ランエボのベースはこれ!CD/CB型ランサーに今乗りたい5つの理由

カタログ

2020/09/30

三菱"ランサー"は、メーカーのセダンラインナップを充実させるべく登場したセダン。1991年に登場した4代目・CD/CB型は、スポーツカーモデルのベースともなったクルマです。なぜオススメであるか5つの理由をご紹介します。

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三菱・ランサー(CD/CB型)とは

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/detail/

ランサーは三菱自動車のセダンラインナップでは、コンパクトな部類に位置するモデルです。

1973年の初代登場以降、2010年に6代目が生産終了となるまで、30年以上の歴史を誇ります。

現在も台湾を始めとした海外専売車のネーミングで、ランサーは存続していますが、1991年に登場した4代目 CD/CB型は、兄弟車「ミラージュ」と同時にデビューを飾りました。

バブル経済時代の三菱自動車を支えたモデルです。

三菱・ランサー(CD/CB型)最大の特徴は「エボリューション」のベースモデル

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/detail/

CD/CB型ランサーが持つ最大の特徴は、「エボリューション」。

後に世界ラリー選手権(WRC)などモータースポーツで活躍を見せる「ランサーエボリューション」シリーズの、ベースとなったモデルです。

CD/CB型に設定されたグレード「GSR」、「RS」が元となり、日本国内で定められた280馬力の最大出力制限を目指した1台。

ハイパワーなスポーツカーのベースとなった記念すべきクルマです。

三菱・ランサー(CD/CB型)オススメポイントその1:「角」「直線」を適度に加えたスタイリング

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/detail/

CD/CB型ランサーでオススメしたい1つ目のポイントは、スタイリングで、角や直線を多用したデザインを採用し、「ランサースタイル」と呼ばれる特徴を作り出しました。

キャビン部はやや車高を高めて居住性が確保されているものの、コンパクトかつ密度を高めたスタイリングで、スポーティな印象となっています。

三菱・ランサー(CD/CB型)オススメポイントその2:多彩なエンジンバリエーション

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/detail/

CD/CB型ランサーでオススメしたい2つ目のポイントは、エンジンで、1.3リッターから1.8リッターまで、排気量が異なるエンジンが複数ラインナップされています。

特に1.6リッターV型6気筒エンジンには注目で、世界最小のV型6気筒エンジンとも歌われた同エンジンは、最高出力140馬力ながら高回転型。

後にも先にも例のない「絶滅種」エンジンが採用されました。

三菱・ランサー(CD/CB型)オススメポイントその3:ベーシックカーを超えた当時最新の快適装備

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/detail/

CD/CB型ランサーでオススメしたい3つ目のポイントは快適装備で、電動式パワーシートやオートエアコンなど、ドライブを快適にするアイテムが多数搭載されています。

会社の営業車や自動車学校の教習車としても、ランサーをベースとした車両が採用されていた理由の1つに、快適装備の充実がありました。

市販車向けでも同様に、お得で充実した装備が満載だったのです。

三菱・ランサー(CD/CB型)オススメポイントその4:トランスミッション「INVECS-Ⅱ」

出典：https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/history/detail/

CD/CB型ランサーでオススメしたい4つ目のポイントは、トランスミッションです。

オートマチックトランスミッションが全グレード電子制御化されたことに加え、ガソリンエンジン仕様では「INVECS-Ⅱ」と呼ばれる新機構が取り入れられました。

これは、運転時の癖や特徴を学習し、適切なシフトチェンジタイミングを制御する当時最新鋭の技術です。

三菱・ランサー(CD/CB型)オススメポイントその5:スポーティグレード「GSR」「RS」

Photo by FotoSleuth

CD/CB型ランサーでオススメしたい5つ目のポイントは、グレード「GSR」と「RS」で、モータースポーツのベース車両としても愛用された、スポーティグレードです。

1.8リッター(1800cc)ターボチャージャー付エンジンは195馬力を発揮し、フロントブレーキにベンチレーテッドディスク式が取り入れられました。

スポーツ走行に優れたライトチューンモデルです。

三菱・ランサー(CD/CB型)の中古車相場

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2020年8月現在の、三菱ランサー(CD/CB型)の中古車相場は、以下のとおりです。

平均価格:28.3万円(2020年8月時点）

三菱・ランサー(CD/CB型)の維持費

Photo by mictone

三菱ランサー(CD/CB型)の、1年間にかかる維持費は、いったいどの程度なのでしょうか。計算してみました。

ガソリン代

使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Ｌと仮定して計算しています。

ランサーのグレード GSR(1.8リッター、4WD、MT仕様)の実燃費は平均11.00km/Lです。
（参照：https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/571）

この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。

【ガソリン代計算式】
818（Ｌ）×140（円、ガソリンの値段）＝114,545（円、年間のガソリン代）

ランサーを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000ｋｍ程度の走行で約110,000円程度と考えておきましょう。

自動車税

日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、ランサーの場合は「自動車税」に分類されます。

ランサーのグレード GSR(1.8リッター、4WD、MT仕様)は、以下の金額が課税されます。

自動車税(1.5リッター超、2リッター以下)：39,500円

その他諸々の費用

ガソリン代や自動車税以外で、ランサーにかかる費用を挙げてみました。

項目費用

車検費用
・基本料金
・法定費用（自賠責保険料、重量税、印紙代） 102,410円

任意保険（主な条件）
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000ｋｍ以下
・人身傷害：3,000万円（車内のみ補償型）
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし 50,000円

ランサーの年間維持費は約31万円

ランサーの年間維持費は306,455円です。

ガソリン代	114,545円
自動車税	39,500円
車検費用（基本料金+法定費用）	102,410円
任意保険	50,000円
合計	306,455円

車検費用については自家用乗用車の場合、2年に1度の法的義務があるので、参考程度にしてください。

車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。

また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。

三菱・ランサー(CD/CB型)スペック紹介

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三菱ランサー(CD/CB型)のスペックを簡単に紹介します。

全長	4.270mm
全幅	1.690mm
全高	1.395mm
排気量	1298~1998cc
駆動方式	FF/4WD
乗車定員	5名

まとめ

Photo by crash71100

ラリーなど、モータースポーツのベース車両として歩みを始め、高品質なモデルに生まれ変わったCD/CB型ランサー。

既に生産終了から時間が経過しており、絶滅種に近いクルマです。

中古車市場で見かけた時が、購入のチャンス。

バブル期の三菱車を体感したいなら、CD/CB型ランサーはオススメの1台です！