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日本初の本格Lクラスツーリングワゴン!日産 初代 ステージア WC34を振り返ります
カタログ
1996年から2001年まで製造販売された日産のステーションワゴンが、初代 ステージアです。
ベースとなるプラットフォームは、スカイラインやローレルと共通で、全車直列6気筒エンジンを搭載していることが特徴となっています。
また、スカイラインGT-Rのパワートレインを流用した「260RS」がオーテックジャパンから登場し、ステーションワゴンのGT-Rとして現在も高い人気を誇ります。
走り好きから支持され、ドリ車としても活躍中です。
日産 初代 ステージア WC34とは
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スクエアなスタイルのステージアは積載能力も高く、多くの荷物を積むことが可能。長距離ツーリングや家族旅行にも、最適なモデルとなっています。
また、スポーツカーとしても名高いスカイラインGT-Rのコンポーネンツを流用した「260RS」は、走り好きからの支持も厚く、現在でも高値で取引される個体もあるほどです。
おすすめポイント1:スポーツカーとワゴンの使い勝手を両立したステーションワゴン
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スタイルはルーフラインの傾斜がないためスクエアな印象で、ワゴンとしての積載能力も十分。
ラゲッジルームの広さや高さは必要にして十分で、日常使いや家族旅行の荷物、お土産を積んでも十分なゆとりです。
出典:http://history.nissan.co.jp/STAGEA/WC34/0103/INTERIOR/index.html
おすすめポイント2:全車直列6気筒エンジンを搭載したパワートレイン
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2.5Lには、自然吸気エンジンとターボエンジンを取り揃えており、前期と後期で出力が異なります。
中でも、2.5Lターボエンジン後期モデルは、自主規制の280馬力を発揮するハイパフォーマンスモデルであることが特徴です。
日産の名エンジンとして知られるRBシリーズを全車に搭載し、走りにも突出したステーションワゴン。
家族持ちの運転好きも納得できる、万能ステーションワゴンを探しているのであれば、候補から外すことができないモデルといえるでしょう。
おすすめポイント3:オーテックジャパンが手がけた「260RS」
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グレード名にもなっている260からもわかるように、スカイラインGT-Rと同じRB26DETT型2.6Lツインターボエンジンを搭載し、5速MTのみがラインナップされました。
出典:https://global.nissannews.com/ja-JP/channels/channel-NNG243?query=RB26DETT&selectedTabId=channel-NNG243-photos
現在でも高い人気を誇り、カスタムカーのベースにもなっています。
また、ドリフト走行にも使われるなど、高いパフォーマンスとポテンシャルを秘めているスポーツモデル。
まさに、ステーションワゴンのスタイルをしたGT-Rと表現するにふさわしいスペシャリティカーです。
おすすめポイント4:素性の良さからドリ車としても活躍
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そのため、修復歴がなく、サーキット走行歴がない個体を探すのは難しいのが実情です。
しかし、サーキット走行をしていても、メンテナンスをしっかりとすれば、通常走行に影響はないため、さほど心配することではないでしょう。
まとめ
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現在でも、状態が良い個体やスポーツグレードは高値で取引がされていますが、やみくもに値段が高いというわけではなく、内に秘めた素性や高い性能が評価されているためです。
単なるステーションワゴンではなく、スポーツ走行もユーティリティも犠牲にしたくないのであれば、ステージアは最適なパートナーといえるでしよう。