モタガレに良く寄せられる問い合わせに、「エアロパーツは未塗装のまま買って着けてもいいの?」や、「 白ゲルだったら白ボディの僕のクルマとも合う?」などがあります。
今回は、そんなエアロパーツの疑問にお答えします!
「白ゲル」とか「黒ゲル」ってなに?
エアロパーツにはカーボン製、ABS製、ウレタン製など、いくつかの種類があります。
そのなかでも、白ゲル/黒ゲルは、FRP製エアロパーツの未塗装状態での表面の色を指しており、FRPは、Fiber Reignforced Plasticの略称。
ガラス繊維(グラスファイバー)と溶剤を混ぜ合わせて成型されたものです。
型枠に流し込んで成型するのですが、直接ガラス繊維と溶剤の混ぜ物を金型に入れてしまうと表面が凸凹になってしまうので、これを防ぐために、予め型枠にゲル状の溶剤である白や黒の塗料を流し込み、その後、グラスファイバーと溶剤を流し込んで成型していくという順番で作ります。
つまり、エアロパーツの一番表面に露出している層の色を示しているのです。
ちなみに、「未塗装品」の表記があるエアロパーツの場合、金型の雄型と雌型を合わせた際に生じる「バリ」と呼ばれる合わせ目のはみだしの切削跡も、残った状態で出荷されることが通常です。
エアロパーツは塗るべき?塗らないべき?
結論から言うと、塗装することをお勧めします。
白ゲルもしくは黒ゲルがそのまま露出した未塗装のクリアパーツは、紫外線による変色が起きやすく、屋外に駐車していると直射日光ですぐに変色してしまいます。
また、ボディカラーがホワイトだから白ゲルのエアロパーツをそのまま付けても違和感はないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、メーカー純正色のホワイトにも様々な種類があり、白ゲルのホワイトがそのままマッチすることは、ほとんどありません。
エアロの塗装代っていくらかかるの?
エアロパーツの塗装代金はピンキリなので、一概には言えないのが実際のところです。
クルマには、車種によって様々な色が存在する上、屋外で駐車していたのか、製造されてからどれくらいの年数が経っているのか等、その車の状態でも大きく左右されます。
青空駐車の車はどうしても紫外線による「日焼け」を起こしやすいのですが、板金屋さんは、それらの状態も考慮して調色を行ってくれるので、そういった技術料も関係してくるだけでなく、例えばカナード等の小さなパーツであれば比較的リーズナブルに済みますが、バンパー等の大型のエアロパーツとなると、一般的には「2万円」程度が1つの基準になるかと思います。
取り付けって自分でもできるの?
エアロパーツを自身で取り付け可能かどうかは、オーナーのスキルによって変わります。
メーカーの取り扱い説明書等付属している場合もあり、分からないところはメーカーに問い合わせるのもおススメです。
とは言っても、ブレーキ等の命に関わる「重要保安部品」を取りつける際は、プロに任せるようにしましょう!
両面テープで取り付けのエアロって大丈夫?
近年のエアロパーツは、ビスやボルトではなく、両面テープで止めるタイプの商品が増えてきています。
そんな中、「走行中に落ちたりしないですか?」といった質問を頂くことがありますが、エアロパーツの取り付けに使われる両面テープの粘着力は非常に強力です!
多くのメーカーは、「150キロで走っても大丈夫だった」「サーキットで200キロ出しても取れなかった」など、十分にテストを重ねているため、基本的には問題ありません。
しかし、ボディが汚れていたり、しっかりと脱脂がされていない場合は本来の接着力を発揮できず、落下してしまうということは起こり得るため、自分で両面テープで取りつける際は、洗車の後にブレーキクリーナー等を用いて脱脂を行った後に貼り付けるようにしましょう。
まとめ
そのため、購入する先を選ぶのは重要なポイントです。
値段が安いからと言って、よくわからない販売先から購入すると、安全性が保障されていない粗悪なパーツをつかまされる場合もあるので、気を付けてください。
ちなみに、今回紹介させて頂いた、疑問や問題点などは、すべてモタガレで対応可能です。
また、モタガレは、メーカーとの直接取引を行っており、偽物が届くという心配はまずありません!
カスタムで困った際は、是非モタガレに相談してくださいね。