自らマイカーのエアロを取り付けてくれるという安心感はもちろん、熱心なダムドファンならば、この上ない経験となること間違いなし!
平日作業を受けられない方や遠方の方でも、ダムド公式HPでは全国の取付工場を紹介してくれる。
工賃まで含めた一括決済が可能で、エアロ以外のパーツの取付も相談に応じてくれます。
新作エアロもいち早くCX-8に装着されているので、街中でダムド製エアロを見かける機会も増えるかも……!?
CX-8オーナーの皆さん、ぜひダムドの新作エアロはいかがでしょうか?