スバル"レガシィアウトバック"は、ベースである"レガシィツーリングワゴン"のスポーティなスタイリングを生かしたクロスオーバータイプのSUVです。ステーションワゴンにクロスオーバーを掛け合わせたモデルの先駆けで、多くのユーザーからの支持を集めているモデル。中古車市場での流通も多く、今なら理想の中古車が見つかるかもしれません。
Contents
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- スバル・レガシィアウトバック(BP系)とは
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)はどのような場面で活躍するクルマか
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその1:エンジンバリエーションの豊富さ
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその2:専用のツートーンカラーを用意
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその3:3段階のドライブモードを装備
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその4:先進の安全運転サポートシステムを採用
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその5:装備を充実させた特別仕様を積極用意
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)の中古車相場
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)の維持費
- スバル・レガシィアウトバック(BP系)スペック紹介
- まとめ
スバル・レガシィアウトバック(BP系)とは
レガシィアウトバックは、ベースであるレガシィツーリングワゴンを活用し、専用のエクステリアパーツを採用して力強いスタイリングを実現したクロスオーバータイプのSUVです。
1995年に登場した「グランドワゴン」から歴史が始まり、1997年には「ランカスター」へ名称を変更。
2003年に登場したBP系レガシィツーリングワゴンをベースとしたモデルより、海外版の名称である「アウトバック」に車名が統一されました。
アウトバックの登場で、ツーリングワゴン、B4(セダン)とともに3つの車種構成のレガシィシリーズが完成。
以降、多くのユーザーに愛されるモデルに成長しています。
(参照ソース:
https://www.subaru.co.jp/news/archives/03_10_12/03_10_22.htm
)
スバル・レガシィアウトバック(BP系)はどのような場面で活躍するクルマか
レガシィアウトバックは、舗装された環境から荒れた場所まで、あらゆる状況で活躍するクルマです。
その理由は、「最低地上高の設定」にありました。
最低地上高が200mmに設定され、荒れた路面における走破性を高めたほか、レガシィツーリングワゴンが舗装された路面における優秀な走行性能を兼ね備えています。
山奥のキャンプ場や冬のスキー場に行く際、泥や雪で覆われた路面でも余裕の走りで駆け抜ける力強さを見せてくれるのです。
スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその1:エンジンバリエーションの豊富さ
BP系レガシィアウトバックでオススメしたい1つ目のポイントは、エンジンのバリエーションが豊富な点です。
レガシィアウトバックでは、登場直後より2.5リッター(2500cc)自然吸気と、3リッター(3000cc)自然吸気エンジンを採用。
2008年には2.5リッターターボエンジンが追加され、バリエーションが広がりました。
高出力による走りの力強さを求めるならば、3リッター自然吸気エンジンか2.5リッターターボエンジン。
レギュラーガソリン仕様で維持費を抑えつつ、クロスオーバータイプのSUVを希望するなら2.5リッター自然吸気エンジンを選ぶと良いでしょう。
スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその2:専用のツートーンカラーを用意
BP系レガシィアウトバックでオススメしたい2つ目のポイントは、専用のツートーンボディカラーが設定されている点です。
レガシィシリーズで共通しているボディカラーに加え、ツートーンのボディカラーがレガシィアウトバック専用で採用されています。
アウトバック専用のフロントグリルや前後バンパー、オーバーフェンダーによるスタイリングの力強さに加え、クロスオーバータイプのSUVらしさがあるツートーンカラーがよりアウトバックの魅力を引き立ててくれているのです!
スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその3:3段階のドライブモードを装備
BP系レガシィアウトバックでオススメしたい3つ目のポイントは、3つのドライブモードが備わったシステムが採用されている点です。
2006年のマイナーチェンジで導入された走行システム「SI-DRIVE」は、3段階の使用用途に合わせたモードを採用。
シフトレバーの近くに設置されたダイヤルによる調節が可能で、手軽に走行モードを切り替えることができます。
燃費重視から走り重視まで、1台のクルマで3つの異なる走行性能を発揮できるるのです!
スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその4:先進の安全運転サポートシステムを採用
出典:https://www.subaru.jp/safety/eyesight/
BP系レガシィアウトバックでオススメしたい4つ目のポイントは、先進の安全運転サポートシステムが初めて採用された点です。
BP系レガシィアウトバックは、現在のスバルのクルマで定番の装備となっている安全運転サポートシステム「Eyesight」が、初めて搭載されたモデルとなります。
車両に搭載されたステレオカメラと3D画像処理エンジンを使用し、前方や周辺を走るクルマだけでなく歩行者、自転車を検知。
衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制制御で、事故の危険性を軽減してくれるシステムです。
現在でも通用するシステムを、BP系レガシィアウトバックは採用しているので、中古車を選ぶ際も安心です!
スバル・レガシィアウトバック(BP系)のオススメポイントその5:装備を充実させた特別仕様を積極用意
BP系レガシィアウトバックでオススメしたい5つ目のポイントは、装備を充実させた特別仕様車が多数用意されている点です。
中古車を探す際は、装備に注目するだけでなく、特別仕様車であるかどうかをチェックすると、お得な個体に出会えるかもしれません。
スバル・レガシィアウトバック(BP系)で用意された特別仕様車
出典:https://www.subaru.co.jp/
【主な特別装備】
S-style(2007年)
- 本革・アルカンターラシート(アイボリー)
- 本革巻きATセレクトレバー
- MOMO製本革ウッドステアリングホイール
- 木目調パネルサイド、ドアトリム
- 専用アルミホイール(ガンメタリック塗装)
出典:https://www.subaru.co.jp/
2.5XT(2008年)【主な特別装備】
- スポーツシフト[4速・パドルシフト付]
- MOMO製本革巻ステアリングホイール
- オーディオリモートコントロールスイッチ付ステアリングホイール
- ステアリングテレスコピック機能
- 運転席8ウェイパワーシート
- アルミホイール[17インチ、ハイラスター塗装](アウトバック「2.5i S-style」)
出典:https://www.subaru.co.jp/
【主な特別装備】
- バイキセノンヘッドランプ(ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー付)
- 専用オーディオセンターパネル(ピアノブラック)
- クルーズコントロール
- シートポジションメモリー機能付き運転席8 ウェイパワーシート
スバル・レガシィアウトバック(BP系)の中古車相場
2020年6月現在のスバル・レガシィアウトバック(BP系)の中古車相場は、下記のとおりです。
最低中古価格:9万円(2020年6月時点)
最高中古価格:112万円(2020年6月時点)
平均価格:34万5000円(2020年6月時点)
スバル・レガシィアウトバック(BP系)の維持費
スバル・レガシィアウトバック(BP系)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、レガシィアウトバックのグレード 2.5XT(2.5リッターエンジン・5速AT・4WD仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はハイオクガソリンで、140円/Lと仮定して計算しています。レガシィアウトバックのグレード 2.5XT(2.5リッターエンジン・5速AT・4WD仕様)の実燃費は平均で8.34km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/9089)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
レガシィアウトバックを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約150,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,079(L)×140(円、ガソリンの値段)=151,079(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、レガシィアウトバックの場合は「自動車税」に分類されます。また、レガシィアウトバックのグレード 2.5XT(2.5リッターエンジン・5速AT・4WD仕様)は、「2リットル超~2.5リットル以下」に該当します。
自動車税「2リットル超~2.5リットル以下」:45,000円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、レガシィアウトバックにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)112,340円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし42,000円
レガシィアウトバックの年間維持費は約35万円
レガシィアウトバックの年間維持費は350,419円です。ガソリン代 | 151,079円 |
自動車税 | 45,000円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 112,340円 |
任意保険 | 42,000円 |
合計 | 350,419円 |
車検費用のうち、法定費用は車種問わず固定でかかってくる部分ですので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
スバル・レガシィアウトバック(BP系)スペック紹介
スバル・レガシィアウトバック(BP系)のスペックを簡単にご紹介します。
全長 | 4.730mm |
全幅 | 1.770mm |
全高 | 1.520~1.550mm |
燃費(10.15モード) | 10.0~13.0km/L |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 2498~2999cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
クロスオーバータイプのSUVとして先陣を切り、数多くのユーザーに支持されてきた、BP系レガシィアウトバック。
エンジンのバリエーションが豊富に用意されているほか、安全運転サポートシステムを初めて採用したモデルであるなど、高い品質を誇っています。
BP系レガシィアウトバックは現在、30万円から40万円程度で購入可能。
初めてSUVを購入する人に、手頃なモデルになりつつあります。
海や山へのレジャーを、BP系レガシィアウトバックで楽しんでみませんか。
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