"レガシィ"は、スバルを代表するモデルで、ステーションワゴン、セダン、クロスオーバーSUVと多彩なラインナップを揃えています。そのなかでも、1998年から2003年まで生産された3代目 BE/BH系は「新世紀レガシィ」のキャッチコピーで、世界でも通用する「グランドツーリングカー」を目指して登場したクルマでした。
Contents
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- スバル・レガシィ(BE/BH系)とは
- スバル・レガシィ(BE/BH系)はどのような場面で活躍するクルマか
- スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその1:伝統の水平対向エンジンに280馬力仕様を用意
- スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその2:専用設計が加えられたツーリングワゴン
- スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその3:イメージを一新したスポーツセダン・B4
- スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその4:クロスオーバーSUVの先駆けとなったランカスター
- スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその5:「ポルシェの血」が混ざったセダン・ブリッツェン
- スバル・レガシィ(BE/BH系)の中古車相場
- スバル・レガシィ(BE/BH系)の維持費
- スバル・レガシィ(BE/BH系)スペック紹介
- まとめ
スバル・レガシィ(BE/BH系)とは
レガシィは、初代 BC/BF系が1989年に登場して以降、 スバル(当時・富士重工業)の主力車種を務めているモデルです。
そして1998年に登場した3代目 BE/BH系は「新世紀レガシィ」 のキャッチコピーにより、 スポーティ路線を強くアピールしました。
スバルが磨いてきた水平対向エンジン+シンメトリカルAWD( 四輪駆動)システムを引き継いで、 世界でも通用するクルマに進化を遂げています。
BE/BH系レガシィの中古車をモタガレで探す。
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スバル・レガシィ(BE/BH系)はどのような場面で活躍するクルマか
その理由は「シンメトリカルAWD」にあります。
スバルが独自に開発している4WD(四輪駆動)システムを、 レガシィでは全グレードに採用。
すべてのタイヤに駆動力がかかるので挙動が安定し、 荒れた路面や雪道も駆け抜けるほどの高い実力を備えています。
1998年の発売直前におこなったFIA(国際自動車連盟)「 世界最速ワゴン記録」では、時速270kmの最速記録を樹立。
スピードの限界に挑んだレガシィは、 世界最速の座を獲得しました。
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スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその1:伝統の水平対向エンジンに280馬力仕様を用意
2リッター(2000cc)水平対向4気筒エンジンを中心に、多彩なバリエーションを展開。
特に、2リッターのターボ付エンジンがオススメです。
マニュアルトランスミッション(MT)仕様では、 最高出力280馬力を実現。
当時の日本国内で定められていた「馬力規制」 の限界値まで、引き上げられました。
高出力のターボエンジンで、 高速道路や山坂道も快適に駆け抜けることが可能です。
スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその2:専用設計が加えられたツーリングワゴン
例えば、ワゴン専用のサスペンションを使用してラゲッジスペースが拡 大されたほか、 ボディ形状の見直しにより、空気抵抗の軽減に成功。
走りや安全性、 荷物の積載といった使い勝手が磨き上げられました。
スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその3:イメージを一新したスポーツセダン・B4
ツーリングワゴンから遅れて登場したセダンは、BE/ BH系よりB4のサブネームを名乗っています。
4WDロードスポーツのコアメカニズムである水平対向エンジン(BOXER)と4輪駆動システム(4WD)の、 それぞれの頭文字を組み合わせ、「B4」とネーミング。
スポーティな走りと高い居住性で、 操る楽しさと使い勝手を、ライバーや乗る人に与えるセダンとして 生まれ変わりました。
スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその4:クロスオーバーSUVの先駆けとなったランカスター
ツーリングワゴンをベースに、 荒れた路面に対応できる最低地上高のセッティングに変更。
運転席のアイポイント位置を高めたほか、 乗り降りのしやすさが追求されています。
ランカスターは、 現在に通ずるクロスオーバーSUVの先駆けだったのです。
スバル・レガシィ(BE/BH系)のオススメポイントその5:「ポルシェの血」が混ざったセダン・ブリッツェン
ブリッツェンは、オーストリアの「ポルシェ デザイン社」 が設計したエアロパーツを採用したモデルとなっています。
【主な特別装備】
- 専用フロント&リヤバンパー
- 専用リヤスポイラー(ハイマウントストップランプ内蔵)
- 専用フロントグリル
- 専用17インチアルミホイール
ポルシェのテイストが加わったエアロパーツは、希少価値抜群!
