日産"スカイライン"は、初代の登場から60年以上が経過する日産を代表するモデルです。そのなかでも1989年から1993年まで生産された8代目 R32型は、2ドアクーペと4ドアハードトップセダンのボディタイプを設定。伝統のグレード「GT-R」の復活により、話題となりました。
Contents
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- 日産・スカイライン(R32型)とは
- 日産・スカイライン(R32型)はどのような場面で活躍するクルマか
- 日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその1:スッキリとしたサッシュレスドア
- 日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその2:貴重な直列6気筒エンジン
- 日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその3:可動域を広げたマルチリンクサスペンション
- 日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその4:後期モデルに5速ATを搭載したトランスミッション
- 日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその5:GT-Rにも引けを取らない「オーテックバージョン」
- 日産・スカイライン(R32型)の中古車相場
- 日産・スカイライン(R32型)の維持費
- 日産・スカイライン(R32型)スペック紹介
- まとめ
日産・スカイライン(R32型)とは
スカイラインは、1957年に富士精密工業(当時、
1966年にプリンス自動車が日産自動車へ合併された以降も、
そして8代目 R32型は、「平成」
「超感覚スカイライン」のキャッチコピーにより、
日産・スカイライン(R32型)はどのような場面で活躍するクルマか
R32型スカイラインは、通勤や買い物などの日常の足から趣味のドライブまで、幅広く活躍するクルマです。
その理由は「ボディサイズ」にあります。
車体の幅は1.7mを切った5ナンバーサイズに収まっており、
車重も軽く、
日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその1:スッキリとしたサッシュレスドア
ドアには窓枠が無く、 ガラスを下げると視界が開け、外の景色が見やすくなるメリッ トがあります。
窓からの光が入りやすいなど快適性が高まり、スッキリとしたデザインに仕上げられました。
これは、R32型スカイラインのデザインを、よりカッコ良く見せてくれるポイ ントではないでしょうか
日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその2:貴重な直列6気筒エンジン
R32型スカイラインでオススメしたい2つ目のポイントは、
以下のエンジンがラインナップされ、豊富なバリエーションが展開されています。
【R32型スカイラインに用意されたエンジン】
・2リッター(2000cc)直列6気筒ターボ
・2リッター(2000cc)直列6気筒DOHC
・2リッター(2000cc)直列6気筒SOHC
・1.8リッター(1800cc)直列4気筒DOHC
・2.5リッター(2500cc)直列6気筒DOHC
特に、スカイラインシリーズで伝統の直列6気筒エンジンは、
また、直列6気筒ターボエンジンを搭載したグレード GTS-
ノーマル仕様でも十分な実力を兼ね備えているのです。
日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその3:可動域を広げたマルチリンクサスペンション
R32型スカイラインでオススメしたい3つ目のポイントは、
フロントとリヤ両方に、当時の最新技術である「
複数のアームに分割することでサスペンションの可動域を拡大し、乗り心地を向上しています。
バランスの取れた走行性能を発揮できるよう、十分なエンジンパワーと軽いボディを生かす足回りセッティングが
日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその4:後期モデルに5速ATを搭載したトランスミッション
当時では希少であった5速オートマチック(AT)トランスミッションを、 後期型で追加された2. 5リッター直列6気筒エンジン仕様に採用。
最高出力180馬力を発揮する大排気量エンジンを細かく変速することによ って、安定したエンジンパワーを引き出すことに成功しています。
のちに多くの車種がATの多段化を進めていく中で、スカイラインは常に一歩先を行く技術を採用していたのです。
のちに多くの車種がATの多段化を進めていく中で、スカイラインは常に一歩先を行く技術を採用していたのです。
日産・スカイライン(R32型)のオススメポイントその5:GT-Rにも引けを取らない「オーテックバージョン」
R32型スカイラインでオススメしたい5つ目のポイントは、オーテックバージョンです。
GT-Rの復活が目立ったR32型スカイラインですが、
日産の特殊車両を製作している「オーテックジャパン」による、手の込んだスペシャルモデルです。
【主な特徴】
- 2.6リッター自然吸気NA(RB26DE型)エンジンを採用
- 専用の吸排気系やカムシャフト、ピストンを採用
日産・スカイライン(R32型)の中古車相場
2020年6月現在の日産・スカイライン(R32型)の中古車相場は、以下のとおりです。
最低中古価格:59万8000円(2020年6月時点)
最高中古価格:168万8000円(2020年6月時点)
平均価格:119万7000円(2020年6月時点)
日産・スカイライン(R32型)の維持費
日産・スカイライン(R32型)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、スカイラインのグレード GTS-t(2リッターターボ・5速MT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。スカイラインのグレード GTS-t(2リッターターボ・5速MT仕様)の実燃費は平均で7.38km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/949)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
スカイラインを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約170,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,217(L)×140(円、ガソリンの値段)=170,500(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、スカイラインの場合は「自動車税」に分類されます。スカイラインのグレード GTS-t(2リッターターボ・5速MT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.6リッター以上、2リッター未満):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、スカイラインにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)102,410円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし48,000円
スカイラインの年間維持費は約36万円
スカイラインの年間維持費は360,410円です。ガソリン代 | 170,500円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 102,410円 |
任意保険 | 48,000円 |
合計 | 360,410円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
日産・スカイライン(R32型)スペック紹介
日産・スカイライン(R32型)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.580mm |
全幅 | 1.695mm |
全高 | 1.340~1.360mm |
燃費(10・15モード) | 7.0~11.2km/L |
駆動方式 | FR/4WD |
排気量 | 1809~2498cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
豊富なエンジンのバリエーションやサッシュレスドアを使用したオ
登場から30年以上が経過し、
購入するなら、今が最後のチャンスではないでしょうか。
R32型スカイラインで、