ホンダ"CR-V"は、世界各国で販売されており、幅広い用途で使用するユーザーに親しまれているクロスカントリーSUVです。1995年に初代 RD1/RD2型が登場し、2020年現在は5代目RW/RT型が販売されています。そのなかで、歴代モデル初となる仕様・装備が満載の、RW/RT型CR-Vをご紹介します。
Contents
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- ホンダ・CR-V(RW/RT系)とは
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)はどのような場面で活躍するクルマか
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその1:軽量・高剛性・低重心を実現したボディ
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその2:広々とした居住空間
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその3:初の3列シート仕様を用意
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその4:安全運転サポートシステムを全グレードに装備
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその5:メーカー初のハンズフリーバックドアを採用
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)の中古車相場
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)の維持費
- ホンダ・CR-V(RW/RT系)スペック紹介
- まとめ
ホンダ・CR-V(RW/RT系)とは
CR-Vは、1995年に初代が登場。
当時のミニバン、SUVブームの最先端を担っていたホンダを代表し、世界約160カ国で販売されました。
約25年もの歴史があり、日本でも定番となったモデルです。
そのなかでも、2018年に登場した5代目 RW/RT系は、発売直後の1ヶ月で約5,000台を受注。
この数字は、当時の月間販売目標台数である1,200台の4倍となります。
ホンダ・CR-V(RW/RT系)はどのような場面で活躍するクルマか
CR-Vは、街中での走行だけでなく、ワインディングロードや山坂道、高速道路など、幅広く活躍可能なクルマです。
その理由は、RW/RT系で初めて採用された「ハイブリッドシステム」にあります。
CR-Vに採用されている「SPORT HYBRID i-MMD」は、走行状況に応じて以下のシステムが自動で切り替わる仕組みとなっているのです。
モーター、エンジンそれぞれが単独で稼働し走行するモード以外に、それらがお互いを補助し合う事で走行するモードの3つが自動で使い分けられ、低燃費と走りの力強さを実現しているのです。
- 「EVドライブモード」
- 「ハイブリッドドライブモード」
- 「エンジンドライブモード」
ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその1:軽量・高剛性・低重心を実現したボディ
出典:https://www.honda.co.jp/CR-V/
RW/RT系CR-Vでオススメしたい1つ目のポイントは、軽量・高剛性・低重心を実現したボディです。
ホンダが推進する新世代プラットフォームを採用すると同時に、軽量で高剛性、低重心を意識したボディを開発。
ドライバーの思い通りとなる走りを実現できるよう、ダイナミクス性能に磨きがかけられました。
低速域から高速域まで、軽快かつ安定した走行性能を可能にしているのです。
ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその2:広々とした居住空間
RW/RT系CR-Vでオススメしたい2つ目のポイントは、広々とした居住空間です。
後席の足元スペースを歴代モデルより広げたほか、シート座面や背もたれの拡大により、ホールド感が高められました。
加えて、シートをレバーでワンタッチ格納できる機構を採用。シートを倒すのも戻すのも、一瞬で済んでしまう手軽さです。
ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその3:初の3列シート仕様を用意
RW/RT系CR-Vでオススメしたい3つ目のポイントは、歴代モデルで初の3列シート仕様(※)が用意されている点です。
同じボディサイズながら、7人乗車を可能とした3列シート仕様を歴代CR-Vで初採用。
燃料タンクの設計を工夫したほか、フロアやルーフ周辺の設計を見直して、広い居住空間が確保されています。
また、シートにもスプリングを内蔵するなど、長時間乗車した場合でも疲れにくい構造で、ミニバンと肩を並べる多人数乗車を可能とする実力を備えています。
(※)ガソリンエンジン仕様のみ選択可能
ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその4:安全運転サポートシステムを全グレードに装備
RW/RT系CR-Vでオススメしたい4つ目のポイントは、安全運転サポートシステムを全グレードに装備している点です。
レーダーとカメラによる車両や歩行者の検知機能、緊急回避自動ブレーキやステアリングアシストなど最新の安全装備が搭載され、安心で快適なドライブを提供してくれます。
ホンダ・CR-V(RW/RT系)のオススメポイントその5:メーカー初のハンズフリーバックドアを採用
RW/RT系CR-Vでオススメしたい5つ目のポイントは、ハンズフリーのバックドアが採用されている点です。
CR-Vでは、ホンダ車で初めて「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用。
手が荷物でふさがっている場合でも、リアバンパー下に搭載されたセンサーに足をかざすだけで、バックドアを開閉できる仕様となっています。
また、ボタン操作により、リアハッチの開閉途中で一時停止できるほか、バックドアが開く高さを固定できる機能も搭載。
ショッピングやレジャーでの、荷物の積み込みに便利です。
(※)グレード・EX Masterpiece、HYBRID EX Masterpieceに標準装備
ホンダ・CR-V(RW/RT系)の中古車相場
2020年5月現在の、CR-V(RW/RT系)の中古車相場は、下記のとおりです。
最低中古価格:198万9000円(2020年5月時点)
最高中古価格:378万円(2020年5月時点)
平均価格:302万4000円(2020年5月時点)
ホンダ・CR-V(RW/RT系)の維持費
ホンダ CR-V(RW/RT系)の、1年間にかかる維持費はどの程度なのでしょうか。
この項目では、CR-V ハイブリッドEXグレード(2リッターエンジン・CVT・4WD仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はレギュラーガソリンで、130円/Lと仮定して計算しています。CR-Vのグレード ハイブリッドEX(2リッターエンジン・CVT・4WD仕様)の実燃費は平均で16.55km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/13486)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
CR-Vを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約70,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
543(L)×130(円、ガソリンの値段)=70,694(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、CR-Vの場合は「自動車税」に分類されます。また、CR-Vのグレード ハイブリッドEX(2リッターエンジン・CVT・4WD仕様)は、「1.5リットル超~2リットル以下」に該当します。
自動車税「1.5リットル超~2リットル以下」:36,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、CR-Vにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)112,340円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし40,300円
CR-Vの年間維持費は約26万円
CR-Vの年間維持費は259,334円です。ガソリン代 | 70,694円 |
自動車税 | 36,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 112,340円 |
任意保険 | 40,300円 |
合計 | 259,334円 |
車検費用のうち、法定費用は車種問わず固定でかかってくる部分ですので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
ホンダ・CR-V(RW/RT系)スペック紹介
ホンダ・CR-V(RW/RT系)のスペックを簡単にご紹介します。
全長 | 4.605mm |
全幅 | 1.855mm |
全高 | 1.690mm |
燃費(JC08モード) | 14.6~25.8km/L |
燃費(WLTCモード) | 20.2~21.2km/L |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1496~1993cc |
乗車定員 | 5~7名 |
まとめ
最新の安全運転サポートシステムや自動開閉式バックドアの採用、7人乗り仕様など、初めてづくしの要素が揃うRW/RT系CR-V。
登場から2年が経ち、徐々に中古車の流通も増えつつあるようです。
今なら、メーカーおよびディーラーオプションが付帯した好条件の個体も手に入るのではないでしょうか。
高い走行性能や低燃費を実現するRW/RT系CR-Vで、普段の生活から休日のお出かけまで、クルマライフを楽しく過ごしましょう。