状態の良い中古車を必ず見つけたら、必ずチェックしましょう。
スバル・レガシィ(BE/BH系)の中古車相場
2020年6月現在のスバル・レガシィ(BE/BH系)の中古車相場は、以下のとおりです。
【ツーリングワゴン】
最低中古価格:3万円(2020年6月時点)
最高中古価格:300万円(2020年6月時点)
平均価格:37万3000円(2020年6月時点)
【B4】
最低中古価格:9万8000円(2020年6月時点)
最高中古価格:126万円(2020年6月時点)
平均価格:38万5000円(2020年6月時点)
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スバル・レガシィ(BE/BH系)の維持費
スバル・レガシィ(BE/BH系)の、1年間にかかる維持費はいったいどの程度なのでしょうか。
この項目では、レガシィのグレード B4 RSK(2リッター・4速AT仕様)を例に、維持費を計算してみました。
ガソリン代
使用燃料はプレミアムガソリン(ハイオク)で、140円/Lと仮定して計算しています。レガシィのグレード B4 RSK(2リッター・4速AT仕様)の実燃費は平均で8.17km/Lです。
(出典:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/105)
この項目では、1年間の走行距離を9000kmと仮定します。
レガシィを1年間使用した場合のガソリン代は、年間9000km程度の走行で約160,000円程度と考えておきましょう。【ガソリン代計算式】
1,110(L)×140(円、ガソリンの値段)=155,400(円、年間のガソリン代)
自動車税
日本の自動車税は搭載されているエンジンの排気量で区分けされており、レガシィの場合は「自動車税」に分類されます。レガシィのグレード B4 RSK(2リッター・4速AT仕様)は、以下の金額が課税されます。
自動車税(1.5リッター以上、2リッター未満):39,500円
その他諸々の費用
ガソリン代や自動車税以外で、レガシィにかかる費用を挙げてみました。
項目 費用 車検費用
・基本料金
・法定費用(自賠責保険料、重量税、印紙代)102,410円 任意保険(主な条件)
・新規契約
・30歳以上
・ゴールド免許
・運転者・記名保険者とその配偶者に限定
・年間走行距離 9000km以下
・人身傷害:3,000万円(車内のみ補償型)
・対人対物賠償無制限
・車両保険なし41,000円
レガシィの年間維持費は約34万円
レガシィの年間維持費は338,310円です。ガソリン代 | 155,400円 |
自動車税 | 39,500円 |
車検費用(基本料金+法定費用) | 102,410円 |
任意保険 | 41,000円 |
合計 | 338,310円 |
車検費用のうち法定費用は、車種を問わず固定でかかってくる部分なので、把握しておく必要があるでしょう。
また、任意保険は、条件により金額が異なるので注意が必要です。
スバル・レガシィ(BE/BH系)スペック紹介
スバル・レガシィ(BE/BH系)のスペックを簡単に紹介します。
全長 | 4.610~4.710mm |
全幅 | 1.695mm |
全高 | 1.400~1.520mm |
燃費(10・15モード) | 10.0~13.6km/L |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 1994~2999cc |
乗車定員 | 5名 |
まとめ
「世界最速」の勲章を手に入れ、
シリーズ史上初の280馬力を実現したターボエンジンやセダンの
登場から20年以上が経過し、
BE/BH系レガシィで、
BE/BH系レガシィの中古車をモタガレで探す。