新型ZR-Vどうやってカスタムする?気になるポイントに着目!

新型ZR-Vどうやってカスタムする?気になるポイントに着目!

特集

2022年春、北米ではHR-Vとして、中国ではZR-Vとしてリリースされた新型クロスオーバーSUV、RZ3-6型ZR-V。

ホンダラインナップの中でヴェゼルとCR-Vの中間に位置する車種で、今までに無かったサイズ感と、他メーカーのライバル車種と直接ぶつかる立ち位置です。

2023年4月に発売された新型ZR-Vにはどういったカスタムの方向性が見えるのか?モタガレ独自の視点でお伝えします!

外装

北米仕様グリルへの交換は?

フロントグリル / ©︎モタガレ

サイズが同一なのかが非常に分かりにくく、フロントバンパーがそもそも異なるためそのままグリル移植は難しように思えます。

フロントグリルに関しては社外アフターパーツメーカーがグリルを開発してくるはずなので、期待したいところです。

カスタムするポイント

Xグレード e:HEV 純正アクセサリー装着車 / ©︎モタガレ

Xグレード e:HEV 純正アクセサリー装着車 / ©︎モタガレ

RZ型ZR-Vの外装をカスタムする上でのポイントとして、前述のフロントグリルであることはもちろんのこと、フェンダートリムをはじめとした部分が気になるところ。

Xでは黒シボ、Zではボディ同色となるボディ下部部分について、海外仕様では艶あり黒の設定があるものの、日本仕様では存在しておらず。

既にヴェゼルなどではマイナーチェンジや特別仕様車のタイミングで、艶あり黒の設定がされていたものの、日本仕様のRZ型ZR-Vでは設定がされていません。

アフターパーツメーカーによるカスタムパーツの販売を待つか、メーカーが純正状態での車両を販売するのを待つのみとなります。

灯火類についてはホンダ車としては珍しく前期型から前後ともフルLEDランプが採用。
車検関係が難しいものの、ヘッドライトフィルムやテールランプフィルムなどでのカラーチェンジも面白いと言えます。

©︎モタガレ

また日本車としては珍しく、純正状態ではフォグランプがどのグレードにも採用されていません。

純正アクセサリーオプションとしてLEDフォグランプが用意されているので、フォグランプが必要な場合は車体購入時に純正アクセサリーを選ぶ必要があります。
 

内装

グレードによる違い

ZR-V e:HEV Zグレード / ©︎モタガレ

RZ型ZR-Vの内装は非常に質感が高く、ホンダお得意のプライムスムースがふんだんに採用されています。

内装においてZグレードとXグレードとで異なるのが、シート表皮のパターンになります。

ZR-V e:HEV Xグレード / ©︎モタガレ

Zは本革とプライムスムースが採用されており、Xでは本革とファグリックのパターン。

ガソリンモデルとe:HEVモデルとで異なるのがシフトセレクターで、ガソリンモデルはレバー式、e:HEVモデルはボタン式となります。
 

FL型シビックハッチバックと比べて

©︎モタガレ

同一のプラットフォームを持つFL型シビックハッチバックと比較し、RZ型ZR-Vはラゲッジスペースがフラットになることが特徴です。

ラゲッジスペースオンリーのラゲッジマットはもちろんのこと、荷室を全て活用できる汎用のラゲッジマットがあると、傷防止や荷物の積載に役立ちます。

カスタムするポイント

©︎モタガレ

RZ型ZR-Vの内装カスタムを進めていく上でのポイントとして挙げられるのが、プライムスムースが多く採用されていることで、目に見えて樹脂パーツ部分が少ないことがあります。

ステッカーやカーボンシートを活用するドレスアップをする上では、樹脂パーツに対して張り込んでいくため、ZR-Vには張り込める部分が少なくなることが見込めます。

エアコン吹き出し口 / ©︎モタガレ

ドリンクホルダーはフロント側に6つ、リア側に2つ装備しており十分確保されています。エアコン吹き出し口に後付けで装着するタイプとなると、吹き出し口が独特な形状をしているため、装着が難しいと考えられます。

フロントドアハンドル / ©︎モタガレ

メリットでもありデメリットでもある点として挙げられるのがフロントドア内側のドアハンドルで、ドアハンドル部分にポケットが無いことで、重いドアを開閉しやすくなっている反面、小物入れとして活用することができません。

アフターパーツで小物入れをつけるなど工夫が必要かもしれません。

ZR-V運転席側天井 / ©︎モタガレ

またZR-Vの欠点として挙げられるのが、前席にアシストグリップが装備されていないこと。

運転席側だけに無いパターンなどは他の国産車にも多かったものの、ZR-Vの場合は運転席側にも助手席側にもアシストグリップが無く、サイドシルが低いことで乗り降りはしやすいですが、乗り降りする際にアシストグリップを頼りにする人にとっては不便と言えます。

FL型シビックハッチバックには有りながら、ZR-Vには無いため、アフターパーツとして発売を待つか工夫して乗り降りする必要があります。

排気系

RZ4 ZR-V e:HEV Zグレード / ©︎モタガレ


FL4 シビックハッチバック e:HEV / ©︎モタガレ

RZ型ZR-Vは左右1本ずつの2本出しのレイアウトが採用されているものの、床下を全て覆われていることから、センターパイプへはダイレクトにアクセスすることができないため、他車に比べて交換は容易ではありません。

マフラーエンド部分の交換であれば、従来通り交換がしやすくなっています。

シビックとはボディ下のレイアウトが異なるため、共通部品とはならなず、ZR-V専用のパーツが必要です。

タイヤ&ホイール

©︎モタガレ

RZ型ZR-VではZ/Xグレードともに18インチサイズが採用。

タイヤサイズは前後共通で225/55R18。

ローダウン向けにインチアップは比較的容易。リフトアップ向けのインチダウンについては17インチサイズまでであれば装着可能と考えられるものの、ポピュラーサイズの16インチは不明確です。

ライバル車種は?

©︎モタガレ

RZ型ZR-Vのライバルとなるのはトヨタ80系ハリアーをはじめ、50系RAV4、マツダKF型CX-5、日産T33型エクストレイル、三菱エクリプスクロス、スバルSK型フォレスターなどが挙げられます。

価格レンジとしても300〜400万円となっており、サイズ感もほぼ同一。

ZR-Vを購入検討にしているのであれば、是非一度試乗してもらい、着座位置の違いや内装の質感については体感して頂きたいところ。

まとめ

今回はRZ型ZR-Vについてカスタムをする方向性をモタガレ独自目線でご紹介しました。

競合となるライバル車種が多数存在するSUV市場に飛び込んできたホンダの新型SUV。

新型車ということで注目を集めており、今後のカスタムパーツにも注目をしたいところです。

RZ3-6 ZR-V用カスタムパーツを見る

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