ミニ"クロスオーバー"は、BMWが所有する「MINI」ブランドのコンパクトカーです。
2010年に初代・R60型が登場。2014年に2代目・F60型へモデルチェンジを実施しています。
初代・R60型は、MINIブランドでは初めての四輪駆動システムを採用したクルマであり、コンパクトSUVの先駆けとなった存在。
旧型となった今でも中古車市場で多くのユーザーより人気を集めているのです。
今回は、コンパクトカーの中古車をお探しの皆さんに、R60型クロスオーバーをご紹介します。
Contents
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- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)とは
- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)はどのような場面で活躍するクルマか
- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその1:4WDシステム搭載車が選択できる
- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその2:立体駐車場に駐車できる車高設定
- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその3:ヨーロッパで認められた5つ星の安全性
- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその4:車内前後に伸びる「MINIセンターレール」を採用
- ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその5:魅力的な特別仕様が用意されていた
- まとめ
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)とは
ミニ・クロスオーバーとはどのようなクルマなのでしょうか。
ハッチバックやコンバーチブル、クラブマンに続いて、MINIブランドでは4番目に登場。
全長4m、幅も約1.8mと「5ナンバーサイズ」を超えた、最も大柄なボディを持つ車種です。
MINIブランドの基本デザインを受け継ぎながら、大きく外に張り出したフェンダーとホイールアーチを採用しています。
一目見てミニとわかる反面、クロスオーバータイプのコンパクトSUVに仕上げるための工夫が、ミニ・クロスオーバーに施されているのです。
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)はどのような場面で活躍するクルマか
R60型クロスオーバーは、日常の通勤通学や買い物だけでなく、休日のドライブでも活躍できるクルマです。
その理由は、「初めて4枚のドアを採用した」点にありました。
今まで、2ドア仕様が基本であったMINIブランドの車種で、初めて4ドア仕様を用意。
4枚のドアを備えたことで、リアシートへの乗り降りがしやすくなり、実用性の向上を図っています。
休日は家族や友人と楽しく気軽にドライブができるように、乗り降りのしやすさをR60型クロスオーバーでは実現しているのです!
しかし、R60型クロスオーバーには他にもオススメしたいポイントがあります。
次の項目からは、R60型クロスオーバーのオススメポイントを1つずつご紹介しましょう!
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその1:4WDシステム搭載車が選択できる
R60型クロスオーバーでオススメしたい1つ目のポイントは、4WDシステムを搭載したグレードが用意されていた点です。
MINIブランドで初めて登場した4WDシステム「MINI ALL4」は、走行状況に応じて、前輪と後輪の駆動力配分を調節できる仕組みを備えています。
アスファルトで舗装された道だけでなく、雪や泥、雨で荒れた道でも安定した走行を実現。
クロスオーバータイプのSUVならではの走りをMINIブランドで味わえるモデルです。
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその2:立体駐車場に駐車できる車高設定
R60型クロスオーバーでオススメしたい2つ目のポイントは、立体駐車場でも駐車できる車高設定です。
R60型クロスオーバーのボディ全高は1.55m。
同じくMINIブランドで販売されていたR56型ミニよりも車高が高く設定されていました。
しかし、ヨーロッパ仕様のボディ全高よりも低く設定されています。
これは、日本の街中で数多く存在する立体式駐車場に対応するために専用のアンテナマウント形状を開発した結果、車高の引き下げに成功したのです。
日本のユーザーを意識したデザインにより、街中へ買い物や遊びに出かけられる気軽さが、R60型クロスオーバーに備わっています。
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその3:ヨーロッパで認められた5つ星の安全性
R60型クロスオーバーでオススメしたい3つ目のポイントは、ヨーロッパで5つ星評価を獲得した安全性です。
ボディを頑丈に作り上げて高い衝突安全性能を誇っています。
衝突時の衝撃を分散する仕組みになっているので、万が一の事故でも最大限の安全性を提供。
加えて、すべてのグレードに合計6個のエアバッグを装備しており、ドライバーを始めとした乗員を守ります。
発売当時、ヨーロッパの衝突安全試験で5つ星を獲得した実績を誇るほど、R60型クロスオーバーは安全を兼ね備えたモデルです!
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその4:車内前後に伸びる「MINIセンターレール」を採用
R60型クロスオーバーでオススメしたい4つ目のポイントは、特殊なセンターコンソールを採用している点です。
R60型クロスオーバーでは、「MINIセンターレール」と呼ばれる装備を採用しています。
従来、運転席と助手席の間に設けられていたセンターコンソールを、リアシートまで伸ばしたのです。
今までの車種ではなかった画期的な装備。
小物入れやペットボトル・缶飲料が収まるカップホルダーが室内中央に備わるので、快適な移動空間を作り上げます。
4WDシステムや4枚ドアの採用など初めてが詰まったR60型クロスオーバーは、室内空間でも新しい試みをしているのです。
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)のオススメポイントその5:魅力的な特別仕様が用意されていた
R60型クロスオーバーでオススメしたい5つ目のポイントは、魅力的な特別仕様が用意されていた点です。
R60型クロスオーバーは、MINIブランドの日本発売10周年を記念したモデルや通常のグレードに装着できるオリジナルパッケージが用意されていました。
ミニ・クロスオーバーの中古車を探す際に、外観や内装をチェックしておくと、特別仕様車やオリジナルパッケージが装備されているモデルに出会えるかもしれません!
ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)で用意されていた特別仕様
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
ロンドン・パッケージ【主な特別装備】
- オフロード・デザインキット フロント/リア/サイド
- アディショナル・ヘッドランプセット(クローム)
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な特別装備】
10th Anniversary Edition
- スペシャル・ステッカー
- ミラーキャップ「UNION JACK」
出典:https://www.press.bmwgroup.com/japan/
【主な特別装備】
- コックピット・サーフェス(ダークシルバー)
- 専用スポーツ・ストライブ
- 5ホール・サーキュラー・スポークホイール
まとめ
ここまで、ミニ・クロスオーバー(R60型・カントリーマン)をご紹介しました。
4WDシステム採用や4ドア仕様の用意など、コンパクトカーのイメージが強いMINIブランドでは初めてのチャレンジが詰まっています。
ミニの持っている独特のデザインを残しつつ、クロスオーバータイプの外観で新しい境地を開拓。
コンパクトSUVの先駆けとなるクルマが、R60型クロスオーバーなのです。
今では手頃な価格の中古車物件も出回りつつありますので、初めて外国車を購入したい人にもオススメできるモデル。
皆さんも、R60型クロスオーバーの中古車で、楽しいドライブに出かけましょう!